【炸裂アニマルガール】卜部日紀



石枝中に通う中学二年生。あだ名は「ひのりん」他。猫耳っぽい癖っ毛とポニーテールが特徴。
頭は悪いが快活で面倒見のよい、皆の人気者。いわゆる「おバカだけどいい子」。

ある日、怪しげな人物(霊長総軍の者と思われる)の襲撃を受け、これを退ける。
すると「参加者の資格あり」として、その者から小聖板を渡され、サーヴァントを召喚。
何が何だかわからないまま、聖板戦争参加者として戦う事になった。……が、結構ノリノリである。

実は釈迦如来に仕え「時空を正す」使命を帯びる一族の生まれであると聞いているが、自覚は無いしそれらしき能力の発現も無い。
双子の妹がおり、姉に輪をかけてアホの子だが戦闘センスは姉以上だとか。今は遠い所でいろいろ頑張っているらしい。





■人物像


一人称:アタシ 二人称:アナタ サーヴァント:ちーちゃん

「っしゃあ、任しときんさい!
 アタシがパパーッと片付けたげるから!」


非常に陽気で人懐っこい。素直且つ感情的で嘘がつけない。
同時に困っている者を見過ごせない、強い正義感と優しさを併せ持つ。それ故に無鉄砲な行動に走りやすい。
いつでも全力疾走、何にでも全力投球。しかし細かい事を考えると頭痛を起こす程度の単純バカ。
学校の成績も体育以外下の下だが、不思議と皆に好かれる魅力を持つ。



■戦闘スタイルと聖板戦争における方針


通信教育で齧った「アニマル拳法」なる技を使う。
ベースは心意六合拳。動物を象った十大形の拳技、そこに勝手に種類を追加し技の数を増やしている。
拳法としてはかなり粗が目立つが、常人離れした生命エネルギー『氣』、爆発的な運動エネルギー『勁』を組み合わせる事で
体格に見合わぬ鉄壁の守りと一撃必倒の力を兼ね備える。が、燃費は相応に悪い。接近戦しか出来ないのも難点。

魔術師との戦闘では、偏った属性の使い手であれば「適応」の体質から優位に立てる可能性を持つ。
一撃耐えさえすれば同じ攻撃にはどんどん抵抗が付き、お構いなしに攻め込める。
最も苦手とするのは、複数の属性を操れる魔術師相手の遠距離戦か。

サーヴァントはあまり戦わせたくないと考え、表に出す事は少ない。自分の拳で状況打開、戦争の早期決着を目指す。
聖板の使い道は、サーヴァントの願いを叶える事だけ。自分は特に願う事はない。



■サーヴァントとの関係


いつもビクビクしているので、彼女的には放っておけない。その境遇に同情し、願いを叶えてあげたいと思っている。
昔飼っていた小鳥と雰囲気が似ているというだけで「ちーちゃん」と勝手に呼んでいるが、少なくとも嫌がられてはいない様子。
猛毒を持つサーヴァントと触れ合い「適応」する事で、そのうち毒手とかに開眼しそうな、そうでもないような。



■イラスト、小説の二次創作使用


どんどん使ってやってください。



「えーと、良くわかんないけど、片っ端からブッ飛ばせばいいの?」

「何も知らない人(モノ)達を巻き込んで、自分だけの都合で利用して、挙句の果てに踏み躙る――
 そーゆーのってアタシ、いっっ……っちばん嫌いなのよ!!!」