-太陽の竜人-


「こんな力が俺の中に……あれ、靴に……穴が!?」


スヴァローグ……と同一視された聖人の血を引く少年。趣味はダンス。血が目覚めた結果こうなった。
スヴァローグは太陽の竜であり、それと同一視された聖人のうち、実際に竜の血を引いていた者の子孫である。
竜の血に目覚めた結果体毛一つ一つが竜鱗と同一となり、感情が高ぶると体毛が変形し黄金の鱗に覆われる。
頭髪のみは鱗にならないが、それでも金色に染まるためまるでスーパー某のようになるとかならないとか。
またその際に鋭い爪が生えるため、靴に穴を開けてしまうのが最近の悩み。
たとえ姿形が変わっても己を見失わないのは英雄らしいといえばそうなのかもしれない。



性格

基本的に性格はほぼ全く変化していない。多少肉食系になった気がする(本人談)。
ただ、以前より英雄の気質が強くなっており、守れるものは命を懸けて守ろうとするし、敵対者への容赦がなくなって
きている。また、善悪をあまり考えないようになり、悪行を働く相手の事情を慮らなくなっている。
これでも総合的に見れば以前より大分多くの範囲を守れるようになってはいるが、その在り方は人を護る英雄のよう
であり、また住処を護る竜のようであるとも言える。
もっとも、その変化の度合いは大きなものではなく、やはり大筋では一般人のような性格なのだが。



戦闘スタイル

普通に接近戦。竜の血の覚醒に伴い竜鱗による防御力上昇と炎熱・竜爪による攻撃能力上昇のお陰で前より格段
に強い。
また、対魔力スキルが向上したことで魔術・神秘に対する相性が極めて向上、凡百の魔術師では傷ひとつ付けらる
ことができない有り様に。その存在自体が協会に保護・管理されるレベルと化している。
欠点としては、ここまで来ても搦手に弱いということ。別に知能が向上したわけでもないため、魔術による搦手はとも
かく普通に話術や詐術に対する耐性は一般人程度でしかないのである。



方針

以前と変わらず、周囲の防衛。ただし、周囲の範囲がかなり拡大している。
友人や学校、私生活レベルだった以前に対し、現在は街一つを周囲と認識している。
これは竜の本能的なものであり、単純に縄張りのようなものだと無意識化で考えているためである。



パートナーとの関係

以前とほぼ変わらず良好。ただし、自身が竜の自覚を持つことで相手の格を知ることとなり、以前より眩しく見える
らしい。ライダーからすれば太陽の如き魔力を発するマスターのほうがよほど眩しいだろうが。
また、竜種として、幻想種としての力の扱い方を教えてくれる先生のようにも思っている。かなりの感覚派だが、もと
もと感覚的に行動していた彼にとってむしろわかりやすいとか。



二次創作:可