元・女子高校生のホルマリン漬け(比喩表現)。
極めて強力な魔術的な異能を持っており、封印指定を受けてしまった。
当時は前者の能力しかまともに扱えなかったため、「封印を執行される未来」を確定させてしまい封印された。封印
される際に真の能力に覚醒したために、本来の未来から「自身が脳髄だけとなっても意識を働かせる事が可能な
状態になる」という未来へと改竄・確定した。本来ならばいくらなんでも脳髄と目だけで行動することはできないのだが、
その改竄により彼女は自身の脳髄のままでも視認し、思考できる。
もっともその代償は大きく、常に眠れずただ目と脳髄だけで保存液に浮かべられている状況は真っ当な精神の人間
にはとても耐えられものではなく、現在は発狂している。
その思考は自身をこのような姿にした魔術師への怨みで染められており、世界中全ての魔術師を皆殺しにすること
を願っている。そのうえで、少なくとも死にたく思い、できれば全く新しい人生を送りたいと考えている。
尚、普段は特殊な封印が施されたケースのフタを閉じて世界の要素が目に入らないようにすることで未来を決めない
ようにしている。
余談だが、彼女の能力は極めて有用なため礼装代わりに使用される事もあったようだ。
魔術師が憎いという妄念に染まっている。それ以外はひたすらに自身の過去を回想しているため、細かい性格は
不明である。ただ、全体的にネガティブであり、いつも「今」に絶望している。
彼女の性格に合うとすれば、憎悪や復讐に凝り固まった同類ぐらいのものだろう。
彼女は戦闘をしないしする能力もない。戦闘は常にサーヴァント任せで、後ろから見ているだけである。
彼女の場合はそれが最強の布陣であり、「アヴェンジャーのダメージが最小となり、相手に多少でもダメージを与えら
れる」未来を常に確定させている。彼女は視野が固定されているため、彼女との戦闘では透視を含めた視界内に
存在しない物体による影響が重要になる。
アヴェンジャー任せ。彼女はアヴェンジャーが望んだ未来を得られるように未来を確定させるのみである。
自身のサーヴァント・アヴェンジャーは世界の滅亡を望んでいると知り、それならついでに魔術師も絶滅すると考えて
いる。そのため、彼女はアヴェンジャーの願いを叶えることが自身の願いも叶うんじゃないかと考え、協力している。
また、神に翻弄されたアヴェンジャーに対し彼女は共感を覚えているため、狂いながらも尊重している。
二次創作:可