プロローグ
数日前、彼女は黒いカードを手に入れた
その神秘的な雰囲気を気に入ったのか
器用にも自分とそう変わらない大きさのカードを自身のねぐらまで持ち帰っていった
次の日、1匹の黒猫が彼女の目の前に現れた
「ようやく見つけた。」
「きみにそれは扱えないよ。全く別の誰かに悪用されるのも
たまったもんじゃないし・・・おいらにそれを渡してくれない?」
「それは良くないものを惹きつける、ここに現れたのがおいらでまだよかった。」
『突然黒猫が喋りだした』という事実に驚くものはここにいなかった
伝えるべきことを伝えて彼は念のため返答を待ったが
まるで意に介さずただひまわりの種齧るだけの彼女を見て
ため息をつきつつ近寄った・・・が
あと一歩というところで突如黒いカードが光を放った
「驚いたなあ、まさかハムスターがマスターになれるなんて・・・」
一歩退いて臨戦態勢を取る黒猫
どんな英霊が現れるのか、とりあえず一合しのいだ後どういう経路で離脱するか
彼が思考を巡らせたところで光が薄れていく
強いプレッシャー、高まる緊張
そうして現れたのは
どうみても
犬だった
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動物像
食欲旺盛で常にひまわりの種をかじっている
寡黙にして秀麗、かつ気高い心の持ち主。その立ち居振る舞いは淑女そのもの
会話の最中にもかじっているのはいただけないが食べ方にも気品がある
というのはサーヴァントの弁
少なくとも彼の目にはそう映っているらしい
ちなみに野良ハムスターである彼女に名前をつけたのは彼女のサーヴァントであるセイバー
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行動指針
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パートナーについてどう思っているか
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台詞の例
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カリカリカリ」
「カリッ・・・・カリッ・・・・カリッ」
「カリカリカリカリ・・・・・・カリカリカリ」
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