人物設定: 小柄で中性的な外見をした少女。 幼い頃に父親から虐待を受け、施設で暮らしてきたという過去がある。 「自分が女だから悪いのだ」という考えに至り、その影響かもっぱら一人称は「僕」。 以前は感情の起伏もなく無口だったが、 とある『放浪の喧嘩屋』との出会いがきっかけで本来の明るい性格を取り戻したようだ。 現在は武者修行中の彼について行く形で石枝市西部のアパートにて同居中。 自身を拾ってくれた喧嘩屋には憧憬と尊敬をないまぜにした依存心を抱いており、 夢を「彼と結婚すること」と公言するなど、彼への好意を隠し立てすることもない。 学校では同クラスの女子と仲良く話している姿がよく見受けられるが、 先述の一人称のためか男子との相性も決して悪くない。 外見: 髪・瞳の色ともに黒。 セミロングに伸ばした髪といい、起伏に乏しい体つきといい、 美少女というよりも『男の娘』に近い容姿をしている。 服装の好みもパーカーやジーンズなどのゆるいものが主だが、 女の子らしい服も着ないわけではなく、意外とかわいいと評判。 戦闘スタイル: 『虚』による強力なエネルギー吸収能力に加え、 前回の戦争でサーヴァントから奪い取った『冬』の力を用いて、 戦いを徹底的に停滞させることを主とした戦法。 力の性質上、敵味方も関係なく巻き込んでしまうため、 集団戦に適しているとは言えない。 未来本人の戦闘能力もお世辞にも高いわけではないので、 孤立してしまうと極端に脆い。 行動方針: 特に何も気にすることなく、普段通りの生活を送っている。 相方のサーヴァントが「勝手にどこかに行く」→「サーヴァントと戦って帰ってくる」の繰り返しなので、 戦況をあまり把握できていないのが現状。 性格的に相性の良い相手/悪い相手: 割と可もなく不可もなくといった感じで、 クラスメイト中心に広く浅い交流が殆ど。 「喧嘩屋」との共同生活の影響で、不良などのガラの悪い人間に対しても(自分に危害を加えられない限りは) 物怖じせずに接することができる。 逆に苦手なものは声の大きい大人。 掴みかかられると過去のトラウマが刺激されてパニックを引き起こしかねない。 相方について: サーヴァント自体が苦手なものの一つ「声の大きい大人」に該当する上に、 出会ってしばらくはしつこく自分に絡んできたために第一印象は最悪。 しかし、多少強引ながらも生き方のアドバイスをしてくれたり、 街で食い詰めた者達の面倒を見たりといった器の大きさを垣間見るうちに、 いつしかかつて自分を傷つけた「父親」の面影を重ねるようになっていく。