「……見下してんじゃねェよ」



■人物像

桐眞 涼二(きりま りょうじ)

一人称: オレ 二人称: アンタ、オマエ、テメェ


<人物>

ボサボサのくせ毛と色白の肌、クマの浮き出た鋭い目つきと、その風貌から非常に危うい印象を受ける少年。
その外面が示す通り、衝動的な攻撃性と暴力を振るうことに一切の躊躇がない非倫理的な精神性を持つ。
それらの性質は幼少期の体験の積み重ねと、彼の起源「無意」に引きづられて発現している。


<経歴>

下っ端の暴力団関係者の父と、一般人の母の間に産まれる。元々望んだ結婚ではなかったためか、夫婦仲は良好とはいえず、
母は日頃から暴力を振るわれていた。その母から産まれた涼二も父にとっては疎ましい存在でしかなく、すぐに虐待の対象となった。
<その後、母が過労で病気にかかり死亡すると、虐待は一層エスカレートし学校にも行けない状態が続いた。
そんな日常の中、ある日頭を鈍器で一際強く殴りつけられた時に、はたと妙な直感が全身を駆け巡る。

        「こんなクズ簡単に殺せる」

この直感通りに行動した結果、目の前には刃物でズタズタに引き裂かれた父だったモノが倒れていた。
下っ端とはいえ暴力団関係者を殺害したことにより、上部組織である「六凰会」から目をつけられ、激しく抵抗するも捕まり拷問を受ける。
本来ならそのまま殺される所だったはずだが、そこで現在の上司である勒木宋也(ろくぎ そうや)の目に留まる。
涼二の持つ攻撃性と、大の男を易々と殺害した手腕を見込んだ勒木は、子飼いの部下として彼を迎える。
以後、涼二は敵対組織への攻撃要員として、その天賦の才を発揮。暴力団事務所程度なら短時間で皆殺しにし、幹部クラスの人間も
護衛もろとも鏖殺してみせた。その成果に勒木は大いに満足したが、当の本人はその結果になんの感慨を得ることも無く
むしろ、イラ立ちがさらに募るばかりだった。
時がたち、勒木が新興地「石枝市」で仕事を始め涼二もその地に立って間もなく、彼から突飛な命令が降りてくる。

「聖板戦争なるものに参加してくれないか?」



■戦闘スタイルと聖板戦争における方針


 <方針・目的>

「聖板戦争の参加者を殺害し、聖板を完成させること」が上司から受けた指示であり、とりあえずこの目的のために戦闘を行う。  
しかし細かな行動方針は涼二自身に任せられているため、彼のサーヴァントであるアサシンを数人引き連れて参加者の情報を収集しつつ
マスターに絞って攻撃するチャンスを狙う。なお彼の無意識の攻撃性から、同年代の人間を狙いやすい傾向にある。


<戦闘における相性>

天性の殺傷能力と起源に引きずられた身体能力から、近接戦において相応の脅威度を持つ。
特に涼二の持つマチェットの奇襲性能は高く、攻撃を無力化しつつ懐に滑り込めば、魔術師といえども致命傷を受ける可能性がある。


■セリフ

「……ゴチャゴチャうるせェんだよ。」

「ムカつくんだよ……。テメェらみてぇにのうのうと暮らしてる連中も、やたら不幸ぶった魔術師とかいう連中も。」

「見下してんじゃねェぞ、化け物ぉ!!」


■イラスト、小説の二次創作使用


何でもOKです。むしろ使っていただけると光栄。