※サーヴァントの真名が書いてあるので注意 『ございますですッ!!』 詳細設定 企画エントリーシート+ ・人物   目取真 重雄(めどるま しげお)。   天射市の高校に通う高校二年生。いかにもガリ勉・秀才といった風貌だが、漫画ばかり読んでいるので   学校での成績は低い。動きは大変キビキビしており逃げ足も速いが、何故かスポーツは苦手。   頭の中は常に漫画ヒーローとなった自分が敵を倒し、ヒロインとちゅっちゅする妄想で埋め尽くされている。   一方で現実の女性とどう接していいか解らず、緊張のあまりにとんでもない変態行為に及ぶ事もしばしば。   異様に早口で滑舌が良く、甲高い声でシャキシャキしゃべる。しかも不必要なくらい丁寧な説明口調である。   第四次聖板戦争で出会ったサーヴァントに影響され、最近では人は清く貧しく生きるべき…という犬儒派思想に染まっている。      ある事情から登校拒否し、家に籠もって漫画ばかり読む引きこもりの毎日を送っていた目取真。   そんな彼の元に、アイドル姿の美少女サーヴァント・林黒児(リン・ヘイエ)が現れ、第三次聖板戦争へと彼を導く。   彼女のスパルタ教育にしごかれて魔術や拳法の技を身につけ、小田吉法子や未来人・グレートローニンタイターΩと知り合い、   タイターをリーダーとしたタイターチームに加入。彼らと共に戦争を戦い、今までの人生で感じた事の無い充実感を手に入れる。   目取真にとっては聖板も、そして多くの人々を戦禍から救う事も、本当はどうでもよかった。   こうやっていつまでも、大切な仲間達と一緒に聖板戦争を戦い続けていたかった。   しかし―――そんな彼の願いは最悪の形で否定される。チーム壊滅。仲間たちの死による、戦争の終わり。   中でも敬愛する師匠…時に姉のように、親友のように、恋人(←言い過ぎ)のように接してくれた林黒児の最期は深い慟哭をもたらした。   美しく誇り高かったその姿を朱に染め、苦しげに呻きながら弱々しく別れを口にする黒児。   唇を寄せる目取真を最後の力を使って張り倒し、『 もっと男を磨いて、もう一度あたしを呼びなさい。それまでおあずけにしとくわ… 』   と…、か細く笑って彼女は消えた。残された目取真は、やはり黒児を慕っていた小田吉法子と共に悲嘆にくれる。   彼はこれが、聖板戦争を永久に続けたいと願った自分への罰だと思った。そして今度こそ人を救う為の戦いをしたいと思ったのだ。      聖板戦争を生き残ったのは目取真と法子だけではなかった。リーダーのタイターもまた、機械の体を損傷しつつも生存していた。   そんな彼に二人は懇願する。タイムマシンで三次聖板戦争の初めに戻り、失われた多くの命を今度こそ助けたいと…。   マシンが損傷しているので危険だと制止する彼を振り切り、無理矢理タイムマシンを起動させた目取真と法子。   しかしタイターの危惧どおり、マシントラブルが発生。コントロールを失い、あらぬ時空の一点にタイムマシンは墜落する。   墜落した場所は第三次の舞台である天射市ではなく、なんとその平行世界・石枝市であった。   …タイムマシンから放り出されたタイターは時空の彼方に消え、見知らぬ世界にたった二人残された目取真と法子。   戦友であると同時に、法子に惹かれている部分もあった目取真は、この心細い状況で必死に彼女を励ます。しかし…   ここで大きな問題が浮上。なんと彼らは一文無しだったのである。諸々の事情から警察も頼れず、ホームレス同然の暮らしに堕ちる二人。   人々を救うという高邁な精神も、衣食足りてこその余裕。飢え死に一歩手前まで追いつめられた彼らの元に、一人の人物が現れる。   それは魔術組織『 霊長総軍 』のエージェント・藤八水。彼は魔力探知により二人が魔術の徒である事を見抜き、   第四次聖板戦争参戦の資格あり…として小聖板を配布したのである。平行世界での戦いから、それが死神の招待状であると知っていた目取真と法子。   だがそれでも、今のこの経済的困窮を救ってくれるサーヴァントを一心に求めて、まず目取真が召喚を試みるのだった…。   『 こんにちワン 』しかし現れたのは樽から手足を出した、薄汚い犬耳男。どう見ても金や食べ物などもってなさそうな見てくれ。   召喚されたサーヴァント・ディオゲネスはなんと、今の目取真らと同じ境遇であるホームレスの英霊であった…。      ・方針(聖板戦争での立ち回り方)   今回、いきなり8人チーム(目取真、小田吉法子、藤八水、タイダー、ディオゲネス、織田教長、徳川家重、アニー)   のリーダーに就任。この大所帯を引っ張って、聖板戦争の裏で暗躍する邪悪な影に戦いを挑む。 《方針@ 悪の組織迎撃》   メインとなる相手は魔術組織・霊長総軍の大幹部、ロックフォードとその配下たち。   ロックフォード一派は、この第四次戦争世界を滅ぼす災厄である『 大極点 』に深く関わるある秘密を持っており、 この秘密を知る藤八水の命を狙っている。よって、向こうから八水のいる目取真チームを狙ってくるのであり、   戦争での基本方針は迎撃戦が主となるだろう。 《方針A テロ集団をぶっつぶせ》 前回の戦争で目取真らのいたタイターチームを壊滅させた怨敵、施恩院垣丸の所属していた魔術テロ集団『 大地の使徒 』。   ロックフォードらにも増して一般人の被害をなんとも思わぬ『 大地の使徒 』は三次戦争同様に蛮行を働き、   自分たちに都合の良い『 大極点 』を起こすべく霊長総軍首領・オーリー誘拐を企んでいる。そしてその影で、   さらに恐ろしい計画が…。彼らの陰謀を阻止するのもまた、方針のひとつである。 《方針B 悪者マスター&サーヴァントをやっつけろ》   敵は上の組織のみではなく、個人で一般人に被害を及ぼすマスター・サーヴァント達も同様に戦う対象となる。   しかし今回の戦争は、例え8人がかりでも相手をするには危険な猛者が数多揃っている…。   悪の組織の陰謀を潰す!…とか息巻いても、その前にそれら個人に叩き潰される可能性も十分にある。   煌星高校生徒会や石枝農林高校エルゲン派、呉宮家といった志ある者達と一刻も早く手を結び、   協力して当たらねば戦いを生き抜く事は難しい。 《方針C 夏だ海だ野球をしよう》   とある事情により戦争中、ほしずなビーチにて野球をする事に…。いや法子がどうしてもやれって言うから仕方なく。   運動神経ゼロの目取真だが、漫画魔術で野球漫画のキャラ能力を再現。なんとかなりそう。   海の家の外人とか、魔法少女も誘ってみたらいいかも。 ・戦闘スタイル(強み・弱点含む)   前回に比べて新技も身に着け、大きくパワーアップ。樽アーマー装備により防御力も格段に上昇。   それなりに戦えるようにはなっている。 まず魔力消費が低く集中も一瞬で済む、漫画魔術の多彩な攻撃で相手をかく乱。   しかしこれは見た目が派手なだけで威力が低く、決定打とはならないので牽制程度に用いる。   これによって相手に生じた隙を、本命の聖板魔術による攻撃で突くというのが基本戦術。    弱点は全体的な威力不足。相手に大きなダメージを与えられる技が、実質『英霊重身・林黒児』くらいしかない。   その他の技は人間相手ならまだしも、サーヴァントに対して使うのはまだ力不足と言えよう。   中国拳法や方術などのスキルもまた、同様である。 ・戦闘時相性の悪い相手・良い相手   イメージすることが大切な魔術を行使するため、その妨げとなる精神干渉系の能力や魔術に弱い。   また、彼の仲間である小田吉法子が使用する同系統魔術『 信長魔術 』に比べて漫画魔術、聖板魔術は変身する対象の再限度が低い。   よって変身して拳や武器で攻撃しても、通常の魔術攻撃と同様に対魔力スキルなどで防がれてしまう。   (法子は物理属性を再現できるので、通常の物理攻撃とみなされ対魔力スキルを無視できる) ・性格的に相性の悪い相手・よい相手   漫画好きなどヲタク的要素を持つ相手とは総じて相性が良い。しかし女性には気持ち悪い相手だと引かれてしまうことが多々。   引きこもっていたせいかコミュニケーション能力が不足しており、今回の戦争の開始時にホームレス化してしまった一因でもある。   しかしその変態的な言動及び珍妙かつ滑稽な振る舞いは、実は彼の根底にある過度に生真面目な部分から来ており、 そういった部分を見抜く目を持った相手ならば、うまくやっていく事ができるだろうと思われる。   …彼のよく行う奇行に『 自分びんた 』が挙げられる。何か大きなミスをした場合、反省と自罰の意味をこめ、  『 重雄のバカ!バカバカバカバカ!! 』と叫びながら自分の左右の頬を自分で激しく交互に打ち叩くのである。   何かの宴会芸かと初見では大概爆笑されるが、それがいつまでも終わらないので段々みんな怖くなってきて止める。    こうした行いを笑って受け流す度量が必要である。 ・サーヴァントとの関係   極貧のホームレス暮らしの中、聖板戦争を戦い抜く為ではなく…ただ生活苦から抜け出したい一心で召喚したサーヴァント。   しかしなんと!! 現れたのは自分達とおんなじホームレスの英霊ディオゲネス。古代ギリシャの哲学者だが、清貧を追求するあまり   野良犬のように生きた賢人である。そのあまりにみすぼらしい姿に絶望する法子と目取真。ホームレスが三人になっただけ!   もう、ダメだ…今度こそ人々を救うとか言って、このザマだよ。あれだけの戦いを生き抜いた自分達が、垢まみれで飢え死にエンド。   最後に、なんでもいいから食べたかったなぁ…。『 おなかへったのかワン? 』ああ…犬の餌でも骨でもいいから、おくれよ…。  『 しょうがないワン。ちょっと待っててね。モゾモゾ…ほい、お金(チャリチャリーン)』え!?ええええええ!?500円玉が四個!!!!   ――――かくして、救世主の出現により目取真たちのフトコロ事情は救われた。なぜディオゲネスが金銭を持っていたかは、彼のスキル参照。   この一件以来、命を助けられた恩義を感じた目取真は、彼に対し敬意を払うようになる。更に、そのよくわからない奇行を勝手に良く解釈し、   すべて深い意味のある哲学的行為だと思い込む有様。こうして第三次聖板戦争で受けた心の傷も、アドバイスと信じた解釈で勝手に癒されてゆくのだった。   やがて、かつてのサーヴァント・林黒児に続く第二の師匠としてディオゲネスを慕うように。師からプレゼントされた樽を着込み、   彼の思想である犬儒派の教えの元で生きようとまで考える。 ・チームの仲間たちとの関係  ★小田吉法子 ⇒ 第三次聖板戦争を戦った戦友にして、恋する相手。最初からそれなりの好意を持ってはいたが、          強く自覚するようになったのは第四次戦争から。前回のサーヴァント・林黒児は早々に目取真のその気持ちを見抜いていたようで、          自分を好きだという目取真の感情がただの憧れ(と、性欲)であると察し、相手にしなかった様子である。          ちなみに鈍感な法子の方はまったく好意に気づいておらず、今回告白されて激しく戸惑うのだった。  ★藤八水   ⇒ 新しい仲間にしてライバル。イケメンでスポーツ万能、頭も良くモテモテ。性格も良いが実は特殊な技術・能力の持ち主で、          闇に潜む邪悪な存在を退治する一族…という目取真の妄想内のヒーローを地でゆく存在。あまりに凄すぎて、          憧れを通り越して激しく嫉妬するようになる。その上、法子が八水を好きになってしまい気も狂わんばかりに…。          そういう感情を抜きにすれば、チームの頼もしい参謀格としてその能力を信頼している。  ★タイダー  ⇒ ピンチの時に助けに来てくれるスーパーヒーロー。そして、大切な仲間。          目取真はタイダーの正体を前回の戦いで出会い、平行世界に来る途中はぐれてしまったジョン=タイター(グレートローニンタイターΩ)であると確信。          法子と目取真がかくも正義の心に目覚めたのは、三次戦争でタイターと出会ってその影響を受けたから。          かつて一度だけ、目取真は彼に本音を吐露した事がある。聖板戦争を、仲間たちとずっと続けていたいのだと…。          それを聞いたタイターは、深い悲しみを湛えた表情をしながら無言で彼を見つめるばかりだった。  ★ディオゲネス ⇒ サーヴァント。上記参照。  ★織田教長  ⇒ 一応、最年長らしいので名目上はチームのサブリーダー的扱い。武将ということで目取真はしっかり敬意を払ってはいる。          当初はその嘘により、彼を信長だと思い込んだ法子がデレデレに。これに焼きもちを焼いた目取真はつい険悪な態度をとってしまう。          しかし嘘がばれて法子との関係が冷えてゆくにつれ、逆に目取真とは仲良くなってしまうのだった。  ★徳川家重  ⇒ 仲良し。目取真は家重をアホ扱いせず将軍として敬い、その上遊び相手にもなってくれるので八水に続く家臣だと認められている。          輝くおでこが気に入られ、暇さえあれば杓でぺちぺち叩かれて大笑いされているようだ。おもちゃ扱いである。          このように、その珍妙な風体のせいか意外にも目取真は子供ウケがよく、懐かれることが多い…半分馬鹿にされてるのかもしれないが。  ★アニー   ⇒ ダイナマイトボディに少年のエロ妄想は爆発。脱・童貞を平身低頭誠意をこめてお願いするも、当然断られる。          目取真は、法子が好きなんでしょ? …と聞かれ、いえ法子さんとは清く正しい交際を考えております。          醜き私の穢れた欲情を法子さんに見せる訳にはいかないので、つきましてはアニーさんのお力で雲散霧消させて頂きたくッ          ごめんなさい、あなたが何言ってるのかさっぱりわからないの…(銃を構える)  ☆林黒児(リン・ヘイエ) ⇒ 三次戦争のサーヴァント。既に戦死。アイドル・師匠・戦友・姉貴分・性的な欲望の対象…と一言では現せない程の大きな存在だった。                目取真にとってのファム・ファタル。その死は半身を失うようなショックを彼にもたらす。  ☆藤原信長  ⇒ 三次戦争でのチーム仲間。既に戦死。その浮世ばなれした言動をいまいち理解できず、もっと仲良くすればよかったと後悔。  ☆八っつぁん(八戸太郎) ⇒ 三次戦争でのチーム仲間。既に戦死。不思議な存在感でタイターチームを和ませてくれた彼の優しさを、思い出すだに胸が温かくなる。  ☆グレートローニンタイターΩ(ジョン=タイター) ⇒ 三次戦争でのチーム仲間でリーダー。同じく前回の戦いを生き残ったが、平行世界に来る際の事故で行方不明に。  ☆スペースブラザーズ ⇒ 三次戦争でのチーム仲間たちでタイターの使い魔。金星人オーソンの他、火星人ファーコン、土星人ラミュー、グレイの四人。              全員、前回の戦いで死亡したと思われていたが…。 ・クロスオーバー的関係 ※一方的な国巣の妄想であり、各作者様の許可を得ていない非公式設定です。幾つもある平行世界のひとつの出来事とでも思っていただければ。 《三次聖板戦争》  ■同世代の戦友?達        ワビットのネバーランド脱出、黒死病軍団討伐戦、リュークロコッタ狩り、幻影城降臨阻止戦などで共闘したマスター達。        彼らの活躍に強く憧れ、それが聖板魔術・英雄重身を生み出す切欠となる。        憧れが過ぎて必要以上に自分を卑下し、ギルバート・ウィンザーにはそんな事でどうすると説教されたらしい。  ■積木 理        戦争序盤に、天射市で起こる数々の怪事件について取材をうける。縁があったのか、その後度々会う事に。        ちなみに夜の公園で目取真のサーヴァント・林黒児が、積木のサーヴァント・ブルーに喧嘩を売る事態が発生。        果たしてその結果は…。聖板あっぷろーど参照。  ■魏信天蓋        戦争終盤に偶然遭遇し数手やり合う。が、サーヴァントの林黒児をして『 どう考えても勝てるわけない 』との事だったので、        謝って見逃してもらった。恥も外聞もなく師弟二人でおでこが擦り切れるほどに土下座したという。        普段強気で勝ち気である黒児が、か弱い女の子のように怯えた表情を見せたので目取真はゾクゾクしたらしい(変態)  ■寡元兵太 戦争序盤、師匠の林黒児に『 あいつ弱そうだから、訓練にちょうどいいわね 』みたいな事言われて無理やり戦わせられる。        訳もわからずちっこい高校生に襲われるかもっつぁん(理不尽)。彼のサーヴァントも自分が出る程ではないと考えたのか現れない。        寡元の名誉の為に言っておくが、彼の魔術及び肉体・格闘技術は目取真よりも遥かに上であり普通なら負けるはずがない。        しかし豆腐メンタルのせいで実力は十全に発揮されず、目取真の習い立て魔術と中国拳法に大いに翻弄されてしまう。        結局ほぼ互角の戦いとなり、決着がつかず引き分けとなった。『 なんだか次は勝てそうな気がする! 』…とは戦後の目取真の弁だが、        第四次では豆腐メンタルを克服したようなので、再戦時の勝てる確率はほぼ0%と思われる。  ■ヘルマン あ、あなたは○○先生ッッ!! おぼえてらっしゃいますか! 昨年コミケであなたの同人誌を買わせていただいた者です!        いや〜まさかこんな所で会えるなんて感激だなあ!! …そう、なんと目取真はネオニートのファンだったのだ。        天射市街をあの格好で歩いていたヘルマンと遭遇、握手してもらう。ちなみに聖板戦争参加者だとは全然気づかず、        会ったのもそれ一回きり(笑)まさかその正体が大魔術師だとは思わんだろうな。ちなみに彼のゴーレムが戦う所は何度か目撃している。  ■大宮風悟&ウィルハルト 天射住宅街で殺戮を働く魔獣・リュークロコッタとその群れを倒す為にチームで出動した目取真たち。        ところが、無数にいた群れは魔獣ハンターのウィルハルトが既に狩り尽くしていた。その圧倒的強さに驚愕する一同。        そこへ、同じく魔獣を狙う大宮風悟が現れる。風悟から強烈な魔獣の気配を感じ取り、ハンターの血が騒いだウィルハルトと風悟の空前絶後の対決が始まる。        人知を超えた両者のバトルに、思わずヤムチャ化する面々だった。  ■ホホロウシュ 天射市に広範囲に渡って散布された霧露帝釈天網により、ホホロウシュの魔力略取を受ける魔術師達が続出。これを防ごうと、        ミラ=アニウスに協力を頼もうとしたりあの手この手で作戦を巡らせる。しかし結局首謀者であるホホロウシュを倒す事はおろか、会う事すらできなかった。  ■ドライゼ ホホロウシュの発生させた魔的な水銀の霧・霧露帝釈天網。タイターは未来科学によるコンピューター分析で、これを錬金術師の作ったものと看破。        しかし何者が作ったのか判らず、またその所在も掴めなかった。情報を求めて魔術組織・万霊の筆にハッキングを仕掛け、錬金術師にして魔術師にして代行者、        ドライゼ・Gの元にたどり着く。色々あって彼こそ霧の発生者だと誤解し、戦闘に及ぶ。長い戦いを経てそれなりに力をつけてきた目取真達は、        強敵であるドライゼ相手に優勢に進める(6人がかりだけど)。途中、彼のサーヴァントであるヘルシングに誤解を指摘され戦闘中止。        実はもう少しでドライゼの反転衝動が解放されそうであった為、危うく爆葬式典で死者が出るところだった…。        その後勘違いを深く謝罪、なんやかんやで仲良くなる。教会の異端一斉排除令はいいのか…。  ■エルネスト 仲良くなったドライゼの口から、霧露帝釈天網の発生者と疑われる錬金術師の存在を聞かされる。その名はエルネスト・ワールズワース。        魔術協会から派遣された聖板戦争の運営補助である。アトラス院の書庫番を務め、神秘隠蔽に有能な人物と知られているが…。        しかしドライゼは以前アトラス院に在籍していた際、その優れた慧眼でエルネストの秘められた危険な本性を見抜いていたのである。               まぁこれまた勘違いなのだが、実際にエルネストはホホロウシュの霧露帝釈天網を解析し利用していたので強ち間違ってもいない。        これまたハッキングで居場所を突き止め、その住処に潜入。エルネストは留守だったが魔力略取装置とおぼしきものを発見、        ビンゴとばかりに破壊を試みたが、常軌を逸した威力の連鎖トラップにひっかかって大打撃を受け、瀕死の態で退却した。        この怪我の治療の為に目取真を含む仲間たちは、聖板戦争を一時休戦せざるを得なくる。        この間、ホホロウシュはもう十分に魔力と情報を得た…と判断したのか(あるいは誰かに倒されたのか、ミラあたりが霧を消滅させたのか)           霧露帝釈天網は消える事となる。終盤に目取真達は大量虐殺を目論むテロリストとしてのエルネストの本性を知り、今度こそ打倒しようとするも、        その前にチームが壊滅してしまったので果たせなかった。なおエルネストは焔条陽介やリィサ・レゾナンツァの手で激戦の末倒されている。  ■騎羽大輔&百々聡悟 刑事である二人から、天射に潜伏中と思われる女性連続殺人犯(鬼頭シュウ)や元人身売買組織幹部の施恩院垣丸について捜査協力を求められる。        騎羽には以前、危うく決闘罪で逮捕されそうになった経緯もあり皆ビビっていたので、揉み手をしてご機嫌うかがいに徹した。  ■ラザロス&アテルイ 後半戦のタイターチーム戦力アップを狙い、思い切ってチーム勧誘の為に接触した相手。(この他、クライヴ&妙印尼などにも声をかけている)        一度だけ共に戦い彼らの実力に感嘆しながらも、なんかノリが違う、キャラの方向性が違う、顔が怖い、普通に怖い…などの理由で結局彼らとは別れた。        もっと考えて声かけろよ! 向こうにも失礼やろ。  ■サイオウゴー&ブルマン君 施恩院垣丸は自らの魔術・獣口壇をかける下僕を必要とし、倒されたリュークロコッタの代わりとなる魔獣を探していた。        目をつけられたのは獣口壇と相性のいい動物たち。馬のサイオウゴーとゴリラのブルマン君が捕まって魔術を施され、危うく人食いの魔獣にされかける。        垣丸に操られた動物たちと望まぬ戦いをさせられる目取真たちだが、結界で封じられていたサイオウゴーのサーヴァント・馬超が自力で脱出、        彼の大暴れで形勢逆転。サイオウゴーとブルマンくんも元に戻り、垣丸らを一時撃退に成功。事件はめでたく解決した。しかしこの一件で施恩院垣丸の恨みを買い、        終盤のチーム壊滅に繋がる。  ■鋏蘭慶冴 なんとなく、似た臭いを感じる。  ■瀬尾天河 密かにチャドーの基本技を学ぶ。  ■辺見泰三 第四次聖板戦争において目取真が第三次戦争を回想する時、何故か回想シーンに紛れ込んでいる謎のじじい。        一緒に戦った憶えもないのだが、あたかも昔からタイターチームの一員だったように馴染んでいる。        最近はなんだか泰三も戦友であったような気さえしてきている…(怖)        きっとあまりにインパクトの強いキャラだったので、脳に存在が擦り込まれてしまったのだろう。 ・聖板にかける願望   前回からそうだったが、聖板にかける願いは特にない。   彼のサーヴァントにも願いはない。もし聖板を手に入れたら、好きな女の子の願いを叶えてやりたいと思っている。 ・セリフ 『 ヘイエ師匠ォォォー!! 私(わたくし)はきっと、立派な男になりますですよォォォー!!』 『 そ、そうか! つまり、こういうことがおっしゃりたいのですねディオゲネス師匠ッ!! なんて深い、深すぎるッ!』 『 お見せしましょう。あの戦いの英雄たちを再現せし、聖板魔術の力ををッッ!!!』 『 八水さん…あなたは、あなたは私の欲しいものを全部持っている。私は…あなたが羨ましい。妬ましいんですッ!   あなたは本当に良い人なのに…大切な仲間なのに…。こんな醜い自分を、許してくださいペコリッ! 』 『 だって私は法子さん、あなたが好きなんです。ずっと、前から…。え?ヘイエ師匠ですか、まあその彼女も好きですけど…。』 『 もう限界だ…チームは解散ですッ。こんなに気持ちを抱えたままじゃ、誰かを助けるなんてできやしない!』 『 タイター!! 嘘だ、嘘だぁ!!!! 私のせいで…ッ 』   ・イラスト・小説などの二次創作使用の可否   かまいません。 ・その他自由スペース 《 魔術師としての性質 》 『起源』  夢想  『魔術属性』地  『魔術特性』具現 『魔術分野』表演魔術 《 漫画魔術によるキャラクター変身一覧 》  孫空悟  …漫画『ドラゴンボーリング』に登場するキャラクター。        変身時には彼の必殺技・亀派滅波をビームのように放つ。  骨肉マン …漫画『骨肉マン』に登場するキャラクター。        変身時には彼の必殺技・骨肉バスターを仕掛け相手の身体五ヶ所を蹂躙する。  高菜龍次 …漫画『ゴングにかけろ』に登場するキャラクター。        変身時には彼の必殺技・ギャラクシアンマグナムを放ち、負電荷を帯びたプラズマスパイラルをぶつける。  オトリ  …漫画『オトリ』に登場するキャラクター。        変身時には彼の必殺技・15連鍵パンチを放つ。  ルピィ  …漫画『ONE PEACH』に登場するキャラクター。        変身時には彼の必殺技・ガムガムの銃を放ち、遠くの相手も攻撃する。  黒邪気苺 …漫画『BRIGE』に登場するキャラクター。        変身時には彼の必殺技・月牙天葬を放ち、相手を斬る。  ゴッツ  …漫画『バーサーカー』に登場するキャラクター。        変身時には彼の必殺武器・大剣ドラゴン転がしの一撃で相手を叩き斬る。  エディ  …漫画『眼鏡の錬金術師』に登場するキャラクター。        変身時には彼の技・物質練成を行い、地面から石壁を出す。  泉新吉  …漫画『共生獣』に登場するキャラクター。        変身時には彼の左腕に宿る共生生物・ヒダリーを出して攻撃させる。  小松小一 …漫画『テラフューチャーズ』に登場するキャラクター。        変身時には彼の身体に施された強化手術の力・オオスズメ蜂の能力で攻撃する。  エリン  …漫画『反撃の巨人』に登場するキャラクター。        変身時には彼の腰部に装着された立体行動装置を使用し、立体的な行動が可能となる。 八神星  …漫画『キリングノート』に登場するキャラクター。        変身時には彼の所有する名前を書いた相手を殺せるノートで攻撃する。  アコギ  …漫画『アコギ』に登場するキャラクター。        変身時には彼の百戦錬磨たる天才雀師の勝負運を発揮し、なんやかんやで勝つ。  カナキ  …漫画『大阪喰種』に登場するキャラクター。        変身時には個性的なマスクを被り、お尻から体外捕食器官の尻尾を出して攻撃する。  菅高男  …漫画『悪の鼻』に登場するキャラクター。        変身時にはクソムシ変態野郎となり、盗んだ女の子のブルマを履く。別にいつもの目取真である。  木村天心 …漫画『ぐれいとろうに天心』に登場するキャラクター。エロ詩吟とは関係ない。        変身時には彼の幕末人斬り必殺剣技・秘伝鶴木流屑竜閃で相手を攻撃する。おろ。  生かせんせー…漫画『謀殺教室』に登場するキャラクター。        変身時には彼のイカの触手にナイフを持ち、高速移動で相手を切り刻む。  イバラギ …漫画『ワンツーパンマン』に登場するキャラクター。        変身時には彼のどんな敵でも二発で倒すワンツーパンチで攻撃する。   チェンゴク天正記チョチョの奇抜な冒険 ※これらの他にも大量の漫画キャラにチェンジが可能。く、くだらねぇー -------------------《以下、おまけ設定》----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【キャラのモデル】  性格のモデルは特にいないが、あえて言うなら自分…を過度に誇張して作っている。実際あんな外見でも変態でもない。  外見のモデルは結界師に出てきた松戸平助というキャラクター…だったような気がする。あとハンター×ハンターのノヴ。  タイターに続く、聖板二代目主人公として製作。まず守護者・英霊エミヤと共に戦う守護者・英霊メドルというのを考えた。  そしてその英霊メドルが、かつてどのような人間だったのか―――――と時間を遡って退化、弱体化させていく。  そうして出来上がったのが、目取真重雄というキャラクターである。実際はもうちょっとかっこいいキャラクターだったのだが、  ちょっと退化させ過ぎたかもしんない。 【今回カットされたスキル】  スキル名 方術:E  第三次聖板戦争での自身のサーヴァントにして師匠、林黒児から習った中国由来の魔術。  法術、道術とも称される仙術の下位術である。戦力アップの為に黒児から教えを受けたものの適性がなく、  五行金遁の術でアルミ缶をぶつけたりスプーンを曲げるくらいしかできない。  …てなわけで、使えないあるだけ能力ゆえに記述は省いた。 【新技・聖板魔術!】  前回の戦いのラストで自らの無力さを知り、打ちのめされた目取真が、第四次聖板戦争冒頭で覚醒した新しい力。  架空の存在である漫画のキャラクター達よりも、現実に目の当たりにした第三次の戦友たちの姿は強烈なインパクトを彼に与えた。  漫画ヒーローがそのまま形をとって現れたような彼らに、より強く激しく憧れの念が喚起された事は言うまでもない。  この直に接したという『 現実性 』の分、聖板魔術は漫画魔術より強い力を持っているのである。  …余談ながら聖板魔術『 英霊重身 』により、かつてのサーヴァント・林黒児に変身する事ができるようになった目取真が、最初に行った事とはなにか。  唯一変身可能な女性という事で、当たり前のように鏡の前で服を脱ぎ裸になってみたのである。  しかし彼女の裸体を見た事が無かったせいでうまくイメージできず、モザイクがかかっていてがっかり。 【目取真と野球】  この度の聖板戦争、選択肢によっては何故か『 ほしずなビーチ 』で野球をしなければならなくなる。  目取真は極めて鈍い運動神経の持ち主、当然スポーツなどほぼやった事は無いので野球などできようはずもない。  だが、しかし!! 偶然に海の家に置いてあった野球マンガを読む事で、漫画魔術によりキャラクターの野球能力を再現可能になるのだ!!  …問題は彼の読んだ漫画である。ドカベンやタッチあたりなら問題ない。しかしアストロ球団や逆境ナイン、アパッチ野球軍とかだったらどうするのだろう。  Mrフルスイングならまだいい。とりあえず地獄甲子園でないのを祈るばかりである。 【七面倒くさい!?第四次聖板戦争の恋愛模様】  ただ楽しい事を仲間とやりたい一心で集まったサークルの人間関係が、恋愛沙汰で崩壊する事は往々にしてある。  たまには物語のカタルシスよりリアリティ(生々しさ)を優先し、世界の危機に立ち向かう若者達がつまんない恋愛関係に振り回されるのもアリだろう。  今回、第四次聖板戦争に登場する国巣キャラの恋愛模様を図示すると以下の通り。  目取真&織田教長→小田吉法子→藤八水→アニー→タイダー(タイター?)  矢印の向かう先が彼ら(彼女ら)の思慕する対象である。ちなみに終着点のタイダーだが、彼は彼で  第一次聖板戦争で会ったナイチンゲールや第二次聖板戦争で会ったAKちゃんなどに想いがあるようなので、  結局のところ皆の気持ちは一方通行。誰も報われる事はないのである。   【目取真重雄の秘密の力】  第四次聖板戦争を主催している魔術組織のリーダー、オーリー=グラスマンいわく…人は誰しも多かれ少なかれ『 英雄の因子 』というものを身に宿し、  英雄になりえる可能性を有しているという。しかしオーリーの編み出した因子量判定術式によれば、目取真重雄の英雄因子はゼロ。  まったくの一般人である。ここまで英雄性のない凡人も珍しい…と逆に研究対象に選ばれそうなほど。  だが実は本人の英雄因子はゼロでも、目取真は世界に遍在する因子をその身に集積・蓄積できる稀有な能力を秘めているのである。  ただし因子を長時間留め置く事はできず、すぐに流出させてしまうのが欠点。これにより彼は、ほんの一瞬だけ英雄に  なる事ができる。例え一介の匹夫であったとしても、志さえあれば人は英雄になれるのだ。一時だけならね。 【怨敵・施恩院垣丸の末路】  魔獣や巨人を使って多くの一般人を殺害し、戦争運営や心正しきマスターたちを敵に回した施恩院垣丸。  目取真たちとも度々戦って因縁があり、そのサーヴァントであるデーヴァダッタとも合わせて、仲間たちを殺傷した憎い相手である。  垣丸は自分の愛する家族の死の遠因となった聖板戦争を激しく憎悪し、主催者や戦争参加者を皆殺しにする為にやってきた。  魔術テロリスト団体に所属し、その力を借りて巨人群を召喚。終盤に暴れまわる事となる。  タイターや目取真を一蹴した後、圧倒的巨体を誇る巨人群に命じて、数多のマスター&サーヴァントを捕食し殺害。  ところが巨人たちは天射地下から突如現れたオアンネスに逆に捕食され、また本気を出したリシュヤシュリンガに狩られ、  ヘルマンのゴーレムに打ちのめされ、エスティアのサーヴァントのヴィシュヌに一掃された。  残された垣丸は他マスター達と大立ち周りを演じて何人か打ち倒すも、アンノウン・出雲ルナ・月歳狛玄・宝誌和尚ら退魔の者達の攻撃に敗れて消滅。  今わの際に呼び出した餓鬼道の餓鬼軍団も、彼らや生き残ったマスター達に残らず掃討された。  この戦いは紂王の幻影城攻略戦と並んで、続くオアンネス・聖板ヲ望ム全テノ敵・デウスエクスマキナ(配管氏作成のものではなく、ナハト氏作成設定の裏ボスのこと)  といったラスボス(リシュヤシュリンガは焔条陽介たちが打倒)戦の前哨戦となり、共闘したマスター達はその後も深く交友を結んだという。  目取真も彼らと共に最終決戦に臨みたかったであろうが、残念ながらその一歩手前で脱落となった…。 ※ここに挙げたものはすべて国巣個人の脳内妄想設定であり、なんら公式的なものではありません。