詳細設定 企画エントリーシート+ ・人物   ギャル系ファッション雑誌『 蠱惑魔alice 』のカリスマ読者モデル。以前はテレビのバラエティ番組にも出演し、年上にもタメ口のキャラでウケていた。   おバカ丸出しの言動がお茶の間の笑いを誘っていたようであるが、しかし言動とは逆に、内面は非常にしたたかで腹黒い。   実は二階堂平法を修め、『心の一方』と呼ばれる奇怪な催眠術の使い手としても知られる江戸初期の剣客・松山主水の十七代目の子孫。   ・方針(聖板戦争での立ち回り方) 所属する組織の命令を忠実にこなすのみ。隙あらば目立ち、大幹部とお近づきになりたいと考えている。   大極点の到来、世界の危機などには実感が湧いておらず、まあどうにかなるだろうとタカをくくっている。    やばくなったら、とんずらー!! ・戦闘スタイル(強み・弱点含む) 『歩雲履』の体技と心の一方を組み合わせた妖剣を以って敵を攻撃。  影の中から現れたり、水面を駆けたり、走行中の車に張りついて斬りつけてきたりとバラエティ豊かな攻撃法に加え、催眠術による精神攻撃も同時に仕掛けてくる。  雲をつくような巨人になったり、相手を小人化したり、突風や大水を起こしたり、口から牛馬を吐き出したり、死んだはずの相手の知人に化けたり色々と楽しませてくれる。 それが効かなければ一般人を催眠術にかけ強化し、洗脳して手駒にする戦法も多用する。 ・戦闘時相性の悪い相手・良い相手   サーヴァントの多くは英雄傑物であり、並外れた精神力で心の一方を跳ね除ける者も多い。『精神干渉を遮断する』タイプのスキルを持っていたり、   狂人ゆえにまともな精神構造をしていない相手にも、催眠は効きにくいので相性が悪い。剣術に優れ、剣の才も人並み以上ではあるが、   修行を怠っているので、達人級の武術を修めた者にはどうしても劣ってしまうようである。   …しかしケンカの駆け引きは巧い。心の一方、剣技、歩雲履、命律崩しといった数々の技術を組み合わせ、機転の利いた選択行動をとることで   実力以上のものを発揮する事もしばしば。外見と言動で侮った格上の相手を、幾度も討ち取っている。     ・性格的に相性の悪い相手・よい相手   あけっぴろげで馴れ馴れしく、無作法で遠慮がない。物事もズケズケ言うので、礼節を重んじる相手とは極めて相性がよろしくない。   逆に堅苦しさを嫌う相手ならば、意外と好感を持たれる場合もある。 その言動のせいで、バカが嫌いな人間とも決定的に相性が悪い。   同年代のギャル達には、大きな指示を受けているようだ。 ・サーヴァントについてどう思っているか   キモい…。 ・聖板にかける願望   とくにない。偶然手に入っちゃったら一億円くらいもらおうかとか、そんな感じ。 ・セリフ 『 あーし(注・あたし)そのうちマジ天下とるし。ノブナガ的にィーマジ天下とっからー』 『 やっべあっちー!!マジ夏あっちー!!うっぜー地球うっぜーわ!!』 『 ちゅーかーあーし女子力パネェー思わん? な、思わん?』 『 ギャー寄るんじゃねーし変態おデコ!! もうマヂ無理。。。』 『 ほーら、この目をよォーく見な。そーそーいい子いい子ォー。さぁどんどん心が溶けて流れてェーあんたはあーしのモンになるのォ〜。』 『 畏まりました。必ずやこの任務、完遂させてみせます。我らが霊長の未来に永久の栄えあれ! 』 ・イラスト・小説などの二次創作使用の可否  ええで…ええで…。   ・その他自由スペース 《 魔術師としての性質 》 『起源』  篭絡  『魔術系統』修験道系精神干渉魔術  『魔術属性』火  『魔術特性』催眠  『魔術回路』質:C 量:D 《生い立ち》   実家の松山家は九州熊本でナス栽培をしている農家だが、その影では二階堂平法の剣術を伝承している家系である。   父親より幼少の頃から苛烈な剣術修行をさせられており、厳格な家庭であった為に品行方正で正義感の強い真面目っ子に育つ。   しかし中学三年の頃、不良に絡まれた友人を助けたのが原因で不良グループに目をつけられる。これを単身で叩きのめすが、今度は不良グループのバックにいたヤクザ者が出てきた。   なんとこれも叩きのめしてしまうが、中学生に負けてはメンツが立たないと怒り狂ったヤクザ者は仲間を集め、再度挑んでくる。が、これまた撃退してしまったのだった。   そんな事を何度か繰り返した挙句、とうとう裏社会でも名の通った武術家数名が雇われ杏音を襲う。さすがにこれには勝てず、遂にヤクザに捕まってしまった。   積もり積もった相手側の恨みは深く、中学生の少女にも一切容赦の無い凄惨で屈辱的な復讐が彼女を待っていた。剣術家としてのプライドも捨て、ひたすら泣きわめいて許しを乞う…。   友人達の通報で警察が到着し、杏音はようやく解放されたのだが、心身共にボロボロの状態…。それ以来、彼女の中で何かが折れてしまった。人が変わったように怠け者になり、   剣術にも興味を失う。父の言う事にも逆らうようになり、髪を染めて街に出、よくない仲間とつき合うようになりだした。学校の成績も下がり、言動までバカっぽくなる。   その上、修行で得た『心の一方』の力を使って他者をいい様に操り、犯罪行為を重ねるようにまでなりだす。やがてそれを耳にした父と大喧嘩の末、学校もやめて家出。   九州から上京して後もあい変わらず術を悪用し、何人もの人間を洗脳して窃盗団を結成するなど悪事を続けた。そうする内にとうとうオカルト犯罪を取り締まる警視庁捜査第4課に目をつけられる。   追いすがる刑事たちを何とか巻き、必死の思いで逃亡生活を続けていた所を魔術組織『 隠者の廟 』に声をかけられ、そのまま組織入り。   顔も整形し、剣の腕と術を生かして組織に貢献する。…ある時、愛読するファッション雑誌に写真を送った事が切欠でなんと、読者モデルに選ばれてしまう。   組織には内緒にしていたが徐々に人気が出て有名になってしまい、 ついに隠しきれなくなってしまった。組織の者達は杏音の除名を声高に主張したが、彼女は首領と愛人関係にあった為にそのまま組織に残留。   その後、『 隠者の廟 』は世界の破滅を回避しようとする魔術組織『 霊長総軍 』に吸収合併。そのまま杏音も霊長総軍に加わり、下級エージェントとして働くことになる。 実は『 隠者の廟 』首領(現在は霊長総軍中堅幹部)はとっくに杏音の『心の一方』によって洗脳され、操られている。今度は霊長総軍内のより上位の者に取り入って篭絡し、術で洗脳するつもり。   そうやって権力者を影から動かす女になるのが、彼女の夢である。この権力志向はかつて打ち砕かれたプライドを回復したい…と考える無意識の衝動であり、   何者にも傷つけられず犯されぬ自我の獲得、それに必要な社会的な力を杏音は求めているのだ。