詳細設定 企画エントリーシート+   ・人物    犯罪組織との交渉など、汚れ仕事担当のゴロツキ魔術師である。  組織にスカウトされる以前は御浄会系暴力団員で、闇ルートを通じて人身売買などの仕事にあたっていた。  魔術の生け贄に必要となる無垢な少年少女を東南アジアなどで調達し、高値で魔術組織に売りつけるという外道の行いで荒稼ぎする。  その折に培った闇社会や魔術師とのコネを見込まれ、暴力団を辞めて得意先のひとつだった魔術組織に鞍替え。  その後、その魔術組織が『霊長総軍』へ参入するのと同時に彼も移籍する。  待遇は良く以前より収入は増え、魔術の技も修得できたものの、つまらない雑事(拉致や脅迫、犯罪の隠蔽など)にも頻繁に駆り出されるのには辟易している。     ステータスにある通り、ただひたすら自らの欲望の赴くままに生きる人の姿をしたケダモノ。   その思考は徹頭徹尾、いかにして楽に己の利益を得るか…という事に終始しており、その為に他人を踏みにじる事も厭わない。   その性格の低劣さは同僚たちにも呆れられるほどである。しかし行動力は並外れており、咄嗟の機転もきく為か、   組織内では割と重宝がられている。 ・方針(聖板戦争での立ち回り方) 基本は『霊長総軍』の下級エージェントとして、同僚と共に聖板戦争の管理・運営に従事する。   しかし戦争が進むにつれ様々な敵対勢力が跋扈しはじめ、仕方無くそれらへの対処に忙殺されることとなる。   …というのが肥後を含む『霊長総軍』構成員達の今回の方針であるが、肥後は以前から願望を叶える聖板に強い興味を示し、   取得したくてたまらないのが本音。戦争の状況を見て折あらば自分も参戦し、聖板を得ようと企んでいる。 ・戦闘スタイル(強み・弱点含む) まずサーヴァント・首狩り族を集団でけしかけ、相手を袋叩き。   一対一ならばケンカ相撲を用い、その巨体を生かしたパワー攻撃で相手を叩き潰す。強敵であれば膨張の魔術を駆使し、   勝てない敵と見れば膨張爆弾を目くらましにして遁走。さすがにサーヴァントと渡り合えるほど実力のある魔術師ではないが、   人間相手ならば肥後はそこそこの強敵である。また彼は多くの場合、同僚である他のエージェントと共に集団行動している。 一緒にいる者次第では、総じてかなりの戦力となるだろう。 ・戦闘時相性の悪い相手・良い相手 数での力押しが通用しない、広範囲に攻撃できる手段を持つ魔術師は注意すべき相手。   その他は特別相性の問題はない。   ・性格的に相性の悪い相手・よい相手   同じく人の道を外れ、自身の快楽と欲望のままに生きる犯罪者連中とは概ね気が合う。   逆に正義感の強い人物、自分のことより他人の幸福を考えるような者などは虫唾が走るほど嫌っている。   また欲望が薄く、現状に満足している者は生きるに値しない草食動物とも蔑み、金持ちなども嫌いである。   第三次聖板戦争に関わっていた『 欲深き者 』長谷琉斗(AMZAK氏の制作キャラ)あたりとは相性が良いかもしれない。   第四次に参戦している長谷琉斗は性格が違うようであるが…。 ・パートナーについてどう思っているか   自分の欲望を叶えるための道具としか思っておらず、実際さして複雑な人格も持たないサーヴァントである。 ・聖板にかける願望   強く聖板を欲しながら、あまりに欲望が多様な為になかなか願いをひとつに決められない。   とりあえず、金銭に換金できて持ち運びに便利な宝石や美術品を数点…と考えている。   かつて、これほど俗な願いを聖板に願った魔術師がいただろうか?(いや、コミケ当選を願ったやつがいたか…)    ・最後のサーヴァント自身から一言! 『小さく纏まりすぎなんだよオメェらは。そんなせせこましい生き方で空しくならねぇのかァ?』 『ご立派なことだぜぇ…。だが俺は他人に気を使って息苦しく生きるよりゃ、太くでっかく生きるのよ。』 『グヒッ、グヒヒィ!欲しい欲しい、あれもこれも欲しくてたまらねぇ!!』  『財布重けりゃ、心は軽いってなァ。グヒッ。』  『愛と金、どっちが上だとォ? ケッ、バカバカしい。なら最強は金への愛だろォがよ!』   ・イラスト・小説などの二次創作使用の可否    ええよ。なんぼでもええよ。 ・その他自由スペース   序盤〜中盤にかけてのやられキャラです。小学生の卒業文集に書いた将来の夢は、BIGになることだそうな。 キャラ作ったのは前回の三次の時だから、ワンピースのパムパムの実のパンク人間より先だよ!!  『起源』  膨張  『魔術系統』起源魔術  『魔術属性』水  『魔術特性』注入  『魔術回路』質:D 量:B -------------------《以下、おまけ設定》----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【肥後 福太の生い立ち】     真面目で心優しい両親の元、三人兄弟の末っ子として愛情に満ちた家庭に育つ。  甘やかされ、多少我侭には育ったが、幼少期の彼は特別悪人という訳ではなかった。  彼の父は以前事業に失敗して借金を背負っており、それでも夫婦は力を合わせてその返済をすべく、  懸命に働きながら日々を暮らしていた。多額の借金があるという事実に押し潰されず、むしろそれが家族の団結力を深め、  返済のその日まで皆一丸となって協力しあう暖かな家庭であった。  しかしある時、不慮の事故で父親が死亡。家族一同悲嘆にくれたが、ここで父にかけられていた多額の保険金が支払われ、  無事借金のすべてを返済する運びとなる。父は最後にその命をもって家族を助けてくれたのだ…と皆は亡き父に思いを寄せ、  感謝の念が天に届くよう祈った。  しかし――――ただ一人、福太だけはまったく別の事を考えていた。  人間の命は、金に変えることができる…と。その時、彼は自らの本質に気づいた。他者の命より、家族の命より、自分は大切なものがある。  それは金銭、いや自らの欲望である。命への敬意という枷が無いこと、それはひょっとして特別な才能なのではないだろうか。  母や死んだ父だって、まともな手段をとらず、他人を踏みにじって生きればもう少し楽な生活ができたのかもしれない。  そうだ、これは才能なのだ。神はきっと、自分に富めよ、栄えよと言っているに違いない…。    その日から、彼の邪な欲望は膨れ上がりはじめる。数年がかりで保険金殺人の計画を進め、家族や親戚を標的にし大金を手にする。  その後は暴力団に入り、より大金を手にすることができる臓器売買、人身売買のビジネスに携わる。  『霊長総軍』にその身を移した現在でも、依然彼の膨れ上がる欲望は留まる事を知らない。