聖板の力を経て覚醒した、星の触覚たる吸血鬼の「真祖」。あくまで英霊の魂を利用することによって聖板への干渉を
達成しただけであり、全サーヴァントと戦って勝利したわけではない。
強力な肉体と星によるバックアップを与えられた「原初の一」。星に直接干渉すら可能な頂点たる存在である。
その高い能力故に「千年城ブリュンスタッド」をつくり上げることが可能であり、堂々と王族の名を名乗れる。
現在は千年城を石枝市の森林地帯に創造しており、妖精郷などといったものと同様の異界となっている。
よってただ森林地帯に行くだけでは遭遇できず、遭遇するためには何らかの手段で異界に進入する手段が必要となる。
……尚、学校には欠かさず通っているので出会うならそっちのほうが早い。髪が一気にもっさもさになったことと
やけに偉そうになったことで(遅咲きの厨二病患者のような扱いで)有名になっているとか。
本名はアーヴィディオラ。ブリュンスタッドは王族レベルの力を手に入れたから自分で名乗っている。
学校では相変わらず金山朋子を名乗っているらしい。
性格は気まぐれなのは変わらない。が、寂しがり属性はなくなっている。
吸血衝動すらない純粋な最強種となってしまった為、祖たる朱い月の影響を受けている。
よってしゃべり方も偉そうになり、性格も強気というより尊大になってしまっている。
もっともMBAACC姫アルクルートの姫アルクとは異なり、あくまで根本は彼女であるため人が好きだし星も好き。
不用意に命を刈り取ることを悪であると考え自戒している。あくまで「不用意に」であるため、敵対ないし障害となり得る
相手に容赦をするほど優しいわけではない。
空想具現化とインチキスペックによるオールレンジ戦闘。
対峙するやいなや相手の位置に直接大量の杭を創造しハリネズミにしたり、局地的暴風雷雨や熱線などといった
極めて多彩な戦闘手段を持つ。また接近戦でも基本的にスペックで勝利しているため恐ろしく強い。
相対する上で相性が良いのは、"極めて優れた近接戦技術"を持つものである。
あくまでスペックが向上しているとはいえ戦闘技術が向上するわけではないため、極めて高い技量を持つなら
勝利する可能性は存在する。
彼女のサーヴァント・セイバーは戦争中一緒に戦ってくれたため、彼女としては戦友のように思っている。
またセイバーは極めて高い接近戦技術を保持するため、彼女にとって戦闘時に相性が悪い相手と十分に戦える。
それ故に彼女はセイバーを代替の利かない存在として、自身の騎士であると扱っている。
セイバーの側からしても、彼女はよく戦うことでセイバー自身の願いを叶えてくれた優秀な主人(マスター)であるため
騎士として仕えることを了承している。そこには彼女の側に戦いが多くあるだろうという打算もあるだろうが。
二次創作:可