Status Menu
氏名 職業
ミハル・オブラク・
ホホロウシュ
霊長総軍
属性 性別
中立・悪
身長・体重 年齢
175cm・56kg 27歳
活動拠点 サーヴァント
その他 キャスター
詳細情報
身体能力 C 戦闘技術 D 魔力量 D
魔術評価 B 精神強度 A 幸運 B


保有スキル

錬金術/化学:B?
 プラハの物質的変換を旨とする錬金術を魔術基盤に持つ。同時に錬金術から分化した歴史のある科学分野、化学の知識にも精通している。
 物質の取扱および変性において他の追随を許さない程のノウハウを保有するが、ホホロウシュの技術体系は錬金術に科学知識をフィードバックし、化学に魔術叡智をフィードフォワードした最早錬金術とも化学とも言えない代物に成り果てており、双方の分野からの評価は共に今ひとつ芳しくない。


逃げ足:A
 できる限りダメージを追わずに戦線離脱する資質、および技量。
 Aランクならば、逃走開始ターンの内に高確率で戦線離脱が可能であり、また失敗するたびに逃走成功確率が上昇する。
 目くらましや加速用アイテム等遁走に特化した装備品に加え、サーヴァントの宝具能力により付与された妖精術を駆使しての飛行や透過により、極めて高い逃走性能を誇る。


唯我:A
 利己主義。加えて、才覚・人的魅力溢るる者への嫌悪に起因する敵愾心。
 「カリスマ」「魅了」や「恫喝」「洗脳」といった精神的支配を、彼に対する場合のみEランクに低減する。


研究・開発職
 魔術組織「霊長総軍」におけるホホロウシュの役職。
霊長総軍メンバーへの支援品や礼装としてのアーティファクト製造、および聖板戦争に向けた「聖板」の解析及び「小聖板」の製造・システム組み込み等の任務を担う部署である。
 基本的に戦闘に携わることは無いが、エージェントの臨場でのサポートや、小聖版に不具合が生じた場合のケア等技術者の手が必要な場合、出向する必要がある。
 本来彼等の組織内での地位は中〜下程度であるが、諸々の事情から研究・開発部署全体の総意という名目の元に上級幹部レベルの発言力を持つ。


即席錬成
通例の物質変換や錬成とは異なる、独自の媒質を用いた汎用錬成法。
 万物が形を成す為に必要な媒介「エーテル」に限りなく近い性質をもつ模造素体を、霊的ポテンシャルの高い水銀を蒸留することで作り出し、これを変換素体として用いることで、簡易且つ即時にあらゆる物質を錬成することができる。
 限りなく“無色透明”の素材であるが故に、錬成結果が素体の性質に左右される通例に比べ、極めて汎用性が高い。しかし“無色透明”であるが故に既存の物質に融和しやすく、保管が難しい。
 この万能素体を、ホホロウシュは己の実験のために、特殊容器に保持し常時携帯している。


魔術・奥義
『一定空間内における魔力及び情報等の精神エネルギー共有のための実地的手法』
 即席錬成のための万能素体、通称「蒸留水銀液」を応用した特殊空間の構築。

 「蒸留水銀液」はエーテル様の性質を持つが故に万物に親和しやすく、霊的ポテンシャルが高く金属に由来するが故に精神エネルギー伝達性が非常に高い。この性質を利用する。
空気中に「蒸留水銀液」を霧状に散布することで、この万能素体は大気と親和し、その結果散布領域は精神エネルギーが自然揮発し過伝達する特殊空間に変容する。この空間内にいる人間の思考活動、魔力運用は空間内の他者と共有されることになる。

 ただし、この思考・魔力共有状態、即ち「精神エネルギーが外部流出している」状態は周囲物質の性質変化に敏感な人種にしか感知できず、また現状では共有状態にある精神エネルギー(思考・魔力)はしかるべき受容機器を用意しなければ獲得、利用できない。つまり物質変換に鋭くそれに対応した設備を作成できる錬金術の素養ある人間以外、エネルギー共有空間の恩恵に与れず、彼等によって一方的に思考を傍受、魔力を略取されるのみである。

 なお、現状ホホロウシュが本手法に用いることのできる「蒸留水銀液」の量には(資金面の事情で)限りがあり、一度に展開できる散布領域の広さは一、二区画程度にしかならず、その都度「蒸留水銀液」を調達しなければならない。
 …本手法は本来、ホホロウシュの別目的の研究の一部であり、その未だ補い切れぬ“機能限界”という欠陥を逆にアドバンテージとして悪用している。


『小聖板製造開発に関連する参加者端末システムへのアクセスにおける管理者権限』
 参加者に配布される「小聖板」の製造・開発担当者であり、「小聖板」の機能およびオペレーティングシステムのプログラマとして保有する特例アクセス権限。

 小聖板に聖板戦争のレギュレーションに則った戦闘支援ないし英霊使役機能、および統括システムを組み込み、またその調整を行うためには、小聖板の内部構造にある程度自在にアクセスする権限が必要であり、そのための特例アクセスコマンドが小聖板には真っ先に組み込まれている。
 霊長総軍研究・開発部署の人間にはこの特例アクセスコマンド行使、即ち小聖版内のデータや機能構成を強制的に閲覧、編集、実行する越権的操作が許されている。このコマンドは既に所有者の存在する小聖板に対しても有効作用する(でなければ仮に聖板戦争中に機能面の不具合が生じた場合修正が施せなくなってしまうからだ)。
 ただし万が一の悪用防止のためのコマンド発動の条件として、対象の小聖板に発動者の魔術回路を接続する必要がある。つまり基本的に、対象小聖板の所有者にある程度信用されなければならないということである。

 その気になれば越権的操作により、小聖版の機能を大幅に改造することも可能である。ただし何らかの機能拡張を行おうと思えば他の機能を削る必要があり、本来の機能容量を超えた場合その超過規模に応じて、使用の際に内部魔力――令呪が消費される。


『大気中魔力への固有情報付与による共有的魔力の個人占有手法』
 本来、万人にとっての共有物である大気、マナに個人の特性を付与し、個人のものとして占有する手法。万能素体「蒸留水銀液」のもう一つの応用法。

 個人が保有する魔力の特性・傾向を“魔力共有”によって抽出、これを濃縮し「蒸留水銀液」と混合した「染料」を大気に散布することで、マナに“色”を付けその個人のものとしてマーキングする。
 マーキングされた魔力はマーカー(マーキング主)以外の人間によって行使することが極めて困難であり、それ即ちマナを個人が占有する事と同義である。

 マーキングを施した魔力範囲は外部からの魔術的干渉を受け辛く、同時にマーカー側からの魔術干渉は素通しするという、ある種の結界、フィルターとして機能する。
 なおマーキング――高濃度“汚染”をうけた大気はマーカー以外の他者にとっては異物も同然であり、いざこれを他者が体内に摂取してしまえば全身の魔術回路を“異物”が擦過し、“異物”で全身が満たされ、これを排出しようと試みてもやはり魔術回路を“異物”が逆方向に擦過することになる。魔術回路とは言うなれば擬似神経であり、たとえ低濃度であっても擦過の際に走る苦痛は筆舌に尽くしがたいものとなる。

 …本手法は本来、ホホロウシュの別目的の研究の一部であり、その未だ補い切れぬリスクマネジメント上の欠陥を逆にアドバンテージとして悪用している。


投稿者・コメント

二文字屋(;ω;`(⊃)(⊂)
 すべりこめずアウト(吐血 はどまん氏には尻肉を捧げなければ…。

 国巣氏がすなる悪の組織枠を我もしてみんとてすなり。しかし国巣テイストは残念ながら出せぬなり。

 当初続投キャラを出す予定だったのだけれど、世界が違うと言うことで断念。しかしながらバリエーション(性格・ビジュアル)にアレンジを加えて結局投稿することにしたのでした。
 最初は白衣着せてたけど偽オーリー女史と色々かぶるのでやめたのだ

----------------------------------------------------------------------------------------

 霊長総軍・研究開発部署主任。『狂錬金術師(イル・ケミスト)』、『空想科学者(サイ・ファイ)』等と魔術・科学両業界から揶揄される、元根無し草の研究者。
 その技術力を買われ霊長総軍に開発陣としてスカウトされるも、聖板戦争に際し何らかの思惑の元その結果を操作せんと目論んでいる。