暗殺女中:大和 朝子

 飾り気の少ないメイド服を着た、クールな雰囲気の眼鏡っ娘メイド。
 ヘルマンに仕え、秘密基地の家事一切や暴走しがちな主たちのブレーキ役をしている。


略歴

 少し前からヘルマンのもとで働いているメイド。経歴は謎に包まれており、ある日突然現れた。まあこちらの世界から見れば、ヘルマンが現れた時からいたのだが。
 刃物の扱いが異常に上手かったり、演技が得意だったりする。ヘルマンには忠実。


人物

 いつも落ち着いており、クールな性格に見える。しかし実際は、そうするようにヘルマンに命じられたからそうしているだけである。
 ヘルマンのことは主としては良い相手だと考えており、基本的に彼の命令には忠実に従う。たとえそれが

「普段はクールだけど可愛い物好き、ツッコミは厳しくて、背とか胸とか小さいことを弄られると怒るメイドさん演じてね!」

とかいう命令でも。ちなみにこの命令で彼女本来の性格と合致しているのは可愛い物好きくらいである。
 可愛い物が好きで、聖板ちゃんとは仲が良い。だがネーミングセンスは壊滅的で、聖板ちゃんの名付け親は彼女。
 本人の性格としては、必要であれば殺人を躊躇うことがない意外は割と普通。殺人にしても仕事以外では極力避けるようにしている。

「クール、ですか……分かりました。参考にしたいので資料を貸してくださいませんか、マスター」
「私が暗殺者だからって、誰かれ構わず殺すみたいなイメージ持たれても困るのよね」


能力

 身体能力は外見相応。弱い。ただし、相手に取り入ったり油断させる技術に関しては非常に優れている。
 一般人は言うに及ばず、軍場において気を張り詰めている戦士相手に真正面から懐に入り込めるほど。
 肉体そのものが異常に強いというのでもない限りはワンチャンある感じ。相手が女だとその性能も半減だが。


行動指針

 ほしずなビーチに作られた地下秘密基地での家事を行ったり、外出して買い物をしたりしている。基本的に非戦闘員なので、戦いは極力避けるように活動する。