「観念しな。悪業には報いがあるものだぜ!」


■パオロ“セルヴァジオ”プレラティ

仙道(道術)を操る、東洋帰りの退魔師(エクソシスト)。
普段は主にヨーロッパで活動している。
綽名(通り名)の「セルヴァジオ」とは野蛮人、もしくは野生児の意味である。

元はイタリアはナポリの犯罪組織、『カモラ』の下っ端であったが、同じ『カモラ』のメンバーだった兄が
もう一人の家族であった弟を犠牲に捧げて魔道に入ったことをきっかけに、兄を倒し弟の仇を取るべく
『カモラ』を抜けて東洋へ渡り、「仙道(道術)」を身に着け退魔師となる。

その後、1年前に某所で行われた聖板(聖杯)戦争を舞台に弟の仇を討ち、
そのままフリーランスの退魔師として活動中。

今回は旧知の相手であるカモラの「ビッグママ」、“食屍鬼(グール)”チリアットからの依頼で
石枝の聖板戦争の裏側の調査に訪れる。



性格
暗黒街の犯罪組織に在籍していた経歴持ちではあるが、本来の性格は義理堅く
曲がったことを嫌う正義漢であり、性格も南イタリア者らしく明るい、むしろ軽い。
しかし、男ばかりと暮らしていたせいなのかなんなのか、イタリア人の癖に(?)
女性相手には免疫が無く、色仕掛けなどには滅法弱い。
今時パンチラで鼻血を吹ける、ある意味幸せな人種。

なのだが、弟の仇を討った一連の事件の最中にレア・カルンスタインと良い仲になり、
他にも数名の女友達ができているらしい。

方針(聖板戦争での立ち回り方)
目的は戦争ではなく調査なので、基本的には他の参加者連中には余り近づかないようにしている。
とは言え、情報収集の必要からリスクが少なそうな相手にはこちらから辺りをつけて
接触することもする。
一応レアがサーヴァントとも戦える戦力としてついてきてくれているのだが、
パオロとしてはあまり彼女を危険にさらすようなことを積極的にしたくはない模様。

戦闘スタイル(強み・弱点含む)
宝剣が目立つが、基本的にはこれは飾り、というか道術を使うための媒体であって
これを武器として使うわけではない…はずなのだが、格ゲーではそんなの関係ねえとばかりに
ぶんぶん振り回している。
まあその方が見栄えもいいしね。
道術使いということで呪符を媒体に五行の属性魔法を使いこなし、相手の属性に応じて
的確に弱点を突く攻撃を得意とする。

しかし、切札的ポジションの「破邪の青眼」は対邪属性特化。

戦闘時相性の良い相手・悪い相手
五行相克を利用した戦法は相手を選ばないオールラウンドさはあるが、
見ようによっては器用貧乏でもある。
道術は自身の体を強靭にして身を守るのも得意分野なので防御は固く、
相手から見ても攻略の難しい術者ではあるが、やはり普通の術者や妖魔はともかく
威力は元より特殊性が甚だしいサーヴァントと戦うのは難しい。

性格的に相性の良い相手・悪い相手
義理人情を踏みにじるようないわゆる悪党の類は基本的に看過しない。
腹に一物抱えていたり、裏を隠して接触してくるような類の人間も同様であるが、これは同窓の
『カモラ』のメンバーを初め(裏)社会においてはある程度仕方ないことでもあるので、
多少は割り切る面もある。
というか今回の依頼主にもそういうところを常々見て取っているのだが、
それも含めて飲み込んだうえで依頼を受けている。

パートナーについてどう思っているか
傍から見ると事実上の恋人同士のようなものだが、本人にはあまりはっきりした自覚がない。
というか、そういう関係の経験が無く、認識できていない、もしくは否認している。

台詞の例
「まあ、いわゆる一つの「東洋の神秘」ってやつさ」

「“若き兵士が愛しきものを守る為 殺し合うのが美しいことだと本当に言えるのか”
 …まあ俺にそんなことを問う資格はないよな」