「お前の強さには芯が無い
 ただ強いってだけでは私には勝てねえぜ」


■風生夏香
世界を放浪中の無敵のストリートファイター。
かつて秘密結社「暦(カレンダー)」戦技指導教官であり、「最強の戦闘員」と呼ばれていた過去を持つが
思うところあって結社を離反、現在は組織壊滅を目指し各地を転戦している。

傍らで、趣味である喧嘩ストリートファイトも各地で行っている。

たまたま立ち寄った石枝で仇敵の一人と遭遇、そこからこの町で行われている「聖板戦争」と
その裏で動いている者がいることを知り、追跡。
「霊長総軍」とグラスマンにまで辿り着くが、その目的と思想による説得を受けてこれに反発し決裂。

戦争に参加せず主催者の妨害を目的に暗躍を開始する。



性格
基本的に大変な自信家であり、「幸福とは何ですか?」との問いに「私、私のこと」などと
平然と答えるような性格。
しかし一方で元秘密結社の幹部という経歴、またそこから現在に至る間の挫折を経ていることもあり
非常に醒めた、というか達観した部分があり、他人、特に弱者に対しては甘い一面もある。
一方強者に対しては非常に天邪鬼な性格をしており、他人の思い通りになることを
大小含め非常に嫌う。
偉そうにしてたり強さを笠に着るような性根の輩を虚仮にして凹ませるのが趣味であり、
何かと難癖つけてはケンカを売る行動が見られる。
しかし根の性分は結局のところ戦いという行為自体に価値と喜びを見出すバトルマニアの類であり、
全霊かけての拳のぶつけ合いといったものに漠然とした意義のようなものを見出しており、
「戦いのための戦い」を最も喜ぶ一方で、「何かのための戦い」は詰まる所戦争であるとして
下に見るようである。
つまり、聖板戦争のような戦い自体は本来彼女の最も食指の動かないものである。

方針(聖板戦争での立ち回り方)
戦争に参加しているわけではないので、潜伏して身を隠しつつ、
どちらかというと主催者側の動向に注目している。
その動向次第で、場合によって参加者にちょっかいを出したり、
あるいは単に気に入らない参加者がいたら勝手に乱入して潰したりする。
逆に、気に入った(もしくは見てられなくなった)参加者に対しては手助けしたりすることも。

戦闘スタイル(強み・弱点含む)
様々な格闘技を非常に高いレベルで習得した総合格闘術と、
フェイントやアクセントとしての忍術を組み合わせて戦う。
根本的な身体能力が超人的な水準に達しているのに加えて、
「暦(カレンダー)」時代から蓄積している戦闘経験が
あらゆる相手に対応可能な戦闘能力を構築している。

戦闘時相性の良い相手・悪い相手
自身はこれと言って特殊な超能力の類は持っていないので、
基本的に能力者系の相手は苦手であるはずなのだが、組織にいた頃からむしろ能力者系の相手は
カモにしていたようである。

性格的に相性の良い相手・悪い相手
性格の天邪鬼というか反逆者(トリーズナー)っぷりが災いし、ロウタイプの相手や
同じような自信家タイプとは非常に衝突しがち。
一方で弱者に対する目線の問題で義にもとる類の輩に対する反感が強く、これらのことから
力に任せて我を押し通すタイプには必ず邪魔に入る。

パートナーについてどう思っているか
今回は基本的に単独行動でパートナーはいない。

台詞の例
「力無き正義は無能なり…けどな、正義無き力はさらに無能だぜ」

「わかるかよ! 結果がどうなるかなんて知らねぇ
 気に入らねえから邪魔してんのさ!」

「やってみろぉ! 上にはいくらでも上がいるっつー実例を思い知らせてやるぜい」