悲運の下っ端暗殺者:アサシン

 黒色の装束に身を包み、髑髏のような仮面を被った男性。
 主の主とその従者にこき使われつつ、自己の願いを叶えるために奔走する。


略歴

 聖板ちゃんによって召喚された、暗殺者のクラスのサーヴァント。
 しかしマスターの方が自分より強く、どうもサーヴァントとして見られていないのでは……と思うほど影が薄い。
 もっぱら下っ端として街の偵察を行っている。

 「サーヴァントとは……いや、これもアサシンの大事な役目。役目……なのだが……。」


人物

 基本的に穏やかというか、暗殺者らしく落ち着いた性格。しかしその性格ゆえにアクの強い面々に振り回されがち。基地内ヒエラルキーでは最下位(ヘルマン>聖板ちゃん≧朝子>アサシン)。
 仕事人気質で、現状に疑問を持っていても上からの命令であれば従う。必要であれば意見を述べることもあるし、基地内での意見衝突をなだめることもある。大抵は聖板ちゃんとヘルマンの魔法少女観のぶつかり合いだが。

「仕事とあれば従うが、変装しての同人誌購入って……」
「朝子さんは常識人だけど人使いが荒い、ヘルマン様は人使いが荒くて非常識、マスターは人使いは荒くないが非常識……もうちょっと楽な組織が良かったなあ」


能力

 基本的に隠密しての急所狙い以外できない。朝子さんが相手の油断を誘うハニトラ系暗殺者なら、アサシンは相手の油断さえ必要ない速攻系暗殺者。
 生前はとある教団の長を務めていたこともあって人心把握が得意であり、偵察してきた敵マスターやサーヴァントの気質を判断したりすることも得意。表には出てこないが縁の下の力持ち的な仕事ぶりである。


行動指針

 ほしずなビーチに作られた地下秘密基地からの命令を受けつつ、霊体化したり実体化したりしながら街の偵察を行う。