-人 物-
緑の黒髪に花魁めいた装束に身を包む和風の女性。
独特の言葉遣いや作法をもって大和撫子然とした態度を取り、マスターに従順に従う素振りを見せる。
その態度とは裏腹に内面では自分に強い自信とプライドを持ち自分の能力について過大評価している。一方でかつて交戦国であった相手を蔑むような言動、思想が見られる。
しかしながら、その思いを直接的に表に出すことはなく基本的に遠まわしな言動、毒を含んだ言い回しで語ることが多い。
以上の経緯もありマスターに対して内心不信感が強いが、海の家の老婆に対しては信頼している。
メンタル面ではそれほど強くなく、批判や否定にはあまり強くない。
一人称は「わっち」または「わちき」。花魁言葉を多様する。
私服モードの場合は一人称は「私」のですます調に変化する。 私服モードの際には海の家を手伝っていることが多い。接客は丁寧で評判は上々。
なお、陸ではよく転ぶ。これでもかというぐらい転ぶ。 召還される以前の記憶は乏しくある戦いにおいて味方が死亡し、自身も痛手を負っているぐらいしか記憶がない。 これについて本人は「ふがいないそこなぬしに召還されたせいじゃ」とマスターのせいにしている。
彼女の記憶が乏しいのは記憶が欠落しているのではなく元々その記憶しかないから、である。 彼女の存在は米軍の発表から作られた記事にのみ記されており彼女の記憶はその部分だけ。にも関わらず彼女自身が戦艦としての誇りや自負を持っているのは当時の日本軍が優勢であったが故。
彼女の「日本海軍の戦艦としての誇りと自負」は彼女の心の芯とも言うべきものであり、自分自身が太平洋戦争を戦い続けた勇敢な船と信じてやまない。
その彼女の心の芯を現実が折り曲げた時、どうなるかは想像に難くない。
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-戦闘スタイル-
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基本的に遠距離から圧倒的火力による砲撃を得意とする。
近距離戦闘については苦手。
宝具は基本的に海上特化の性能のため陸上での戦闘は不得手。
ただし、陸上でも宝具の使用は限定的に可能のため、戦うことは可能。
どっしり構えて攻撃を行うのが得意なため、素早く的確に動きまわるというのは苦手。
なお、陸上においてはよく転ぶため、隙ともなりうる。
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-戦闘時の相性の良い相手・悪い相手-
好戦的で戦闘があれば興味を示す。
かといって即座に戦闘に参加するわけではなく傍観し楽しむようなフシがある。
遠距離であれば火力に任せた砲撃で一方的に攻撃を加えることが出来るため有利。
さらに、海上においてはステータス向上を図ることができるため力を存分に発揮できる。
近距離戦は苦手。もっとも火力の高い装備を使用できなくなるため。
戦闘こそ好きではあるが戦術云々はあまり考えていない上にプライドばかりが大きいため状況判断を誤ることが多々。
よって、策略に長ける相手には足元を掬われるリスクが高い。
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-性格的に相性の良い相手・悪い相手-
日本人に対してはもの凄く友好的に振舞うが外国人に対してはかなり辛辣。
とにかくプライドが高いが、単純な面もあるので上手く扱ってあげると喜ぶ。
ただし、聖板戦争内の自分のアイデンティティ崩壊に関わる出来事を通して多少は丸くなる。
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-マスターについて-
最初期は不信感と叛意を抱いており「そこの外人」程度の認識でいたが、戦闘時の突発的な判断や海の家の老婆に対する態度から「多少は信頼の置けるそこの外人」にランクアップしている。
しかし、彼女自身は日本人のマスターを望んでおりよさそうなマスターが現れ次第鞍替えする気でいる。
――――のだが、聖板戦争内の自分のアイデンティティ崩壊に関わる出来事を通してマスターに対する認識を良い方向で改める。
彼女の物語はマスターとの関係性の構築である。
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-台 詞-
「そこな外人の指図など受けぬ」
「よいよい…やはり、わちきらは戦ってこそじゃ」
「にゃー!?」(転倒)
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-二次使用-
-ルートについて-
基本的にはマスターとの関係の改善を持って彼女の物語は終結する。
―――のだが、マスターのOTAKUスキルの発現とランクの状況によってギャグルートに突入するか否かが決まる。
なお、ギャグルートに突入した場合、彼女は宇宙戦艦ヒラヌマとして、覇慟エンジンを搭載しエスカンダルへギャラクシークリーナーを求めて旅立つことになったり、戦艦アイドルヒラヌマとして日本国内を総なめしたりなエンドに入る可能性がある。
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