流浪の魔術師・大石義樹のサーヴァント。全身を赤の鎧兜で覆った、朴訥とした雰囲気を持つ壮年の武者。





■人物像


一人称:某(それがし) 二人称:そなた マスター:殿 

「あのような肩書き、恐れ多い……
 さしずめ某は――そう、卑怯者とも呼べぬ、臆病者にござる」


泰然自若。温和で物静か、物腰は丁寧。しかし真面目さの裏にしたたかさを併せ持つ。
戦いでは熱い闘志と冷静な軍略を以て、力の限り戦い抜く。
信念も無しに武を振るう者を嫌い、逆に誇り高く勇敢な者には敵味方問わず敬意を払う。



■戦闘スタイルと聖板戦争における方針


愛用の十文字槍による直接戦闘が主。
魔力に余裕があれば宝具によって召喚した兵達を放ち、偵察・撹乱・情報操作により状況を把握、
知略により戦う前から戦場を掌握するのも得意。その戦術眼はステータス以上の脅威となり得る……かもしれない。
策に頼れない場面では命を惜しまぬ猛攻を仕掛け、ひたすら一点突破を狙う。

上記の周到な戦況把握により、何も考えず突っ込む手合は容易く彼の術中に嵌まる事となる。
但し攻撃手段は物理一辺倒となるため、追い込んだ所で確実に相手を討てるかが勝敗を分けると思われる。
また慎重さと義理堅さは人一倍で、彼を調略で落とす事は不可能に等しいだろう。

マスターには絶対の忠義を貫き、行動を共にする。
聖板の力で「ある御方」の願いを叶えたいというが、詳細は語ろうとしない。



■マスターとの関係


掴み所がない御仁と見ている。意図して人を避ける様子を不思議に思う。



■イラスト、小説の二次創作使用


どんどん使ってやってください。



「英傑と呼ばれる者は無数にあるが、真の漢たる強者は……この戦場にあるのだろうか」

「某一人の力など、たかが知れている。
 されど、某を支えてくれるもの――絆がある。
 それが力となり、知となり、勇となる……故にこそ、この槍は折れぬ!!」