【郷なき毒鳥の雛】鴆(ちん)
拳法使いの中学生・卜部日紀のサーヴァント。翠色の翼を持つ、鳥人の少女。
■人物像
一人称:わたし 二人称:(特になし) マスター:おねぇちゃん
「わたし……役、立たない……人、近づくの、あぶない
――それでも……いい、の?」
儚げな雰囲気を帯びた少女で、臆病且つ警戒心が強い。
しかし興味を持ったモノをうっかりフラフラ追いかけてしまう癖があり、本能に忠実。
頭を使う事や対人コミュニケーションが苦手で、たどたどしい片言口調で喋る。
■戦闘スタイルと聖板戦争における方針
自身に戦う力はない。攻撃を仕掛けられたら逃げ回るのみ。
しかし飛びながら猛毒を散布するので、追う敵は知らずの内に身体を蝕まれる事となる。
そして当人の望む望まざるに関係なく「暗殺」を遂行している寸法。
とは言え飛ぶ力は弱く、すぐに相手の射程圏外に逃れられなければ一巻の終わり。
毒の羽を水につければ毒薬も簡単に作れるが、本人はやりたがらず、マスターもその発想を持たない。
マスターに毒の耐性があるとはいえ、気持ち的に傍にはあまり居られず、一定の距離を保って行動する。
聖板にかける願いは、人間に干渉されずに群れと再び過ごす事。叶わなければ、ただの鳥に生まれ変わりたいと語る。
■マスターとの関係
自分を利用しようとしない人間であると判断し、素直に懐いている。
しかし自分の真名を知らないようで、明かした時に態度を変えはしないかと不安に思ってもいる。
■イラスト、小説の二次創作使用
どんどん使ってやってください。
「……ダメ! わたし……近づいたら、ダメ……」
「……今、ここ……いる、わたし……
体、流れる血も……毒も、全部、わたし――
キライ、でも…………それが、今のわたし……」