「みもふたもないけど、良い物語って常に悲しいものだと思わない?」


■メアリ・シェリー

1797年8月30日生まれ、イギリス人。
フェミニズムの創始者を母に、アナキズムの先駆者を父に持つ。
母はシェリーが生まれてすぐに死去している。
16の頃に詩人パーシー・シェリーと出会い、不倫の恋に落ち、19で未婚の母となる。
その年の5月に有名なディオダティ荘の怪奇談義があり、かの「フランケンシュタイン」執筆へとつながる。
パーシーとバイロンのSF的な疑似科学談義に影響されたと思しい悪夢から、
彼女は一篇の物語を紡いだのであった。
「フランケンシュタイン」は後の文学史に輝く異形となったが、
彼女自身の人生は幸多きものとは言えなかった。
息子と娘に先立たれ、夫も事故で亡くしている。
1826年、第二作「最後の人間」を出版。
1831年には「フランケンシュタイン」の第三版が出ている。
1851年死去。



性格
一見するとおっとりしていて夢見がちな少女のようだが、内には極めて激情的な側面もある。
時代の先端を行くインテリ二人の娘という自負もあるのか、結構生意気で
人を小ばかにしたような言動もとる。
物を書く、ということをこよなく愛しており、しばしば埒も無い空想に耽って小説の構想に没頭してしまう。
当然のように腐センス持ち。

尤も、戦争期間中はほぼずっと寝てるので関係ないのだが。

方針(聖板戦争での立ち回り方)
彼女にとっては聖板戦争はこれから自分が見る夢であり、
同時にこれから書き記す一片の小説である。
彼女は眠り続け、物語を描く。
彼女は戦争を立ち回るのではなく、戦争を描き出す。

戦闘スタイル(強み・弱点含む)
戦闘しない。
というよりも、そもそも他の参加者と出会うことはない。
戦うのは(戦うとすればだが)あくまでもマスターである愛原勇太である。

戦闘時相性の良い相手・悪い相手
戦うわけではないので戦闘での相性というのはおかしいが、やはりキャラクターとして
自分のストーリーで扱いやすい人物、扱いにくい人物というのはあるようである。

性格的に相性の良い相手・悪い相手
人間的な生活感を感じやすい相手は(作中で使い易い的な意味で)相性がいい。
設定が妙に盛られている相手は(動かしづらい的な意味で)相性が悪い。

パートナーについてどう思っているか
頼りないようでいざというときには結構男を見せるしで、かわいい子(という主人公に設定した)。

どう思っているかとは関係ないが、実は彼女が寝ているのはマスターの愛原勇太の寝室である。
勇太は毎日この部屋に戻るたびに彼女の存在を思い出しているのであるが、
次の日になればすっかり忘れている(裏設定)。

台詞の例
「ん?なんなら原作者の私が花嫁作ってあげようか?」

「私が目覚めてる? いいや、まだ眠っているのかもしれない。
 むしろあなたが今は夢を見ているのかも」

「さあ、物語の結末を 書くのはあなたよ」