無敵の冒険家:ライダー
子供のように楽しげな表情を浮かべる、目元涼やかな男性。
電脳世界からのマスターの命令を受けて、脱出の協力者を探している。
略歴
電脳世界に閉じ込められたマスターによって召喚された、騎乗兵のクラスのサーヴァント。
戦闘力が非常に低く、対サーヴァント戦で勝つ見込みがまずないというハンデを受けているため、とりあえずマスターの命令を受けて色々やってる。
「いやはは、マスターは頭が良いけどお馬鹿だよねえ」
人物
好奇心が強く後先を考えない、子供のような男。
未知の世界を見るためなら一見して死にそうな危険でも冒すことに躊躇いがない。
とはいえ良識は人並みに備えており、その危険を他人に強要することはあまりないが。
現代の技術に興味があるのか、情報技術やらなんやらの先端技術関係のことをマスターによく尋ねている。
マスターの方もノリノリで教えてくれるため、結構仲が良い。
「電脳世界か、僕の時代には考えられなかったことだね……。
ああいや、教えてくれるのは楽しいし嬉しいけど、やっぱり戸惑うからね。
え、月に面白いものがある?本当に?
僕が見た時は月なんて不毛の土地だったけどなあ。兎も蟹もいなかったよ」
能力
弱い。戦闘力はほぼ皆無と言っても良い。
冒険家であるため一般人よりは多少強いが、運動能力などはまあ普通の競技者くらい。
ただしタフネスは異常。銃で撃たれようが剣で斬られようが平気の平左。涼しい顔で逃げる。
「ハッ!剣で斬られるなんて大砲の弾に乗って空をとぶより大分楽々だね!
でも戦って勝てそうには無いし、逃げようかな!オ・ルヴォワール!」
宝具は非常に強力なもので、一度の使用で地球上のあらゆる場所に移動できるほど。
ただしその分魔力を食うため使うことができていない。
「や、役立たずって……魔力が足りないんだから仕方ないじゃないか。
嗚呼、女性はいつでも理不尽だ……」
行動指針
マスターから「月に面白そうなものがある」とのことを聞き、じゃあ月に行こうぜとノリノリで意気込んでいる。
まあ自分が行く手段はあってもマスターが行く手段がないとか、そもそもマスターの魔力がなさ過ぎて宝具の発動ができないとか問題が山積みであるため、どうしたもんかと悩み中。
とりあえずは宝具を発動するだけの魔力を確保するとか、月と地球のネットワークをつなげるとか出来そうな協力者を探す予定。