-星の太母-


「さあ、皆で還りましょう。大丈夫、吾も一緒だもの。だから怖くなんかないわ、ね?」


神秘的かつ扇情的な衣装を身にまとった、若々しいながらどこか母性的な女性。一人称は「吾(わたし)」。
常に黄金を側に侍らせており、不定ながらも彼女の美しい肉体を常に映し出している。
人は彼女を前にして、まるで神と相対しているかのような感覚を得る。そしてソレ以上に、彼女に母の姿を幻視する。
──人類は、彼女のような存在によって育まれてきたのだと知ることになるだろう。



性格

基本的に命を大切にしている。死とはあってはならないものであり、人を死へと追いやる要素を嫌悪している。
但し、それと同じくらい彼女は「生命は転輪している」ということを重要視している。
それ故に、死を忌避する一方で人が死ぬことを次の生命に向けた休息であるというふうに捉えている。
彼女はソレを矛盾しているとは思わず、事実彼女の中では完全に両立している。彼女にとっての「死」とは、やり直しが
効かない状況を指し、そうでない状況ならば、例え生命が零れ落ちようとも彼女は容認するだろう。
よって、彼女が性格的に相容れないのは、「可能性」を摘み取ることを良しとするような人間である。ただし、可能性が
摘み取られたと断ずる条件が常人とはかけ離れているため、真に相容れない相手はほとんど存在しない。



戦闘スタイル

主に魔術と水盆による水攻撃。これは最もよく知られている能力がその2つだからである。
もちろん戦争を司る属性があるため、剣を持って戦うことや戦車で蹂躙することもできるし、太陽や炎の属性から神威の炎
を放つこともできる。聖者の数字による強化は並大抵の英霊を十把一絡げに薙ぎ払える。
但し、最も彼女に適合した戦闘スタイルは後ろから味方を強化・先導すること。基本的に矢面に立つことを好まないのである。
現在は自分のマスターが妖精の守護者としてのディーナ・シーの血を色濃く反映している事もあり、武装とかをよく融通し
英雄にしようとしている。
彼女は英雄の擁立をある種本能的に趣味としており、現在は自分のマスターを英雄に仕立てあげようとしている。



方針

マスターが英雄となるようにいろいろ試練を与えたりそこら辺の相手に喧嘩をふっかける。
他人の願いを蹴落とすことは、(輪廻込みで)取り返しがつかなくなるわけでもない限り容認している。
その為、かなり理不尽かつ傍迷惑に見えるだろう。



パートナーとの関係

英雄候補であり、遠い親戚……孫とかそっち系だと思ってる。
孫とかって思ってるから支援用に装備とか大判振る舞いしてる。でも試練も与える。



二次創作:可