財宝の王:マンサ・ムーサ
豪奢な衣服を身につけた、おおらかで鷹揚な態度の男性。
朱銀に召喚されたが、戦争そっちのけで現代社会や投資を楽しんでいる。
略歴
朱銀に召喚された、魔術師のクラスのサーヴァント。
戦闘能力がほぼ皆無であるため戦場には出てこず、あれこれとマスターに口出ししている。
真名はマリ帝国10代目の王(マンサ)である、マンサ・ムーサ。
歴史上最も多くの総資産を保有していた人間であり、なんと彼らが巡礼でばら撒いた黄金がエジプトの経済崩壊を起こしてしまったほど。
お金ばかり有名であるが一応ちゃんと王としての行いもしており、周辺地域の平定やモスク(寺院)、マドラサ(学院)の建設なども積極的に行っていた。
人物
非常におおらかで気のいい男性。
豪奢な装いをしており、基本的に余裕たっぷりの態度を崩さない。
彼の態度の大半はその資産に由来するものだが「資産だって自分の一部なのだし、問題なかろう」と、自身では何も気にしていない。
とかいいつつ金に関しては非常に適当な感性の持ち主。資産が増えようが減ろうが気にもとめず、その場のノリで金をばらまいていたりする。
その根本には「余の金が無くなる訳なかろう」という考えがある。実際、一日10億円使っても彼の資産を使い切ろうとすると110年かかるほど。
マスターに関しては、割とその鬱屈を気にしており、自分なりにアドバイスをすることもある。しかし大雑把な感性ゆえかマスターにはキツくあたられることも多い。
まあ当人はこれっぽっちも気にしていないので、ある意味相性は良いかもしれないが。
「ふーむ、マスターよ。余は正直なところ、お主のお家事情なんぞこれっぽっちも興味ないが……。
まあなんだ、元気を出せ!何はともあれ自信満々でいれば人生は楽しいぞう?少なくとも余は楽しかった!」
「おっ、何やら見覚えのない会社があるな……ほう、ベンチャー?若者が集まって起業したのか。
何やってるかはさっぱり分からんがその意気やよし!ポンと投資してやろうではないか!
とりあえず……100億くらいで良いか!」
能力
彼の能力を表すなら『金』の一言に尽きる。
総資産は現代の価値にして4000億ドル、43兆円にも上り、個人のものとしてはまさに桁違いと言っても過言ではない。
戦闘力は無い。一般人よりは多少マシだけど。
行動指針
マスターに従いつつ、こっそり投資したり町中で衝動買いしたりキャバクラでお金ばらまいてチヤホヤされてたり。
現代社会を全力で楽しんでおり、どうやってかン十万のブリオーニのスーツだのガットの革靴だのを集め、それらを身につけて彼方此方をぶらぶらしている。
「ほーら万札のシャワーだぞーう!ほれほれー!わっははは!」