〜〔サーヴァント・トルーパー〕〜


◇クラス

・Trooper (トルーパー、軽騎兵)
ランサーの敏捷性と、ライダーの機動力を併せ持ったクラス。
その両性能共多少は本家に見劣りするが、総合的なバランスは優れている。
クラス特性として「対魔力」「騎乗」「偵察」を保有する。
詳細は不明だが「三騎士」に対抗するために実験的に生み出され、特に優秀とされるセイバーを撃破する事を最大目的とし、設計されたクラス。
使い勝手のいい宝具を複数持つ事も多い為苦手とするクラスが少なく、シンプルな強さでごり押しするタイプを最も得意とする。

・英霊の個体能力に拠らないクラス基本能力:筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運C


◇人物

どちらかというと少女のような、しかし少年とも言えなくもない中性的な容貌をしているが、
アシュベータ山の黄金の穴の中で、所謂ホムンクルスのような特殊な生まれ方をしたトルーパーに性別は無く(この性別設定は創作)
その身体自在能力により、どちらにもなる事が可能。
(尚、普段は少女に近い体型で下はツルツル形状となっている。そして通常時の髪型は所謂おかっぱに近い。
 後は虹彩の色は赤茶色で髪の色は白系。ボイスはショタ寄り。戦闘形態になる時に一気に変化する)


従ってというべきかその性格は男性的でも女性的でもなく、主に戦いのことしか考えない戦闘マシンである。
又、その為なのか、女性、特に争いに関係のない女性を遠ざけるきらいがある。実のところは良く分かってないがとりあえず女性は苦手である。
戦闘マシンといっても決して感情がない訳ではなく、とても負けず嫌いであり、年相応に子供っぽい所もあり、その結果、納得いかないとブチ切れてしまうことも。
南インドの土着神で山の神でもあり自然と関係が深く、そしてトルーパーには孔雀の相棒がいる。
いくつか人間的な部分を並べ立てはしたものの、やはりトルーパーを占める大部分はとにかく戦争であり闘う為に生まれたような戦闘神的存在である。
いわば戦争の天才であり、生まれて数日で神軍の最高指揮官となる程の真性の強さを誇っている。
その戦闘スタイルは独特で、四つん這いの体勢でまるで獣のように俊敏に動き、
主にゴルゴーンの頭部の蛇のような、頭から生やした植物の根に似た触手の様な細胞組織を巧みに操り、それを臨機応変に手足として、武器として闘う。
その野生的な格闘スタイルとは裏腹に、注意を引き付けて搦め手を狙う等、指揮官になるだけあって戦闘中は基本的に冷静沈着で、
宝具の性能差に屈しない程の戦略性に富んだ戦闘巧者である。
トルーパーの望みは勿論「強者」と戦うこと。聖板では積極的に戦闘したがるであろう。完全に余談だが笑うと意外と可愛いらしい。


◇触媒

  ・トルーパーをかたどった偶像。インドカレー及びナン。『ナトゥ 踊る!ニ○ジャ伝説』のDVD。このうちのどれか。


◇スキル

・対魔力 Rank C

・騎乗 Rank B

・偵察

・カリスマ Rank A

・軍略

・心眼(真)

・直感 Rank B

・動物会話

・変身

・神域 
神族が帯びるオーラといってもいい神秘的エネルギー防護幕。特殊な外部からの干渉能力が襲ってきた場合に効果をキャンセル又は半減する。
この領域に関して如何に強要されようと「絶対に効果が100%及ぶ干渉能力」という概念は存在しない。その部分だけは最強・確実といった強制力が意味を成さない。
しかし肉体に物理的に達する直接的な武器等による攻撃からの能力等は防げない。即ちアクションしようよ的な意味合いのスキル。

・魔力放出(弾) 
後述するカルティケーヤと関連があり、魔力を魔力弾として、主に頭部の触手的な部分の先端から発射するスキル。
魔力弾である事とクラスが近接攻撃型の為に狙撃するほどの射程は無い。ただし速射性、連射性には優れている。貫通力も中距離程度であれば馬鹿にならない。


◇宝具(レンジやランクはあえて省きます)

・六十四の名号 Lists of Noble[リスト オブ ノーブル]※こっちでは宝具名バラします。
64の名を持つ事に由来する複合内在型宝具。
その名前に応じた64の能力を内包しているトルーパーの身体。
それらの能力は身体能力であり武器であり乗り物であり、その一つ一つが宝具でもある。
しかし64あるといっても、その効果は似たり寄ったりであるので、
弱体化の意味も含め、大まかな能力別に以下6つに限定する。


○千滅神槍[シャクティダラ(槍を持つ者)]
通常はこの武器を持った状態で闘うことが多い。
山を削り、神々の軍勢と渡り合った豪槍。
この槍をトルーパーが扱うことで、サーヴァント千体を貫いてもものともしない威力を誇る(大袈裟)。
この槍の本体は縮小されて体内にあり(初期段階では封印されている)、特別な効果を持たない代わりに、いくらでも複製する事が可能。
その為多数生み出して同時に、又は連続で投擲して攻撃するといった戦法が非常に強い。
(デザインのモチーフは葉っぱであり、槍をつかむ髪は枝のイメージ、総じて木、植物のイメージである。山の神であることが由来)
取り出す際は背中や頭部から生えてくる様に出現させる。


○巍然干城[マハーセーナ(偉大なる戦士)]
山の神としての信仰からなる召喚の固有結界。心象風景は山頂に砦を持つ六つの山と、その山々に囲まれた、
トルーパーが住んでいたとされる聖なる山シヴァギリ。
外界からの干渉を遮断し、六つの山の砦からはインドラから最高指揮官を譲り受けたとされる悪魔を滅ぼす軍隊が召喚進発される。
トルーパーはシヴァギリ山頂ど真ん中上空で後述する黄金の孔雀に乗って様子見、神の軍勢は外側から円が収束するように中心に向かって攻めてくる。
一掃目的での安易な対城宝具等の使用は、トルーパーに大きな隙をさらすことになるだろう。
そして神の軍勢との戦闘が始まれば、当然孔雀に乗って隙を伺い攻撃、という流れである。
しかし神の軍勢は空中移動出来ない故に相手が飛べる場合は厄介。地上に落とすまでトルーパー1人で空対空戦闘するしかない。
それはそれで演出的にオイシイかもしれないが。
尚トルーパーの別名の一つであるスカンダには、イスカンダルから転じたという説が有り、
この宝具の概要には第○次聖杯戦争時のラ○ダーが持つ固有結界との共通性がみられる
(独立サーヴァントの連続召喚と全員で術を維持している点は代表的な例)。
ちなみに神の軍勢単体のステータスはトルーパーのクラス基本能力に近いが、多少の固体差がある。


○戦神王号[セーナーパティ(戦士の王)]
トルーパーの、生まれながらの戦神素質。生後四日にして天地が震えるほど叫び、
驚いてやって来た神々全てを蹴散らし、さらに六日目には神々を率いて魔神(アスラ)たちを撃破した
という神話を由来とする、その肉体に宿りし宝具。
単純な肉体的性能、そしてその戦術においてトルーパーの右に出るものはいないと言わしめる程の、
その勇猛信仰を具現化する。
肉体においては相手サーヴァントの身体的能力を確実に上回り、
相手の身体能力ランクより自動的に+2ランク。近くに複数のサーヴァントがいる場合は、
より近い敵サーヴァントの身体能力が対象となる。然らば複数を相手にする場合、
先に身体能力の高い方に近寄って戦ったほうが有利等の戦術性が生まれる。しかしこの効果は
見た目に分かりづらすぎるので、妄想アニメ化等の場合には戦士系のサーヴァントとの闘いを心から好む感じに
見せ、膂力等で圧倒させる方が分かりやすい。対象サーヴァントが全くいない場合はトルーパーのクラス基本能力に準ずる。
又、対象サーヴァントが肉体派でない場合、身体能力ランクが+2しても普通又はそれ以下程度となり結果的にデメリットになってしまう。
(キャスター等と相性が悪いといえる)
しかしその逆であれば、この宝具はクラスの弱点である器用貧乏な身体能力を補うことの出来る宝具である。
又、戦術面では、雄叫びを上げる事で固有結界〈マハーセーナ〉により召喚された神々の各ステータスランクに+1ランクするというおまけまでついている。


○幻想天人[グハ(神秘的な者)]
宗教画でいつもトルーパーのそばに描かれている聖なる鳥「孔雀」が生ける宝具となったもの。
ライダーの騎乗宝具程の性能は無いが、意思疎通が可能で、乗りやすい大きさに巨大化可能。単純に飛び回れる乗り物としてはとても便利である。
炎や太陽と関連があり、その姿は金色に輝いている。又、真理を見通す目を持ち、存在を全て看破する事が出来る為、索敵能力に優れている。


○星殺征覇[ターラカジット(ターラカの征服者)]
シヴァの息子以外には殺されない体をもつアスラ、「ターラカ」を倒した神話が由来。
そういった神秘的な力を打破するために生まれた、トルーパーの存在意義の宝具化。
その時点の状況においてこの宝具無しに撃破不能対象をそのからくりごと連なる存在全て貫通破壊することの可能な肉体一体型宝具。
攻撃を通さない、干渉を許さないなどは勿論、その他の防衛的無敵要素の仕掛けをすべて無効化する。
対応できる宝具ランク等は関係なく、又、武器を持てばその武器にも効果が付与される。(あくまでも触れていないと効果は付与されない。)
無限の要素を持つ不死や、能力的にこの宝具を適用しなければ絶対倒せない場合にのみ特別に対応し、適用される。
又、倒せはするがこちらが甚大な被害を受けるというような、状況的に倒せない場合においても適用され、その効果を打ち消す事が可能である。
そういった状況を生む能力が例え後天的に覚醒等で備わる場合であっても、貫いた段階でストッパーの役割を果たす為、
身体的にも能力的にも完全に消滅するまで、効果対象の無敵に関わる能力の全ては無効となる。
しかし単純にただ対象が硬い場合等、ほんの少しでもダメージを累積する事が出来、その結果最終的に倒せる場合にはこの効果は発動しない。
あくまでも不死の仕掛けのみである。そういった倒せはするが難儀する場合は後述する梵修神槍[ヴェール]に頼るほか無いがこれが出るのは終盤のみ。
このターラカジットの効果は演出効果的には意味合いが薄く、又、人によっては興醒めするかもしれないが、
これは撃破不可能な超強力な設定持ちのキャラを、それでも確実に仕留める為の宝具。単純に生命力が強いのならともかく能力で死なない場合は
それこそ戦闘が興醒めするので備えあれば憂いなし的な宝具である。人間やそれ以外の物体、現象等にも適用され効果対象の例外は無いとは言わないがほぼ適用される。
(この性能は作者の武田鉄○的僕は死にましぇん設定恐怖症による我侭である。よって弱体化も全然あり)
以上によりトルーパーは「ボクに倒せない敵なんていないよ」が口癖。まとめると死なないという神秘を消し去る能力。
トルーパーにとって完全無敵には必ず理由があり、どんな謎や神秘を孕んでいても本質的理由を探知し無効化する宝具。


○六連星童[カルティケーヤ(すばる星団と関係を持つ者、もしくは6人の集合体から6)]
トルーパーの出生の秘密とトルーパーに流れる6神分の力が由来。スヴァーハという女性が火の神アグニを騙して性交し、
6回分の精液を纏めた結果生まれたのがトルーパーであり、[リスト オブ ノーブル]の能力を6つに限定したのはこの為。
その姿は6つの顔と12本の腕を備えていたとされる。
又、性交の際シヴァがアグニに乗り移り、同様にパールヴァティーがスヴァーハに乗り移っていたので、シヴァの息子であると解釈されているようだ。
これらの事によりトルーパーの体には神6体分の力が入り混じっており、さらにはそれらを形態変化等自在に運用することが可能。
主に根の様な髪(神)を多数の腕や武器に変えて攻撃する。とにかく伸縮可変自由自在であり、その用途は無限である。
(普段は人間の毛と同じ。漫画の寄○獣に近いイメージ)
例を挙げると、触手的な髪を身体に絡めて筋肉を増強したり、根のように地中に潜らせ魔力を地脈から急速充填し、
さらに自らを砲台と化し、魔力弾発射等が可能である。
又、脚の機械的な部分は皮膚表面から水銀のような液体が浮き出て固まったトルーパーの細胞であり、
水銀は錬金術の世界では「両性具有の怪物」という別名を持つ為、強引ではあるが作者による創作設定がひそかに関連している。
尚、そのような自在な肉体を持つ為に内部構造も通常の人型サーヴァントとは異なっているので急所が非常に分かりづらく、又、一定でもない。
そして再生力が強く半端な刺し傷や切り傷等は全く意味を成さない。
シヴァの6回分の精液パワーは伊達ではないのである。
(しかし大技を食らえば普通に死ぬ、だが半身が吹き飛ばされる程度なら生存可能。その為グロイシーンもいける!)
そして6神分の多数の眼は、顔の2つ以外表面に顕現してはいないが、宝具としては機能しており、
全方位見ることができる上、当然のように千里眼も備わっている。その為目をつぶっていても周囲が見える。
マスターの護衛等に重宝するだろう。


・「我、攻撃者也」[プルシャスカンダ]
シャクティダラ、ターラカジット、カルティケーヤの3つの宝具の併用により、
自らを一つの巨大な槍とし、突撃する。対人・対界宝技。
その外観は脚の生えたデカイ槍、又は槍を頭に装着した脚の生えた筍がグロテスクになった様なイメージ。(槍のデザインも、一体化、巨大化するにあたってこの技専用の別物になる)
突進系の技であり。その貫通力は身体(カルティケーヤ)全てをぶつけるだけあってトルーパーの攻撃の中で最強。凄まじい威力を発揮する。
又、躱す事は出来ても、ターラカジットの効果により真っ向から100%防ぐことは不可能。
(攻撃をぶつけての相殺ならば弱体化は可能。結果的にノーダメージになってしまうような役割を持つ全ての庇護を消し去って無効化するのみ)
トルーパーは自身で高速飛翔することが出来ない(触手を翼に変えて飛ぶ事自体は可能)為、殆どの場合強靭な脚力によって発進する。
序盤から決め技として活躍する技である。
この技には次の段階があり、一度脚の機械部分を引っ込めた後にターラカジットを最大限行使して脚の付け根から沢山の銀色のワイヤーの様な細胞を飛び出たせ、
そのまま再度脚と一体化しながら巨大化し、強靭な脚に作り変え、さらに同じワイヤー状の細胞が臀部から飛び出し、
それはアメコミのドクター・オク○パスのように第3、第4、さらに枝分かれしてそれ以上の腕及び脚となる。
そうして擬似的な筋肉の異型となることで突進速度が何倍にも膨れ上がる事になり、
又、避けられた場合においても臀部から生えたワイヤー束によるアームを最大限利用することで、反転して再突進する際の速度が別次元(大袈裟;)となる。
当然魔力消費が激しく、然る可き時を選ぶ必要がある。
(尚、この状態はプルシャスカンダを使う場合においてだけではなく、通常戦闘にも活かすことが可能。その際は腕も同様に変化。
 消費が激しいので長くは持たないが、より映像的にパワフルな立ち回りを期待できる様になる。
 その状態での四つん這いの体勢は正に巨大な蜘蛛を彷彿とさせる。
 ただし見た目がどう見ても化け物である為、王道主役キャラに倒されそうな雰囲気が半端無い)



・神聖童子[???]
もしトルーパーが最後近くまで勝ち残った場合は、「神聖な子供」という意味のトルーパーの真名を開放することで
所謂?完成者となる、触手は消え、コスチュームも一新。外見はちょっとした宇宙人のような様相になる。
光り輝くシャクティダラの本体(シャクティダラとは全く違う外見。凄くあっさり風味)も現れ、宝具名が梵修神槍[ヴェール]に変わる。
これはアスラの帝王スールパドゥマを真っ二つに引き裂いた槍である。
裂かれた帝王は雄鶏と孔雀に変異し、その孔雀は今では乗り物であり相棒である(即ちグハ)
この宝具は、もし主人公的なルートがあった場合にラストを盛り上げる為の演出効果的な意味合いが強く、
又、ここまでいくと蛇足的なので[???]や[ヴェール]の能力詳細等は省く。[ヴェール]だけしいて挙げるなら自身も含めた魂(霊核)の解体。
生死問わずバラバラにしたりなったり出来る。その時肉体は切り分けた魂一片の大きさに応じて別れて付随し、別の形状に変異する。
ただし肉体を持たないサーヴァントは体裁を保てなくなり英霊の座に帰還してしまう、即ちサーヴァントとして消滅する可能性が高いが、
実際どうなるかは不明。アクション的には超シンプルで、斬るか刺すか投げるか。静かにあっさり。そんな感じ。


◇パートナーについてどう思っているか、他、聖板戦争における協力体制について等

蓮水は女性なのでトルーパーからすればあまり近寄りたくない存在。
一方蓮瑛に対しては、戦士の気質を感じ取っており、すぐに打ち解け、仲間意識を持つようになる。
結果的に蓮瑛にとっては両手にロリということになり、序盤はウハウハ状態が続く。
聖板戦争においては後述する影武者の〈ゴースト〉を含めた蓮水の命を守りさえすれば後は自由に、
臨機応変にといった具合に、特にサーヴァント戦はある程度任されている。
この事から、一回ミスって他マスター等に蓮水が殺されても、〈ゴースト〉でしたというヒヤッとするシーンが想像出来る。


◇キャッチフレーズ

生やすか生やさないかは自由だ!


◇あだ名案

ボブ・マーリ○
旧旧型スク水両性類(省略可)
ショタボイス内蔵イソギンチャク(拡張にも最適)


◇イラスト・小説などの二次創作使用の可否

むしろ蓮水を可愛くして欲しい。全部おkです。
デザイン分からない場合は適当に補って省略しまくって下さいw
皆さんの作品描かせて頂いてると、アピイラの設定資料のありがたさをものすごく感じました。
前回あんな判り辛いのを描いて下さった御方ありがとうございました。オッサン格好良かったです!





ここまでで一応終わり。
ここから↓は鱒と協力者の設定と、詳細情報を履き違えた下らないキャラデザイン説明とあとがきです。無駄に長いので注意;長々と読む利点はありません。
ストーリーも第四次の設定と噛み合わないので関係無しとなってしまいました。どうしても読む場合はいろいろご了承ください。





〜〔マスター・塞子蓮水(さいこ はすみ)〕〜


◇属性 秩序・中庸

◇性別 女!

◇職業 小学生

◇年齢 11歳 誕生日 7月3日

◇身長・体重 135cm・31.5kg

◇ステータス 未定(適当でいいです。魔術評価と幸運はA)

◇活動拠点 オフィス街・住宅街・私立小学校

◇キャラクター性イメージ香水 パコ ラバン○ ブラック エクセス フォーハー

◇キャラクター性イメージ時計 ブランパ○ ウルトラスリム ロータス 3300-45A55A-64B ←番号大事。
 (これはイメージというよりは、蓮瑛が彼女にプレゼントした時計。超お高い。
  アピイラには描いていないが、ピンク、黒、白の配色と、蓮のデザインがとても気に入っているらしい)



◇人物(いろんな意味で余計かもしれない周囲の環境設定も含む。読み飛ばし推奨)

私立小学校に通っているまだ見た目にあどけない彼女は、現塞子物産株式会社代表取締役社長、塞子蓮示郎(さいこはすじろう)の子女である。末っ子であり、
孫のように可愛がられている…かと思えばそうでもなく、むしろ蓮水を溺愛しているのは長男の蓮瑛。
蓮瑛は蓮水を妹としても十二分に可愛がってはいるが、実はそれを超えて恋愛感情を持っている。しかし彼はシスコンというよりはただのロリコンである。
というのも蓮示郎の実の子は長男の蓮瑛ただ一人である。蓮水は養子なのだ。ここだけの話、蓮示郎は所謂アッー!であり(妻はいる)、しかも血統に全く興味ない。

幼い頃に親元を離れ、塞子物産創立初期の頃に創設されて以来存続している児童養護施設「はちすば学園」に在園していた彼女は、当時「喜美野 椎(きみの しい)」
という名であったが、風変わりな健康診断を終えた2歳の時分に蓮示郎と出会い、よく分からないうちにとんとん拍子に塞子家の養子となってしまった。
それも特別養子縁組である。
その健康診断はある目的を持って行われたものであるが、しかしそれだけが蓮示郎を養子縁組へと動かしたというわけではない。
なんということはないのだが、単純に愛らしかったのと、彼の腕に巻いてあるパテックフ○リップ グランドコンプリケ−ション Ref.5207に興味を示していた事が大きい。
あくまで楽観的な見込みではあるが、この一見普通に見える時計の良さに気付くのであれば、本質を捉える事の出来る優れた人間に育つであろうというわけである。
(このエピソードは後の彼女の能力を暗に示している)
こうして蓮示郎という所謂大物の養子となったのは幸か不幸か、まもなくして彼女の名は塞子蓮水として改められる事になった。
彼女はそれから、今までと全く違う環境で生きていく事になる。

多少強引な流れで入家することになった塞子家の教育方針はとても厳格なものであった。それを顕す端的な家訓は「凡人は死すべし」である。
これは、才能、実力の有無というよりは、ノーマルになるな。物差し通りになるなという意味である。ここでのノーマルとはニーチェ的に言えば「畜群」である事を指す。
人と同じ事をするな。周りに溶け込むな。池で飼われるぐらいなら外に飛び跳ねる努力をして死ね。
という聞く人が聞けば差別的にも聞こえる苛烈なもので、まずは知能、基礎学問、基礎体力を磨き、
それと共に見識を広める為、塞子グループ各社を回って見学したり、世界の主要都市等にに連れて行かれる事になる。
とにかく遊びも含めなんでも適度にやらせ、当人の自信とパーソナリティの土台を構築するのである。これを塞子家では「超基礎能力養成プログラム」という。
又、半年に一度行われる蓮示郎との定例面会は、親子の会話といった生易しいものではなく、それは端から見れば進路面談の様相である。
現在の近況や目標。何に興味を持ったか、将来やりたい事はあるか。その面談自体が自己表現の訓練でもあるが、それまでの学校での成績や、面会から得た情報を基にして、
教育プログラムを再編成し、広い視野を維持しつつも適正能力等が伸びやすい様に調整していく。
特別にやりたいことは一応何でもやらせてもらえ、単独行動を許される場合も多々あるが実は秘密監視員付である。
こうして自主性を重んじつつも徹底的に管理教育し、塞子家の人間としてあるべき姿になる様に指導・誘導されるのだ。それは「畜群」に陥らない強い独自性をもった人間である。
尚、教育プログラムは改名からすでに始まっており(改名はたやすく出来るものではないが、金と顧問弁護士に任せて強引にでも改名させる)
蓮水の様な養子の場合、名前を変えるという事は教育という洗脳の第一歩。まずは自分が塞子の人間なのだと認識させる事が大事である。
そうして変化適応力を感化する事で、管理教育によるストレスを軽減するのである。

蓮水はその環境の下、先天的に聴覚障害を煩っていながらも弱音を吐かずに現在まで問題なくやってこれていた。
その様に強く育ちつつある彼女には、すでに将来の展望、夢がはっきりと開けている。
それは彼女の特別な資質に関係しており、又、それがあるから蓮示郎と出会い、今が在るとも言えた。
その資質というのは所謂オカルト的なもので、ずばり魔術師になる事の出来る才能である。
蓮水は検査の結果、その特別な才能にとびきり優れており、さらには周りの人間がそうなる様に仕向ける必要も無く、魔術を知った彼女はすぐに興味を持ち始めた。
それはそうである。教えさえすれば幼い子供が魔法とか魔術といった不思議なものに興味を抱かない訳が無い。
蓮水の魔術師としての歩みはこうして始まったのであった。
というのも、塞子物産は古くから魔術組織と関わりを持っており、魔術に興味を持った当時の塞子家当主は秘密裏に魔術を研究する部署である〔青空教室〕を設置し、
組織からあぶれた魔術師を高額で雇い、彼らの自由と生活を保護し匿うことを見返りに魔術の基礎を漏洩させたのであった。
その時から続いているのが、児童養護施設「はちすば学園」における健康診断という名の魔術に関する適格性検査である。
魔術師にする事が目的である以上、実親が基本的に介入してこない孤児等がよいだろうということで「はちすば学園」は創設され、
魔術師に成りえる才能を示した子供の里親等になる事で、後に成長しても塞子物産社員として継続して研究を続けさせる事が目的である。
〔青空教室〕設置初期は、素質を持っている子供を探すのにも大変苦労し、その前途は多難であったが、
ある時その希少な魔術の才能を示した子が新規入園児の中に3人いた。偶然にも程があるというぐらいの天文学的な確率である。
即刻手続きをして塞子家に里親として迎え、その彼等に基本的な魔術知識を教える事で、燻っていた〔青空教室〕は本格的に始動したのである。
その3人はあぶれた魔術師達の教えを元に一人一人が独自に研究し、今でも3つの流派として続いており、それらの分派として現在ではさらに3つ増えていた。
そしてその中の一つを受け継ぐ存在として選ばれたのが魔術師として早くも頭角を現した蓮水である。
まだまだ魔術界において発展途上レベルの〔青空教室〕では特に才能を優先させる為、圧倒的に優れた彼女が若くして魔術刻印を引き継ぐ事になったのだ。
その魔術回路の多さと特異な才能から、元は古い魔術師の家系だったのかもしれないと噂されている程であった。
尚、その引継ぎの影響なのか、彼女はそれ以来非常に大人びた一面を覗かせる事ががたびたびあった。
所で塞子物産がなぜ魔術師を育成するのか、それは塞子家の特色である貪欲さが大きな要因である。知りうるもの全てに目を光らせておく。
向上欲を満たす為には努力を惜しまない。この姿勢が塞子家をここまで大きくしたのであった。蓮示郎はここまで見てきた蓮水に、その資質を確信していた。
彼女が目標としているのはやはり魔術師にとっての魔導の極、根源の探求である。若干11歳にして魔術師としてのスタンスは極めて明確であった。

その様な環境で生きてきた彼女の性格は、最初こそ大人しかったものの、今では明るく前向きでチャレンジ精神旺盛。
聴覚障害をものともせず、何にでも興味を持つ行動力に溢れた少女である。さらに口で話せない為か、表情で感情を表現するのが得意。
成績は文武両道。何をしてもある程度の才能があり、さらに完璧主義且つ努力家なので着々と力をつけていくが、
褒められるという事が少ない環境の為に自信に欠ける面がある。従って彼女は慢心するという事が全く無かった。努力の鬼といってもいい。
他人に対しては温和で人当たりもよく、周りに気を配ることができる優しさと、人を引き付ける天性の可愛らしさを持つ女性である、基本的には。
しかし塞子家の教育を受けた事や蓮示郎の影響により、優しさの裏に計算高い利己心を併せ持つ二面性のある性格に育ちつつある。
彼女が日常的に行う手話の中で、たまに相手に対して、冗談交じりに中指と薬指の間に親指を入れる拳のサインをすることがあるが、
それはアメリカの手話で「N」を指し、蓮水はそれを「ドN」の意味を込めて用いている。
「ドN」とは、「ドM」や「ドS」の派生語で、極端にノーマル、個性がない事を意味する俗語である。
蓮水は塞子家のスパルタ的独自性教育により、「ドN」に対して軽蔑的な印象を持っており、そのサインには自分への戒めの意味も含まれている。
女性器・セックスを表す女握り、フィグサインとは親指の位置が違うので間違っても勘違いしてはいけない。
尚、塞子家の者は名前に必ず蓮の字が入っているが、それは泥水の中から生じ、最終的には美しい花を咲かせるという蓮の姿に、
塞子家の強い成り上がり的なハングリー精神を重ね合わせている為である。
又、蓮の葉はロータス効果という、泥に染まらない自浄性を持っており、決して濡れることがない。
これは、塞子家の家訓にも記されている、何者にも侵されない強い独立性と、
自分を冷静に認めつつ常に高みを目指し、運命に屈服しない強い意志を持てという「超人思想」を表している。

この塞子家の教え通りに育った蓮水は、聖板戦争においても消極的になることなく自ら考え行動し、独自的アプローチで挑む事だろう。


◇スキル

・魔唱の魔眼  
目は口ほどに物を言うといった諺があるが、彼女の場合は目が呪文を唱える。
正確には思い浮かべた呪文を、外界に働きかける魔術として呪文と同様の効果を及ぼす様に魔素に構成投影し、言葉とは別の形で発するのである。
これを〔青空教室〕では〈眼魔唱(がんましょう)〉と呼び、
眼魔唱を用いた一連の魔術は、総じて〈眼魔術(がんまじゅつ)〉と呼ばれる。
この魔眼の才能により、彼女は言葉を上手く発せない聾者であるにも関わらず、逆に呪文を口で詠唱する魔術師よりも高速に強力な魔術を起動することが可能。
又、形式化された手話の様な手振りを同時に行うことで大呪文も高速起動が可能であり、
さらには会得した思考分割により、魔眼の左右で別の呪文を同時に魔術化することも可能となった。
現在は継承した魔術刻印によって、数多くの魔術を行使することが出来るようになった為、この魔眼により、魔術師としての完成度は既に相当なものとなっている。

・魔術師
魔術師としての能力。対魔力や魔術知識、魔術実行能力等に優れる。彼女の才能と努力と魔術刻印による影響の賜物。

・料理
「男をつかむなら胃袋をつかめ」と言うが、彼女はそれを蓮瑛に実践している。もちろんプロ級ではないが努力家な為、すでに「お母さん」になれるレベルである。

・マッサージ
これも蓮瑛に実践している。断っておくが性感ではない。しかし時折敏感な際どい部分に触れるのがポイント。
その手つきの絶妙さはドクター荒○もビックリかもしれない(←つっこみどころ)。
蓮瑛に対し、俯せにして腰に跨って行えば、「こうかはばつぐんだ!」

・JS三種の神着
私立型JSの至高宝具である被服装備。制服、体操着、スクール水着の3種である。体育祭やプールデート等のイベント時に着用。
プールデートの際は関係ないがフリル系ワンピースでも可。どちらにせよ蓮瑛に対し「こうかはばつぐんだ!」

・超私服
私服といってもいつもの地味な物ではなく、パーソナルスタイリストにコーディネートさせた所謂勝負服。ギャップ萌えである。
服装だけでなくトータルコーディネートなのでヘアスタイリング等も行う。ここ一番のイベント時に着用。やはり蓮瑛に対し(ry

・笑顔
蓮瑛に対し(ry

・ぷん○か!(偽)
蓮瑛に対し(ry
(ただしこのぷん○か!は蓮瑛を萌えさせようという本能的に計算されたもの。よって、
 だからこそスキルであるとも言える。尚、基本的に怒らないので本気で怒った蓮水は誰も見たことが無い)


・想起魔術
彼女が魔術によって現象を起こす場合、大抵はこの無属性の想起魔術からであり、過去に発生した物理現象や魔術現象等を、場所が重なれば想起して再び呼び起こす事が可能。
それは〈再呼現象(さいこげんしょう)〉と呼ばれ、想起される現象の規模により魔術としての規模も大きくなる。
尚、〈再呼現象〉は実際に現象そのものを全て復活させるのではなく、再現されるのは主に結果で、視覚に映る〈再呼現象〉はホログラムに近い。(元真零参照)
又、事前に魔力による空間走査(後述する読真零)を行う必要があるので、戦闘状況における行使にはやや面倒となっている。
しかもドラク○のパルプ○テ的な、何が想起可能かはそれまで分からない為、決して実戦的とはいえないが、
彼女の場合は逆にこれを楽しんでおり、その現象で何が出来るのかという事を即興的に考えてしまう。勿論全て上手くいくわけではないが、
彼女の発想力、創意力はいわば天才的であり、それが刻印継承者である所以の一つでもある。
逆を言えばどんなに魔術回路が多い魔術師であろうと、発想力、創意力が無ければ魔術研究については捗らないだろう。
尚、彼女の得意とするこの想起魔術は、そのままの意味の彼女の起源〔想起(アナムネーシス)〕と関連している。
言い換えれば、起源が関わっている自身の長所を伸ばした結果がこの想起魔術である。


◇魔術・奥義

・ガン(眼)ド撃ち(蓮水曰く「せくしぃ・びぃむ」)
通常のガンド撃ちは人差し指で対象を呪うが、彼女のガン(眼)ド撃ちはウインクするだけで対象に呪いが発動し、血圧が急上昇する。恋に落ちたわけではない。
ただし対象が男でさらに目を合わせて行った場合、特別追加効果の魅了を超えて支配の効果まで生まれる異質なガンドである為、一概に恋の病(呪い)でないとは言い難い。
魔唱の魔眼が魔性の魔眼と化すのである。
連続で発動された場合、高血圧緊急症といった、意識障害・頭痛・視力障害等の急性症状を伴う。さらに続けた場合、最終的には急性心臓死に至る。
この他にも、視界の中心部に映る物体を破壊する効果のある物理的干渉力に特化したガン(眼)ド撃ち、蓮水曰く、〈めんち・びぃむ〉がある。こちらは瞬き3連続で起動する。
これらはあくまで術を意識して行う必要があり、無意識下でのウインクや瞬きでは何も起こらない。
通常のガンド撃ちに比べ、ほぼノーモーションで起動するため、気づかれにくいというメリットがある。

・読真零(ドグマレイ、蓮水曰く「さいこ・めとり〜」)
所謂サイコメトリー。知っての通り物体に残る生物の残留思念を読み取る超能力だが、これを魔術的に行うのが〈読真零〉であり、想起魔術の一つである。
物体に残る生物の残留思念や生物そのものの記憶、その空間で起こった現象の情報を探ることが可能。
これにより、他サーヴァント達が戦闘した場所に赴き、宝具に関する情報や戦闘スタイル等を読み取る事で聖板戦争を比較的有利に進める事ができる。
又、魔力による空間走査により、例え映像的に分かりにくい場合でも、そこで何かの現象が起こったならばある程度解析する事が可能。
起源能力者等の特殊な異能等を事前に運良く知る事が出来れば、マスター戦においても戦う前に対処法を明確にする事で異能による初見殺しに嵌る恐れが格段に減る。

ストーリー上はこの〈読真零〉を使うことで、聖板戦争の進行とは別に、身内に起こった殺人事件の真相に近づいていくという感じになる。
犯人は設定的に当然マスターなので事件と聖板戦争が交差し、一石二鳥的な流れに。


・元真零(ガンマレイ、蓮水曰く「すりー・でぃー・ぷりんた」)
彼女ならではの魔術起動方法である三工程(刻印起動、眼魔唱、手振り儀式、)によって行う、三小節から成る魔術。
〔青空教室〕ではこの蓮水独特の魔術方式を、古代ギリシャ語で蓮を意味するロートスと数価が3のギリシャ文字であるガンマを足して〈ロートスガンマ〉と呼び、
それは今となっては蓮水本人を指す代名詞でもある。
この〈ロートスガンマ〉は、フィクションにおける忍者が用いる、手で印を結んで「忍法〜の術」といった忍術の起動方法とよく似ており、
あくまで設定として、実は当時の忍者の中には、本当に妖術と呼ばれる奇跡を起こす者達もおり、又、その血筋こそが蓮水の真のルーツであった。
蓮水は知らず知らずに、運命的にその血筋に刻まれた技術を復活させたのである。
ガンマレイという名前だけ聞くと、レーザーでも発しそうなものだが、これも無属性の想起魔術である。
無属性は、ありえないが、物質化するもの。それはこの術において、過去の物質化(厳密には物質化ではないが)という形で現れ、
術者は対象に触れる事で物体を選択し、魔素で魔術的に走査(スキャン)する必要がある。
これは〈読真零〉の一種で、便宜的に〈D−元真走査(ディー・ガンマスキャン、或いは縮めてディガンマスキャン。Dは記録や次元の意味を含んでいる)〉と呼ばれているが、
そうして得た情報を元に、術者が触れた物のコピーを最大3つ同時に生み出すことができる。
このコピー〈D−再呼立体像(ディー・ゴースト。縮めて以下ゴーストと記す)〉は、世界の記憶の具象化という体裁をしており、
過去存在の再現(リピート)であり、魔力やエーテルが完全に具現化したわけではなく、
端的に言うと触れる、触った影響や結果(感覚、感触等)が過去の記録を基にして物質的に再現されてしまうホログラムのような現象である。
しかし停止しているわけではく、生物であれば走査した時点の知能レベルで、人間であれば術者が命令する事である程度自立行動する事が可能。
戦闘状況で例えれば、要は簡単な命令に従う機能のある格闘ゲーム等のAIと思ってもらえば近い。
尚、〈ゴースト〉は過去の再現であり、生物に作用する幻惑作用や精神攻撃等が意味を成さない。
しかし何らかの方法でハッキングされ操作される可能性は大いにある。
そして〈ゴースト〉が魔術等何らかの方法で消去された場合、その場から完全に消え失せ、塵一つ残さない。
〈ゴースト〉の維持には魔力を必要とし、人サイズであればまだいいが、それ以上だと魔力的に負担過大になり長時間維持できなくなる。
蓮水はこの術を〈ロートスガンマ〉により比較的短時間で起動する事が出来る為、使い勝手は中々のものである。
ストーリー上では蓮瑛の〈ゴースト〉化が最も行われることになるだろう。次いで自分自身。
不意打ちによる死亡を避ける為に、普段から〈ゴースト〉を影武者として置き、本体は隠れて行動する。
ドッペルゲンガー的な生物の〈ゴースト〉は、自律や単純な記憶はするが能力的に進歩はしないため本体が新たな経験を積んでパワーアップした場合は、
一旦解除して再〈ゴースト〉化し、アップデートする必要がある。又、〈ゴースト〉は当然ながら現存する物体より存在する力が遥かに弱く、
出現前後、他の物体やコピー元〈スタンプ〉と位置が重なるとすぐに消えてしまう為、大きな物体を〈ゴースト〉化する時は重ならない注意が必要である。
尚サーヴァントの〈ゴースト〉化は不可能。魔術より格上である為。


◇ストーリー (めちゃめちゃハードル下げたいので言いますが、○学歴の×文ストーリーなので△念な感じです。□の羅列なのでどうしてもという方だけ。出来れば読まないで下さいw

        テンションの勢いで書いたものの設定と特にストーリーは自信なさ過ぎて泣きたくなる。
        尚、勝手で申し訳ないのですが第四次聖板戦争の設定との関わりが残念ながらありません;
        どちらかというと三次に近いです。というのも一応前回と設定が関係しているのと設定の修正が効かない所まで最初に書いちゃったから。)

魔術師を育成する目的で設置された塞子物産の秘密部署〔青空教室〕において、稀代の逸材として注目されている少女、塞子蓮水。
彼女が聖板戦争に参加するに至った経緯は、その実力とは裏腹に、上層部の意向として予定されていた事ではなかった。
目前の聖板戦争において、協力企業である塞子物産は事前から参加資格を1枠与えられていたのだが、
現段階において虎の子である蓮水を、生命の危険を伴う聖板戦争に参加させるのは時期尚早であるという至極全うな理由で、
候補者の中でも条件に見合う別の、とうに成人式を迎えた優れた魔術師を選定していた。しかしそれから数週間後、彼らにとって予想だにしない事件が起こった。
聖板戦争が開始する数日前に、その最終選定候補者が突如として行方不明になってしまったのである。即刻GPSで位置情報を検索し捜索した結果、彼らは簡単に見つかった。
だが、すでに事は為されていた。その最終選定候補者である魔術師は、他の何人かの〔青空教室〕に所属する優れた魔術師達数名と共に、
人里離れた緑の生い茂る場所に放置された無残な亡骸となって転がっていた。異常というほか無いバラバラに飛び散った惨状は、検分の結果他殺である線が濃厚だとされた。
この惨状をみれば一目瞭然ではあるが、それともう一つ、地元の警察にとって何一つ事件の特定に有効な証拠を表すことはなかったからである。
爆発物の欠片等、想定される事物が複数あったのだが、悉く発見する事は叶わなかった。
事故等では有り得ないほどに本当に必要な情報だけが、そこには存在しなかったという。
後に行われた司法解剖により、直接の死因はやはり爆傷である事が分かったが、一体何の爆発物を使用したのかが一向に分からず、
又、その遺体の損傷具合も一般の火薬による爆発物によるものではないとされた。あえて例えるならば中性子爆弾のような、
非常に透過性の高い爆発兵器を食らった様な細胞損傷具合であった。

〔青空教室〕始まって以来の研究成果を継承していた魔術師達、ここまで継続して育て上げた数少ない貴重な人材を一度に失った〔青空教室〕に残ったのは、
まだ実力に心許無い者達数名と、魔術師として歩み始めたばかりの幼い卵1名である。まさに悪夢というしかない。
もはや〔青空教室〕に残る実力者、そして刻印継承者は蓮水ただ一人であった。
だからといって彼女を争いに参加させる選択肢は、今やかえって程遠いものであったのだが、ここに来て、何故か蓮水は強い参加の意志を示したのである。
それはこの事件が起こる先日に知らされた、義兄の蓮瑛が突然何者かに襲われるという別の事件が大きく関係していたのであった。

「お義父様にお願いがございます」(以下の蓮水との会話は前提として全て簡単な手話と筆談で行われているが、分かりづらい為会話の様に記す)
意を決し、蓮水は今年緑寿を迎えた偉大な養父を前にし、若干緊張した面持ちで呼びかけた。場所は塞子邸書斎。時は正午。
この場所にこの時間、この高級住宅街の中でもとびきり大邸宅の主である蓮示郎がいるのは決して偶然ではなく、事前に秘書を通し、アポを取った末の面会である。
蓮水は普段ここには住んでおらず、先の定例面会から実に3ヶ月ぶりの実家帰還であった。
塞子邸は先先代が建てた伝統木造建築家屋であり、二千坪を超える広大な土地に日本の伝統美、様式美をふんだんに取り込んだ、
正に贅を凝らした芸術空間となっている。外観は如何にも和風だが洋室も備えており内装は和洋折衷である。
そんなどうでもいい説明はさておいて、蓮水は養父に、聖板戦争への参加の許しを請いに来たのだった。

蓮示郎はアンティークデザインの如何にも高級そうなオフィスチェアに座したまま一時蓮水を眺めていたが、
目に宿る蓮水の強い意志を見て、手振りで続きを催促した。すでにある程度は内容は承知していたが、
本人からより詳しい概要を聞く為、そしてそこから蓮水の覚悟の程を測る為である。
蓮示郎は極度の合理主義タイプな人間であり、もろもろの儀礼や無駄な挨拶を嫌う。下の者には話すべき用件のみを的確に伝えることを望む。
幾度のやり取りで慣れている蓮水は、率直に用件を切り出した。
「私、蓮水が塞子の代表として此度の聖板戦争へ参加する為に、お義父様の御許可を頂きたく存じます」
普段の蓮水からは想像し難い厳粛な雰囲気である。そこに年相応の無邪気さは見受けられない。
「どの程度理解しておるのだ。納得させるだけの用意はあるのだろうな?」
聖板戦争への参加は死の危険を伴うハイリスクなものであり、貴重な人材でありながら年端のいかない蓮水がおいそれと参加するべき争いではない。
しかし蓮示郎の問いはそれだけの意味にとどまらない。それを蓮水は認識していた。
「承知しておりますお義父様。しかしお義父様も知っての通り先日の不幸で状況が変わりました、そしてそれは私の立場においてもです。
 つきましては私の参加が不可欠であるという結論に行き着き、さらに蓮瑛兄さんに協力を仰ぐ事で今だ十分に勝利を狙えるという確信に至りました。
 すでに蓮瑛兄さんにはこの案件に協力して頂けるようにご了承を得ております」
「ちょっと待て…色々聞きたいことはあるが、蓮瑛だと?門外漢ではないか。素人に何が出来る。それ以前に彼奴は病み上がりであろう?」
「怪我による影響は殆ど無いとの事です。実は蓮瑛義兄さんは魔術とは違う不思議な力を持っています。ごく最近得たようなのですが……、  その力を借りて私の魔術が合わされば、如何に有能な魔術師相手であってもおそらく対処は可能です」
蓮示郎の問いに含まれる意味。そのもう一つ。それは確かな勝算を持っているかどうかである。
やるからには地に足を着けた大成なる展望を考えない者は塞子家の人間たり得ないのだ。
蓮示郎は、まさかここにきて唯一の実子蓮瑛が出てくるとは予想だにしなかったが、蓮瑛の傭兵経験を知っている為、
よくよく考えれば確かに蓮水の言うその謎の超能力の有無にかかわらず、殊に戦闘においては門外漢ではないと考えを改めた。
(此奴……養子の分際で塞子家の跡取りを利用するとはなんと太太しい。了承を得てと言うからには蓮瑛の心も掌握済みというわけか?
 その上ワシがそれを端から許すと思うておる。塞子において故あればそれは確かに真だが……しかしなんという童女(わらわめ)じゃ。
 ここまで塞子を体現する者が養子とは笑わせる)
蓮水はこの通り耳が不自由ではあるが、蓮示郎は度重なる定例面会によって彼女の優れた資質を見抜いていた。貪欲さ、冷静さ、聡明さ、したたかさと、
全て高い水準で備えている。もし耳が聞こえていたなら、いずれ塞子物産を支えるのは蓮瑛ではなく、もしかすればこの蓮水であったかもしれないとすら感じている程に。
蓮示郎は魔術に疎く、たとえ詳しく聞いても蓮水以上の事は判断が付かないが、その蓮水が自信を持って負けないというのなら、確かに多少は期待は出来る。
だが、やはり、そんな蓮水だからこそ蓮示郎は決断するに困難を極めていた。人材として、蓮水は貴重すぎるのである。
物事は、いくら計算しても思うように行かない事が多々ある。想定外はさして珍しくもなく、彼女が聖板戦争勝利にどれほど自信があったとしてもそんなものに保証など付かない。
蓮水を失うリスクは日常生活とは比べるべくもなく、有り体に言えばこれからの塞子家の為にも、参加は許可すべきではない。
しかしそれらの事ですら蓮水は分かっていて、それでもあえて自信有り気に言っているのかもしれない等と彼は考えたが、
ともかくまだ易々と肯く気は毛頭なかった。さらに拒みたい理由はいくつもあり、蓮瑛参加もその筆頭。普通に考えれば蓮瑛が参加する事自体ありえない事態である。
「蓮水、分かっておるだろうが我等はお前の参加を望んではおらぬし聖板戦争の不確かな願望器とやらにお前達の命を賭けるだけの期待はしておらん。
 なれば話は戻るがお前が参加する気になった所以はなんだ?状況が変わったと申したな」
蓮水は全ての問答で養父を納得させねばならなかった。彼女は想定していた問いに対し、事前に考えてあった答えを述べた。
「はい。今お義父様は私の命とおっしゃいましたがそれは不参加にしても同じ、いえ、より一層危険かも知れないのです。
 魔術師である先輩達を一掃した恐るべき犯人は未だ捕まってない上に、犯行目的や単独犯なのかどうかも不明である以上、
 同じ魔術師の私が狙われる可能性も低いとは言い切れません。又、狙われた場合に戦闘経験の乏しい私が対処可能であるとは思えません。
 彼らの死因を考えるとどんなに一般の護衛を付けたとしてもおそらく同じ。もし私も今後狙われるようであればここから近い場所に潜伏している可能性が高く、
 であるならば聖板戦争を利用し、その使い魔を身辺警護員(ボディーガード)にすることで、私が殺害されるといった可能性は格段に減ると存じます。」
聖板戦争参加自体にも当然危険があるが、それでも使い魔がいれば闘える。逆に参加しなければ犯人次第で闘う事さえ出来ないまま殺される事もありうるのだった。
蓮示郎はそれを聞いて掃除の行き届いた床のカーペットに目線を下げた。一考している様だが、しかしまだ納得に至る事は無いだろうと蓮水は言葉を待った。
まだ聞くべきことはあるはずであると、彼女がそうこう考えているうちに蓮示郎は目線を戻していた。
「それが尤もだとしてだ……その争いも一時の事ではないか。ただの時間稼ぎだとでもいうのか?」
「いえ、犯行現場と遺体の調査情報、そして私の魔術を駆使して、必ず期間中に犯人を特定して見せます」
「お前にそれが出来ると、そう言うのか?報告書によれば異能力者という以外に何もわかっとらんとあるが……」
確かに蓮示郎の言う通りだった。蓮水は、彼女ならではの方法である魔術でもって、考えようによっては警察よりも多くの情報を得る事が可能であるし、
その中で重要な役割を果たす魔術、〈読真零(ドグマレイ)〉は、物体に残る残留思念や生物の記憶を読み取る術である。
事件発覚後すぐにその事実を知らされた蓮水は、上層部からの事件調査依頼の為に遺体の面通しの際に地域の実力者である蓮示郎が無理を言い、
短時間ではあるが例外的に悲惨な姿となった兄弟達の遺体を調べていた。それは蓮水の年齢では無理のあるトラウマ的光景だったが、
彼女は嗚咽と嘔吐感の中、如何にか斯うにかやり遂げたのだった。
いつも通りやれば、〈読真零〉によりこの時犯人の人相や特徴を知ることが出来たはずだった。だが、結果そうはならなかった。
それは、その遺体のあらゆる全ては、発見現場と同様にもぬけの殻の様に、何の思念も記憶も残してはいなかったのだ。
この事は蓮水を強く戦慄させた。確かに証拠は得られなかったが、ここまで証拠を残さないということがつまりはそういう事なのだ。
おそらく実行犯は魔術師か超能力者か、いずれにしても常人には非常識な異能力者であり、又、違和感を覚えるほどの証拠隠滅の完璧さから、
その道のプロであり相当の手練れであると推考された。その様な者が行き当たりばったりで人を殺すだろうか?蓮水の答えは否。
魔術師を狙った計画的犯行であるなら蓮水が狙われる可能性は高いと考えた方が賢明であり、早急に犯人を見つけ出し無力化する必要に迫られたのである。
具体的な情報は何も無いが、何故か知れるはずのない義兄達の正体を初めから知っていたと考えるのが妥当である。従ってこの事態を傍観する訳にはいかなかった。
依然として全てが謎のままではあるが、もし組織的犯行であれば、事態は一層深刻である。塞子物産そのものが標的になっている可能性すら捨てきれない
調査には蓮水の〈読真零〉が必要不可欠であり、しかしその際に襲われる可能性を考慮すれば、
通常の身辺警護員では心許無く、少しでも安全に調査する為に、人間に対し隔絶した戦闘能力を持つサーヴァントの存在は不可欠だった。
捜査に関して残留思念に頼れないのであれば、後は遺体の損傷具合から凶器となった現象を推測し、それが能力によるものなのか、であるならどのような能力なのか。
期待は出来ないがそういった考えうる限りの外堀から埋めていくしかない。今は封鎖されてあまり近づけないが死体遺棄現場だってもっと良く調べる必要がある。
しかし返す返す言うがサーヴァントのいない現状でそれは非常に危険である。
蓮水は、持ちうる少ない情報を用いて上手くはぐらかしながら彼女の置かれている切迫した状況を説明した。
「まだ具体的には道筋を照らすことは出来ませんが、聖板戦争中に調査を進め、必ず真実を露見してみせます。
それは私にしか出来ない事であると思っています」
最後の詰めとばかりに彼女がきっぱりと言い切った頃には、蓮示郎は半ば覚悟を決めかけていた。
それは蓮水の強気な、そして多少強引な嘆願に、内に宿る彼女の強い意志を感じたからである。ここまでの内容にしても荒唐無稽というわけではないと思えた。

「珍しい程大した自信だな。まぁそれはそうだろうが……してその犯人を見つけたとして何とする」
「……証拠が出ない以上こちらで処理するしかありません。私にとってはその為の使い魔でもあり聖板戦争参加。
 犯行が組織的であった場合現段階では答弁に窮しますが、このまま参加権を放置してしまう手は無いと存じます」
そう答えた蓮水は、これで大体の要点は話した。一応筋は通っているはずだと思いつつも、蓮示郎が肯くかどうかは彼次第であり、内心そこまでの自信は無かった。
「蓮瑛は近くにいるのか」
「すぐに呼んで参ります」
しかし蓮示郎は、いるのならいいというていで蓮水を止める。
「……蓮瑛!」
良く通ったバリトンボイスが書斎の壁を越えて響き渡る。蓮水はというとほとんど聞こえないのできょとんとしている。
すぐにノックの音がし、蓮水の義兄にして塞子家の長男である蓮瑛がやって来た。
「蓮瑛、蓮水の言うお前の力とやらを見せてみろ。それを見て決める」
最後の足掻きというべきか、蓮瑛の力が決断の後押ししてくれることを期待しての命令だった。
「は、では父上、その為の用意があります故、宜しければ御庭に出て頂けますでしょうか。非常に危険でありここでは見せ難い力です」
そうして庭に出た蓮示郎達が見たものは、高さ、幅、共に2mを越す巨大な岩が触れもせずにバスン、バスンと削り取られ、最終的には
大人気ご当地マスコットキャラクター「ながモ○」の形状に変わるという理解しがたい現象であった。
余談であるがその石造はそれ以来、訪問客の間でちょっとした名物になっている。伝統的な日本庭園とのミスマッチが妙に癒されると言うのだった。

それから四半刻程して二人は塞子邸を後にし、蓮瑛の自家用自動車、軽防弾仕様のト○タ・センチュリーで塞子物産本社近くの社員寮に向かっていた。
里子を含めた塞子家の子供は、自立するまでは実家でなく寮部屋に住まうようになっている為だ。蓮水達魔術師も含まれるが、情報漏洩を防ぐ為別棟である。
秘密部署〔青空教室〕は、人目に着かない様に巧妙にカモフラージュされた、やや奥まった社員寮敷地内地下にあり、
蓮水は日常的にその二つを行き来することが多かった。
赤信号につかまり、手話による会話が可能になった所で、蓮水が助手席から信号待ちの蓮瑛に話しかける。
「うまくいったねテルにぃ。ありがと、ながモ○ちょ〜かわいかったし、お義父さんも驚いててすごくよかった!」
先程とは打って変わり、その表情と所作には年相応の幼さを表している。まだ見慣れないその変わり様に蓮瑛は内心驚かされていた。
「……そうか、いや礼を言うにはまだ早い。結果が出るまで生き残ったらいくらでも言ってくれよ、骨を折るのはこれからさ」
蓮水に感謝され、一般的に見て男前であるはずの蓮瑛だが今では照れてほのかに顔が赤らみ、脚色すれば所謂鼻の下が伸びているといった風情である。
蓮水はそんな蓮瑛に上半身をそっと寄せ、顔をじーっとを見つめる。そして、
「テルにぃがいれば絶対大丈夫。でしょ?」
そう言って彼の左大腿部若干内側に何にも例えようの無いほどすべすべとした右掌を載せて滑らせ、ニコッと満面の笑みで止めを刺す。
「おぅふっ!?……さ、さあな……だが善処する」
蓮瑛はこの時、考えられない局所事象ではあるが海綿体に血液が溜まり、その部分が膨張しなかった事に心から感謝した。
ところで二人が出会った当初は普通に蓮瑛義兄さん、蓮水ちゃんと呼び合っていたが、今ではお互いをサインネームで呼び合うようになっている。
(サインネームも勿論手話であり手振りで表す為、本来であればもっと直接的な意味合いのものであるが、
 ここではわかりやすく表すことを優先し、通常の愛称の様に記す。ちなみに蓮水はやはりというべきかハスミン)
そんな仲であるので、聡明な蓮水はなんとなく蓮瑛の想いに気付いているのだった。つまり彼女は分かっていてさらには意識して先程のおさわりをやっているという事になる。
逆に真面目で鈍感な蓮瑛は、そんな事は微塵も気付かず、ラッキースケベか何かだと思っており、相手が子供とはいえ、最近の小5女子のおマセっぷりを完全に侮っているのだった。
程なくして信号が青に変わり、車が発進する。2人の会話は一時中断した。
(ふふっ)
これからの事を考えると、蓮水は自然と笑みがこぼれた。その様子に隣の蓮瑛は気付いていない。
彼は先程の出来事に未だ興奮覚めやらぬままに運転に集中していた。
実のところ、蓮水が蓮瑛や蓮示郎に話した参加の所以は、一応事実ではあるのだが、彼女の願望、本来の所以とはニュアンスが遥かに違った。
あたかも自らに迫った危険の為やむなく参加せざるを得ないという風に説明したが、実の所はただの好奇心からであったのだ。
彼女は最初から根源目的で聖板戦争に興味を持っており、しかし上層部の決定により今回の参加は諦めていたのである。そこに降って湧いた好機。
交流も多々あった先輩魔術師達が死んだのは確かに悲しいし犯人に怨みもあった。又、蓮水自身にも降りかかるかもしれない危険性も嘘ではない。
しかし、その思考とは別に、事件発覚後即時に、このチャンスを逃すのは惜しいと思い立ったのである。蓮水コンピューターはその後フル回転した。
最終的に蓮示郎に話した他の動機の全てはその為の合理的な理由付けといってもよかった。即ち犯人特定の為の聖板戦争ではなく、その真逆なのだ。
とにかくこうして蓮水は無事蓮示郎の許可を得て、望み通り参加者となったのである。





〜〔協力者・塞子蓮瑛(さいこ はすてる)〕〜


◇属性 中立・中庸

◇性別 漢!

◇職業 会社役員・会社経営者

◇年齢 31歳 誕生日 9月26日

◇身長・体重 187cm/82kg

◇ステータス 未定(適当でいいです。精神強度・行動力はA)

◇活動拠点 オフィス街・住宅街

◇キャラクター性イメージ香水 クリ○チャンディオール ファーレンハイト 

◇キャラクター性イメージ時計 ウブ○ ビッグバン アールグレイ (所有している)


◇人物

会社経営をしているだけあり、その外見から醸し出すとっつきにくさとは裏腹に、表面上は社交的である。
性格は謹厳実直。女性に対する特殊な嗜好とそれとは別の暗い欲望さえなければ、至極まともな社会人。
何年も前にとっくに一人立ちしている彼は、父との定例面会の際、偶然出会った新入りの蓮水に一目惚れし、
それ以来合間を見つけては蓮水に連絡して度々会いに来ていた。
一目惚れと言っても最初はただのロリコン趣味だったが、蓮水と手話で話す内に心底惚れてしまった。いずれは交際し、
結婚を申し込もうと本気で思っている。
蓮瑛のロリコン趣味は性的な側面を孕んでいるが、それはいわゆるロリモノが好きという程度で、実際に年端もいかぬ少女
を本気で意識したり、恋愛感情を持つなんて有り得ない事だと思っていた。あくまで妄想の範囲だった。
(かと言って同年代や年上の女性を愛した事は一度もない)
しかし蓮水との出会いが彼をバーチャル・ロリコンからリアルガチ・ロリコンへと劇的に成長?させてしまったのだ。
こう述べるとただ完全なる異常性愛者になったというだけだが、彼にとって見れば、庇護欲・独占欲を掻き立てて止まない
蓮水のナチュラルな愛らしさが彼の天元を突破、つまりハートを打ち抜くほど強烈だっただけであり、
むしろこれは自身に問題があるのではなく、いや、あるのかもしれないが彼がいいたいのは即ち、
仮に、蓮水が今より一回り成熟していたとしても、例え二十歳を超えていたとしても、それでも惚れていたということであり、
根拠のない自信があった。つまりロリコンだから惚れたのではないと言い切る自信である。それほどの神聖な想いを
自らの恋に感じていたのである。とはいえそんな説明では有識者達からみれば彼がロリコンであることは疑うべくも無い。
とにかくそういうわけで蓮瑛は蓮水にZOKKON 命(ゾッコン・ラブ)であり、何しろ蓮水と出会ってから3日間徹夜し、
日常的に使用する初歩的な手話をあらかたマスターしたぐらいである。今では蓮水を傷つけるものは何であっても許さない守護天使と化した。
だがしかし、先に述べた通り彼には蓮水の知らない、仄暗い裏の顔があった。
彼が塞子家の人間として早くから興味を示したのは戦闘技術である。世界中の戦闘技術を学び、その後フリーランスの傭兵をしていた。
彼はその中で自らの戦闘技術を生かした殺人と、命を懸けた任務に生きがいを感じ、現在護身術の教室や格闘技のジムなど手広く経営しているその傍ら、
時折M.I.E(マーダー・インク・エリーゼ。略してミー、エリーゼは車好きならすぐにピンと来るかも)という名で、
日本国外において所謂殺し屋稼業を営んでいる。
彼のような環境的にも経済的にも恵まれたものが殺し屋になるメリットは、純粋に殺害行為そのものに他ならない。
依頼された殺害任務を自らの技術で成し得ることにより至上の達成感を味わうのである。

その様な生活の中、彼はある夜に、その本能が具現化したような起源覚醒による異能を手に入れる。
しかし、それによってすぐに人格に変調をきたすということはなかった。
それは彼の理性、自我が通常の人間より遥かに強固であった為である。それでも起源覚醒の影響は、その本能の開放により徐々に現れていき、
ストーリーの進行と共に次第に人格が飲み込まれてしまう事になる。最終的には魔術師だけではなくサーヴァントですら自分の力で殺したいと思うようになり、
それ伴い身体能力が飛躍的に向上。心身共に人間から遠ざかっていく。


◇スキル

・戦闘技術
作戦を遂行する上で兵士が用いる技術体系。特筆事項はなく詳細は省く。要は現代戦のプロだという事。用意しようと思えば小火器等も携帯可能。

・ロリコン 
幼い少女以外のあらゆる誘惑を撥ね退ける。例えそれが力を持った能力であっても、
「興味ないですけど何か?」状態であり例外は一切無いと本人は自信有り気に言い切る。

・戦闘マニア 
相手が強かったり殺意を向けられると萎縮するどころか俄然やる気を出す。身体能力に+1ランクの効果。

        ・知覚過敏 (域) 
歯は関係ない。これは後述する彼の異能と関係するスキル。自らの異能領域内でのみ感知能力がMAX。
自分と関係の無い異質な存在、(精神干渉等の能力現象も含む)を全て感知することが可能。
その存在の在り方に関係なく自分以外の存在の領域侵入を空間で認識する能力。はっきり何かとまでは分からないが、その存在の本質によっては強い違和感を感じる。
ストーリー後半になると反射的に自らの異能で侵入行為に対処する等の獣じみた行動を見せるようになる。

・クール系メガネ男子(偽)
文系女子やふじょし等に人気らしい。しかし彼は伊達メガネなので一応(偽)とする。表面上の誠実な性格もあってか、周りの女性スタッフの何人かは結構胸キュンだとか。 


◇魔術・奥義

・M.I.E(マーダー・インク・エリーゼ。略してミー。ミーには私、自分の意が含まれており、起源に関わる能力である事を暗示している)
彼の裏稼業のコードネームである〈M.I.E(マーダー・インク・エリーゼ)〉からそのまま名付けた能力。インクにはIncとinkの両義を
含ませており、その能力の概要を示している。さらにマーダー・インクのイニシャルM.Iは映画ミッション:インポッシブ○と重なり、
題名の意味が「遂行不可能な任務」「命がけの任務」から、ネタ的には蓮瑛の生きがいをそのまま表現したものとなっている。
この能力の大本である彼の〔穿つ〕という起源には領域侵犯の意味合いが含まれており、それは他の領域内に侵入し、
力を誇示して満足感を得たいという「権力作用」の顕現であり、又、異性に対する男性の潜在的欲求でもある。
処女に特別な価値を感じる者はこの欲求傾向が強い可能性が高く、即ち彼のロリコン趣味はこのことが関係しているのだ。
〈M.I.E〉、それは起源〔穿つ〕により生み出された、そこにある全ての存在、現象、ないし空間そのものを穿つことができる超能力的異能。
これは表面的な意味ではなく、例え空間、次元的に遮断されてもそこに何かきっかけや狭間のようなものが少しでもあれば向こう側まで介入して穿つ事が出来、
そこが何層であろうが何次元であろうが連なった並行世界や無限世界であろうが関係なく、
同時にその効果範囲箇所に関わる「本質」全てに穴を空けることが可能な、亜絶対的領域侵食能力。
その効果範囲箇所さえ重なればいかなる能力によっても効果発生は不可避に近く、
単なる破壊とは違い他領域に対する強制的侵食能力なので効果範囲内のいかなる要素も基本的に関わらない。
例え魔法並みの強力な庇護効果であっても穿つことに対し一歩も引かない単純ではあるが強力な異能である。(例外が無いとは言わない)
なので実際のところ対象は常に世界或いは宇宙空間そのものであり、その効果範囲、言うなれば〈M.I.E(ミー≒術者の)〉領域に世界が穿たれたのち、
その後修正され、結果的にぱっと見何もない通常的な空間へと戻るというのが大まかな顛末である。ある意味においては固有結界と似ていると言っていいかもしれない。
効果自体は恐ろしく強力だが術者が行使できる距離はそれ程広くはなく、身体の表面から65cm程。その空間内であれば効果範囲は問わない。
能力効果は彼のイメージにより周囲に発現し、その形を如何様にでも変える。特に手を振り回したりする必要性はないが、四肢を伸ばせばその分だけ
効果が及ぶ距離が広がるので、体術と合わせる事で使い勝手が著しく向上する。
当然効果範囲が小さい程負担は減り、発生速度は上がる為、何処をどう穿つのか毎度の判断が戦況を左右するだろう。
負担、発生速度、効果の三者を鑑みて50cm程度の長さの蛸糸程の細い糸の様に発現する事も多い。そのサイズであれば同時複数発生や連続使用もそこまで苦ではない。
上手く接近出来れば一瞬で脳を損傷させる事等が可能であり、対象によっては能力発現の暇を与えない事が重要。
脳を穿つ事に成功した場合大抵は戦闘不能になるが最低でも動きが一瞬は止まるので、大技で追撃することが可能になり、
その対象が驚異的な回復能力持ち等であれば全身丸ごと穿つ必要がある。
立体的な形は効果は絶大だが、しかし少し範囲を広げるだけで負担は飛躍的に増える為に注意が必要。
尚、この能力は防御に使うこともできるが、能力の発現は基本的に持続できず一瞬であるため、上手く使わないと穿きれないことになりかねない。
防御方法の例としては短時間に絶え間なく連続発動し、M.I.E領域の薄い幕を複数同時に発生させ重ね続けることでバリアの様な効果を発することができる。
しかし連続使用による身体への負担は絶大なもので3秒程でボロ雑巾の様になり鼻や目から出血。5秒を超えると最後には脳死してしまう。
これらの過度な能力使用において脳に負担が大きいというその欠点をある程度補うのが蓮水の〈元真零〉である。
尚〈ゴースト〉は結果を再現する為、〈スタンプ〉の蓮瑛と同様に連続使用は5秒が限界。
ただし彼が戦闘で用いたいのは小火器の類である。〈M.I.E〉が近距離にしか使えないという事もあり、
状況的にやむおえず格闘するまでは能力一辺倒で闘う様な事は決してしない。


◇ストーリー(○学歴の〜以下同文)

経営者と暗殺者、ソーマトロープの様に光と闇が周期的に交互に切り替わる二重螺旋生活。そんな日々の中、
フレンゾス・サイラムと名乗る謎の女が彼に接触してきたことがあった。
全身藍緑色の、スリットの入った派手なタイトドレス風のワンピースを着たコーカソイドの淑女で、容姿年齢は壮年の一歩手前といったところ。
蓮瑛は真性のロリコンなのでただの気味の悪い女としか思わなかったが、その容姿は一般的に見て美人であり、その優麗な姿は如何にも貴婦人を思わせる。
彼女は蓮瑛の事をいくらか知ったようなそぶりで近付き、仕事帰りの蓮瑛に軽く自己紹介したのち、微笑み、そして何かを刺突した。
驚愕と戦慄きが同時に走った。むしろ刺された事よりも、戦闘のプロである蓮瑛が、腹部に攻撃を受けるまで何も、反応すら出来なかったからである。
勿論蓮瑛自身こんな気味の悪い初対面の女に油断などするはずもつもりもなかった。なのに微動だに出来ないまま腹部におそらく刃物を突き立てられてしまった。
その事実にまずは混乱したが、コンマ5秒で彼は正気をとりもどし完全に懐に入られた状態で反射的に彼女の右側の総頚動脈めがけ、
自身の右腕の袖に忍ばせていた刺した部位に高圧ガスを吹き込み破裂させることのできる仕込みボールペンを刺し込んだ。いや刺し込もうとした。
だが首に刺さる前に、その腕を彼女の左腕にありえない速さと膂力で?まれ、さらにつかんだ腕の肘に右腕掌底を当てて上に持ち上げ間接を極め。
開いたわき腹に蹴りを入れるように見せかけて、それを待っていた彼の左腕に握られていたもう一本の仕込みボールペンを蹴り落とした。
想定内といわんばかりに負けじと右脚で下段を狙った蹴上げの初動を見せるつもりだったが既の所で異変に気付いた。すでに彼女は其処には居らず、
出会った時の微笑のまま、約5m後方でFNファイブセブンUSG を構えていた。これは蓮瑛側にしてみれば異様な事態である。
彼はその豊富な戦闘経験から、つま先部分をメタルプレートで頑強に補強された靴による蹴上げもしくは蹴上げフェイントからの流れを幾通りか組み立てていたし、
さらに飛び道具を持たない故に徒に間隔を広げる気は毛頭無かったが、
しかしさすがに目の前から急に消失すると同時に間合いの外で拳銃を構えられるとは予想だに出来なかった。
その間に果たして時間は存在したのかと疑うべきか、実際彼の目には誇張でもなんでもなく本当に消えて瞬間移動してしまった様にしか見えなかったのだ。
「アナタはもっと強くなれるわ。今よりもずっと、またあいまショ」
そう言って微笑んだ女を前に、蓮瑛は不意に意識を失ってその場に崩れ落ちた。

誰に救われたのか、倒れた場所からほど遠くない市民病院のベットで彼は意識を取り戻し、気付いた看護士に呼ばれ様子を見に来た医者から聞いた話によると、
運良く通行人に見つかり、駆けつけた救急車でこの病院に運ばれたとの事だった。軽い脳震盪で特に異常は見られないと医者は話したが、
それ以外に腹部に新しい傷が一箇所だけあり、それは最初に何かで刺された刺し傷であった。見てみると思ったより軽傷で済んでいた様子で、
その傷口からして千枚通しの様な鋭い針状の凶器でぷすりとやられただけだと説明を受けた。
どうしたのかと医者に尋ねられたが彼は早く切り上げたかった故に適当にごまかしてしまった。そもそも彼自身が全く整理出来ていなかったのだ。
俺は撃たれたのだと、あの時頽れる時分に彼はそう思っていたがそれは間違っていた。ならばなぜ意識を失ったのかそれこそ腑に落ちなかったが、
腹部の軽傷が原因だとは考えにくかった。あの短期間で意識を失うほど出血はしていなかったという記憶がそう思わせたのだ。毒か?いや違う。と、
次々に思考をめぐらしたが、特に後遺症は無いので、この程度ですんでひとまずは良しとした。
しかし次の疑問がすぐに訪れる。あの女の目的である。蓮瑛がここにいる以上、塞子の者と知って誘拐しようとした訳でも
ないらしく、しかしただの嫌がらせとも到底思えなかった。彼女は明らかに普通ではなかったし銃も持っていた。
いくら考えても埒が明かないので彼は思考を停止し、ベットから降り、窓辺に立って窓の外を眺め目をつぶる。すると不思議な違和感を感じた。
何かが違った。何が違うのか分からないが体の内側が新調されたような、そして湧き上がる何か。これは以前から彼が抱える暗い願望に似ていたが少し違う。
もっと単純な、欲求。何でもいいから壊したい、抉りたい、穿ちたい、そう思った瞬間。
パリッ。静かに目を見開き正面をみた。風が顔に当たった。それはおかしい。目をつぶる直前まで窓は閉まっていたのに。注視すると確かに窓は閉まっていたが
その代わり窓ガラスに大きなくっきりとした円状の穴が開いていたのだった。それが自らの高揚によって起こった結果だと理解する頃には、
その病室は穴やクレーターのような凹みだらけになっており、後に看護婦が異変に気付いた時、その破壊された病室の床に気絶した蓮輝がうつ伏せに倒れていた。





(興味のないどうでもいい話かもしれませんがこれらの設定やストーリーは、参加予定であった他の4ペアと若干関わっており、
 そちらを読めばおそらく犯人分かりますが、諸事情により無し。尚、いつまでこの企画が続いてくれるのか不安なんですが、
 今後表に出す事があれば、それらは今回のトルーパーと同時期の話なのでご了承してほちぃ。うーんこの鯖が4次の話ではないとした方がいいのかも。
 分かる人だけ解る様にネタ晴らしすると、トルーパー以外の残りの鯖クラスは、レイザー(女神)、アクター(小説)、マーダラー(UMA?)、ステアラー(小説)の4体、
鱒はアピイラのみですが、日英ハーフ(パパ)、日本人(主人公的高校生)、イラン人(イラン人)、イギリス人(パパの元親友)の4名
ついでにいずれかの協力者2名でどちらも人の姿をした人外娘。
 あまりマニアックネタではないので今回ならまだしも、それ以降鯖等のネタが被ってしまった場合は本気ですいません。
 でも次があった場合際限ないから色数制限しようとかでルール変わりそうw二次の段階ではそう思って三次はD4に拘りましたが、
 次回から制限きつくしてってなれば多分見る専になるでしょうねw)



◇デザイン説明(前回を反省してだらだらだらだらだらだらと超説明してますし生意気にsuge-語っています。
        さらに私のガチ過ぎる部分も多分に出てるかもしれないので時間があっても読まなくていいですマジで。いらっとしても責任は取れません。そもそも説明するの嫌いw)


・トルーパー
デザイン起源は「ロリショタ」です。炉利キャラを描くぞって決めていたので、そこからネタ探しに入りました。
もっとらしくてマニアックなネタもあったかもしれないんですが、今回自らに架した縛り?がロリ、ショタ、美少女で、選ぶのに難儀しました。
継続性というのも意識して、インド神つながりもいいかなと思い、最終的にこのショタ神に決定。
体術系は動きで魅せれるので、設定そのものを読むよりは、特に映像にするとバーサーカー的なアクション性からくる魅力が出る気がします。
やっぱりバトル系はアクション要素欲しいです。特に鯖は花形的存在なので、個人的には非戦闘的だと意外性があっても普通に盛り上がらないと思いました。
ですのでキャラ的に面白さ、格好良さ等を引き出す要素あるかどうか、又そういった要素を感じさせるある種の予感めいた雰囲気(ワクワク感)が
作品として大事なんじゃないかなと思い、そういう意味でこのショタ神は強そうなネタと、しかもそこまでメジャーでもないですし、
結構いい塩梅かなと。たしかに厨二要素は欠けていて、あまり本家っぽくはないかもですが、
本家らしさよりあくまでこちらの神様OKな聖板らしさという意味では、適ってるんじゃないかなと個人的には思ってます。
二次創作的設定とはいえ、聖板戦争独自の魅力を出していきたいなぁと思いました。
又、妄想ではストーリー的に他鱒達との絡みや駆け引き、総じて先の読みにくさを優先したいので、ネタや設定中心の話にしたくないというのもあり、
ストーリーに深く関わらない極力シンプルなものがいいと思いました。後はかぶり防止も兼ねて。
でもそういうのが駄目なんでしょうね;
私自身が悲しいかな設定を考えるのも説明するのもされるのも苦手でして……だって馬鹿だからw笑えるのは好きですけど。
なので一応文章量だけですが少しはがんばってみたつもりです。熱意が伝わりさえすれば御の字。

今回は絵を大きめに描いたのであまりドット的な描き方、色数制限、整ったアンチエイリアスとかよりは、
ルールの範囲内で出来るだけ分かりやすく伝える事を優先しています。このぐらいのフリーサイズ一枚絵でキャラクターを描くのであれば、
個人的にドットの本質的な部分とかは容量と効率、解像度、手間の問題なので、絵そのものの魅力やエンターテインメント性にあまり関係ないのかなと感じたからです。
企画の本質として結果的に人が見て楽しめるかどうかの方が大事なんじゃないかなぁと思いました。
画力上げてドット絵を普段描いていれば、どんなドット絵でも描ける様になるでしょうし、最終的には個人のスタイルであって、
少ない色数で丁寧なアンチエイリアスで綺麗に上手く描いた方が凄いなんて事はありませんから。よく漫画とかでもシンプルに上手く描いた方が凄いとかいいますが違いますよね。
その事を踏まえ、しかし少ない色数で描いてへー上手いねになるよりは同じ絵で労力と色数を増やしてでもおおスゲー頑張ってるなの方が人は楽しんでいると思います。

結果が、作品が良くなれば別にどちらでも良くて、色数に頼るとかではなく、選択肢として色を増やした方がより作品が、キャラが良くなると思うなら、
出来る範囲、ルールの範囲内で増やすべきだなーと思いました。人様に見ていただくからという意味と、それはある意味キャラ愛です。
前回私は色々考えてD4サイズに拘りましたが、ドット好き特有の拘りは今回無しの方向で、
ルール以外の制限を設ける必要性は作者の個人的な事情以外には無いと思いました。
皆さんがこの企画で一番見たいのは皆さんの個性溢れるキャラであって常識的なドット技術とかじゃないんじゃないかなと。
まぁでも私的には出来るだけ自キャラに感情移入したいだけなんですけどね;それはシンプル塗りではちょっと実力的に無理っぽいです。
これはあくまでも未熟な私事ですが、めんどいからといってのごく普通の作品を少ない労力でセンスぶっても描いた自身を含め誰も感動しないと思います。
やはり皆さん目が肥えてるでしょうし、又、私自身ナルい作品が超絶嫌いなのもあり、
キャラの本質的な部分を出来る限り表現したいので特にあっさり小器用には打つべきではないと思いました。
中途半端な画力の私がそれをやれば自分的にも気障りな絵になりそうだったので。
例えただのシンプルなアニメ絵裸体でも単純に色増やして細かい遠目に見えない部分までがんばればおお〜ってなります。多分。おそらくそれに対するこだわり、心も増して伝わります。
同じ様にこの程度でいいやという甘えも理由はどうあれ見る人が見れば必ず伝わっちゃいます。より多くに人にイイね!といってもらうには絵柄・キャラ性の好みを超えた何か、
例えば人があんまり持たない様な拘りを込めないといけないなぁと思いました。私の場合は一瞬でも生きて見えるかどうかです。感情移入したいですからw
そういうわけで恥ずかしながら暴走気味にとにかく強引に正当化してみましたが表現の幅を狭める保守的な考え方は捨てました。

具体的には色のパーツ分けを明確にしてないのと、どう思われるか分かりませんがedgeのぼかし機能も多用しています。
ですがそれだけだとただぼんやりした感じになるので調整はドットらしくポチポチ打っています。こっちのが時間かかってしまう;
もちろん全て一からぼかし使わずに打つ事もおそらく可能ですが、それにかかる時間を考えると生産性とクオリティ(生感、人間味)を優先せざるを得ませんでした。
こういったツールとか色の多さ、他は例えば特殊加工とかの類は人によって拒否反応があるかもしれないので一応説明というかそんな感じです。

所詮絵は結果ですが、構図やポーズはキャラの雰囲気やコスチュームを分かりやすく見せることに加え、客観的に先ず頭部に目線が行き、
続いて槍から脚の機械部分。最後に全体に目が行くよう心がけています。後は顔等を大きめに描く為に座らせる等は前回でもいくつか見られたやり方ですが、
コスチュームを見せやすいという優秀さから今回は他キャラにも採用してるくらいです;私は設定資料らしきものを描かないので、
ポーズも出来るだけデザインを見やすくがテーマです。しかしそれだけだと戦士系の割には大人し目になってしまうので、槍を手前に突き出すように配置しました。
それでもどちらかというと静的な印象ですけど;パースがつくようなポーズが増えると前回のチャットで言ったくせして自分は超ひかえめというのがアレですが、
実を言うとナチュラルな落ち着いた絵が描きたいというのが私の素の部分なのでそこの部分は上手く変えられませんでしたwちょっと後悔;
まぁコスチューム見せるのも大事ですし……。

コスチュームデザイン的には「ロリショタ」から出発して、すぐに思いついたのが「スク水」です。それ以外も候補はありましたがほとんど迷いませんでした。
インド神っぽさを資料見ながら真面目にデザインするという気はこのキャラに関してはあまりなく、
少しでも面白くなればと前回に引き続きコスプレ的要素を混ぜてみようと思いました。聖板に近寄りつつも独自路線が出せればいいかなという狙いです。
幼性を強調する事が第一でしたのでいろいろ試行錯誤してみたらこんな感じに。スク水的な部分は結構まんまです。
あくまでもデザインモチーフなのでアレンジは当然しましたが、分かり辛くなってはコスプレ的意味合いが薄れるので意図的にそういう方向で、
スク水を前面に出しつつもスク水だけだと露骨にシンプルすぎるので、その他のパーツで土着神、自然信仰といった要素から、
「生命」「自然」といった大げさなテーマを表現しています。

配色のバランスについては、Fat○を見る限りカラーがはっきりしている格ゲー的な感じなので、スク水から青系を主役にし、
他の色でそれを引き立たせる事を考えて全体のデザインを決めていきました。
髪は植物を意識しつつ、配色は先に述べたテーマから水とか海、あるいは母なる大地的な意味で地球っぽくしています。
そのおかげで水色に近くなり、デザイン的にも設定的にもスク水との相性も良くなったのではないでしょうか。
又、沢山の腕を持つ元ネタの設定を遠まわしに表現したかったので、頭の髪部分は手の表現を込めて描いています。(よくあるデザインかもしれませんが)
もしエロゲーならトルーパーは完全に触手プレイ要員。

アピール絵の方では間接的な手の表現をたくさん試みているので、想像力のある人程いろんな所が手の表情に見えてくるかもしれません。
実はアピール絵はトルーパーの普段の髪型の方を描いた方がいいかなとも思ったんですが、
ウネウネ髪を描くのが楽しかったのでそれをモノトーンな感じでやってみました。本当の題名は「高麗人参頭」ですw高麗人参って凄く人に見えますよね。
これもedgeのぼかしツールを多用しています。ドット絵を含め下書きから全てマウスオンリーなのと慣れてるのでedgeがどうしても使いやすく、
又、全身絵等はドット絵並に時間がかかるので残念ですが基本的にアピイラとかは顔のアップしか描けませんw;

槍のデザインは全体的には葉っぱをイメージしていますが、他にも海洋生物の骨とか化石やその他諸々の要素を加え、「生命」のテーマを強調してみました。
これは一応[ヴェール]と関係があります。

脚や腕に見られる機械的なデザイン描写は、ちょっと強引ですが敵を倒す為に造られたトルーパーの兵器的側面を表しており、
デザイン的魅せ方としては映画アバ○ーとかと同じで、無機的なデザインとの対比によって、自然物的なイメージの色をした髪の部分をより強調し、
より美しく見せる効果を期待しています。後はごちゃごちゃと細胞っぽく血管ぽく細かくして身体の一部であり変幻自在であることを表しています。
イラスト用のディテール重視デザインなので、もし省略する場合は(胸パーツも自重)、強いて言えばより包帯的な感じになるかも。
なのでこれも一応ロリ包帯とか、脚部分のシルエット的にはスパッツショタ的なコスプレフェチ要素?が入ってますね。
メカデザインなんて普段しないので、遡ると作る根性も無いくせにmugenキャラ作りたい欲だけで完全にイキってた暗黒時代のオリキャラ以来2回目w
もっと学んで修練が必要ですなぁ。

最後に表情ですが、化け物じみた頭部の割には、凄く純粋そうな真面目そうな感じにしています。
トルーパーは軍神ではありますが同じインド神のカ○リー的な殺戮狂ではないというのと、
戦争において完全に自分をコントロールする事のできる有能な指揮官であるというのを表現する為です。あとは一番大事なロリショタ要素の為と顔デザインを崩さず見せる為。

こういう開き直った様な露骨な感じは好き嫌いが分かれたり、ただのスク水でしょ?的な人はダメかもしれません。しかしいざやってみると落とし込むのは結構難しく、
実はシンプルなようで今回の中で一番バランスに悩んだデザインだったりします。
そのまますぎて違和感が出たりシンプル過ぎて地味に見えやすいんですよね。客観的に考えると、どうなんだろう……というのが今でもあります。
イマイチでしたらそこに(コスプレ)踏み込んだ気概だけでも評価してもらえると嬉しいですw

現代の住宅街等が戦いの舞台なので違和感が出ない様に原作同様奇抜過ぎない方がいいかなとか、ファンタジー過ぎない方がいいかなとか、
夜闘う事が多い感じだから夜に栄えるほうがいいかなとか背景との兼ね合いも含め結構真面目に考えました。あまりにデザインが浮いてしまうとダサく見えてしまうので;
ネタ的な感じではありますがインパクトというよりは原作の雰囲気を外さない様にすっと入っていけるデザインを目指しています。変形すれば嫌でも浮きますけどw

能力の方はこれでも結構悩みました。個性的な能力って作りたいですし面白いんですけど、大抵は相性とか攻略法があったり、
逆に無かったら強すぎたりするのでただの壁にしか感じない時があります。そういうのも好きなんですが、原作は基本的にタイマンアクション物だと思うので
セイバーとかシンプル強キャラ勢に攻略されるしかないキャラ能力ってちょっと悲しいみたいな、そういうこと考え出すとどんどんシンプルになってしまいます。悩みですマジで。
なので能力自体の個性よりは、流れるアクションの中でどう面白げに見せるのかという事を優先して考えました。完全にアメコミ脳。
その為このキャラは立ち位置を明確にはしていません。初戦の敵とか中ボスとか主人公とかやろうと思えばどれでもという微妙なラインを目指しました。
それは未投稿含め全鯖そんな感じです。妄想がいろいろ出来て楽しいんですよね。
それと原作は宝具による大技以外での武器での立ち回りが若干大人しい感じが時折したので、
そういう意味でもいろんなアクションシーンがどんな場面でも常時行える様にっていうのもありますね。
ターラカジットに関しては無限回復、防御無視、触れられない等何でもありの聖板的には無いと勝てないので必要だとは思いますが、
本来は無くてもいい能力だと思っています。あえてシンプルに死なない神秘を無効にしとかないと多様な能力に対処しきれないのでそこらへんは強引ですw


最終的にまとめると、ロリ兼ショタキャラが少女用スク水風コスを着て四つん這いに構え、
ゴルゴーンの様な頭でバーサーカー的な激しいアクションを繰り出すキャラに仕上がりました。


・塞子蓮水(さいこはすみ)
彼女は特にデザインに関して起源はありませんが、最初はなんとなく内面が「小悪魔」的に見えればいいかなと思って描きました。
デザインというよりは絵柄に気を使ったキャラで、私の絵は真面目なのが多いので、このキャラに関しては軽めにシンプルに、
そして明るい感じになればいいなと思った結果です。同じアニメ系でも輪之助やアクターよりさらにデフォルメをシンプルしています。
全然美少女的ではなくそこらへんは自分でもよく分からない按配です;やっぱまだ慣れてないな〜と思いました。
又、デザイン自体はおしゃれさ皆無の地味な外見ですが、内面は強い意志を持っているというのを全体的な雰囲気で表現してみました。
緑と赤の組み合わせは植物、とりわけ花と葉に見られる組み合わせで、分かりづらいとは思いますが蓮から連想してイメージしています。
しかし、季節を考えてなかったので適当に長袖着せてしまった……。

設定とは不思議なもので、他のキャラもそうですが、最初は何も考えずに顔だけデザインして適当に名前を決めました。サイコパスで塞子蓮水(さいこはすみ)です。
するとどうでしょう。彼女の蓮という字から一気に設定が出来上がりましたw簡単な設定ですかとてもサイコパスから設定付けが始まったとは思えません。
文字一つから出来上がった感じは自分が考えたというよりは、なんだかなるようになったという不思議な感覚でした。
しかも蓮はインドの国花でインド神話においても象徴的な花みたいなので素晴らしい偶然です。完成してからそのことに気付いたくらいなので運命的なものを感じましたw
でもちゃんとした知識があればもうちょっとマトモな設定やストーリーに出来たかもしれません;それに間違いもいっぱいあるかも。
結構な無理がありそうな天才設定ですが、子供が聖板戦争に関わる場合、普通じゃ絶対無理だなと、他の参加者といろんな意味で渡り合えないと思ったからです。
天才系は馬鹿な私には難しい;
そして能力についてですが、犯人の魔術師殺しが自作の鱒にいるので、その対極として魔術師っぽくなればいいなとストーリーを含め考えてみました。
(超どうでもいい起源についての補足ですが、前回全く説明しなかったので今言いますと、
 第3次の鱒2人とその他1人は同じ起源で〔認識 (プロネーシス)〕です。そして蓮水ストーリーの犯人も同じ起源です。
 なので私の創作キャラ達は一貫して起源〔認識〕を中心とした話になっています。投稿予定だった作品も何かしら起源〔認識〕と関わってるということで、
 全体を通して浮き彫りになってくればいいなあという構想です。起源〔認識〕能力の詳細は省きますが、
 蓮水の起源〔想起〕は起源〔認識〕の下位互換的な起源として考えています)


私は親ばかなのでこのキャラも一応気に入ってます。地味な子っていいです。地味萌えです。
とはいったものの、緑色の髪はファンタジーとかじゃないと、この世界観じゃ違和感が出そうです。その場合は黒っぽい感じに変えるのもありかも。

それと今回は鱒とその他のドット絵を描いていませんが、
鱒とかはアピイラのみにして、その分鯖に力を入れて多く作る方がいろんな意味で合理的だと判断した為です。


・塞子蓮瑛(さいこはすてる)
この人は最初結構リアル系の絵柄ですごく怖い顔をしていました。アピイラのみの鱒はいればいいというか、
多少、いやかなりリアル系でもいいかなというのが考えとしてありました。
しかし調子こいて描いてる途中で、本家っぽいビジュアルの男キャラを今回一人も描いてないという恐ろしい事実に気づき、急遽それっぽい感じに描き直しました。
なのでデザイン起源は「フェ○トらしさ」「蓮水の義兄」で、そこに聖板らしさである「ロリコン」を加えて生まれたのが彼です(冗談ですおこらないで!)。
「高学歴」、「高収入」、「高身長」の三高を併せ持つロリコンという一般的に見ると残念なオチがついている彼ですが、
その分容姿はイケ面になればいいなと思いながら顔をデザインしました。
アクセントとして少し変わった?伊達メガネをつけることで、彼のセレブっぽさと、変人っぽさを表しています。爽やかにしたくなかったのでロン毛にして、
ぱっと見で彼の独特な人間性が伝わればいいなという感じです。結果的には、キャラとして一応まとまったんではないかなと自賛しているんですがどうでしょう?

ていうか途中で気付いてよかったです。最初はどう見てもチンピラ的な怖いお兄さんでした。顔の角度も顎上げて見下ろしてる感じでしたし。
又、構図がサラとかぶってるのは他のアピール絵に対し無意識に描いてしまった故のミスです。俯きの雰囲気は気に入ってたので描き直しませんでした汗

能力については、蓮水と組むのならどんな能力がいいかと考えた結果で、蓮水の兵士であることを強く示すと同時に、
元真零と相性のいい能力ということでやはり攻防一体のシンプル系になりましたwよくある感じですが新しい能力なんてムリ……;

チェスで例えると蓮水がキング、トルーパーがクイーン、蓮瑛がポーンって感じです。

私の普段の絵柄とは結構違いますが、それでもまた描いてみたいと思える様な雰囲気に出来たので満足です。

※一部に輪之助、オーウェン等の正体不明な名前が入っていますが今回未投稿のキャラ。
 事前にテキスト用意してたのをそのままに文を足して使っていますので。そのせいで読みにくかったら土下座しておきますm(_ _)m







◇あとがき(チャットに参加しない分デザイン説明とここで話してます。ここまで読んでくれた人は多分暇人か良い人ですw
      ここはさらに無駄口書いてるだけですのでさらにスルー推奨)


えー、上手いエロ漫画家が増えてエロい絵を描くエロ漫画家も比例して増えるのかと思ったらそうでもないなと感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
夜な夜な私は思うのであります。間接的なエロ描写もしっかり描いて欲しいと、それは絵柄とかではなく、私が欲するのは仮想現実、没入感なのです。
だって本質はエロ漫画。そうだろ?と、今日も疲れ果てた右腕と、満たされないI棒(あいぼう)に語りかけるのであっ……消しがうざったいわっ!!(←結局そこ)
お、おう…的な犬も食わない糞下らない前置きはさておき、真面目に聖板の話をすると、
今回はこんな感じのを5作品出すつもりで、全体を通して表現するつもりでした。
それは相乗効果を得る為で、原作にしても地味なラ○サー1人だけ見たところであんまりテンションが上がらないのと同じで、
キャラデザには一つ一つ役割があるという事でそう考えていました。結果的には1作品だけでそうはならなかったんですが、
私の力でインパクトを出したかったらやっぱり1つぐらいでは足らないなぁと思います。
それでも自分をまげて今回作品参加出来たのは良かったです。なにより参加すること自体は楽しいですし、勉強になります。
きっかけをくれた御方に感謝です。
一番コスチュームがネタっぽくてシリアスなだけよりはバランスがいいかなってのが理由で5作品の中でこれを選びました
絵柄に関してはどうせロリ系描くのなら基本の萌え絵的なアニメ絵とは何ぞや?というところからスタート。
顔のバランスとかであれば適当に真似出来るんですが、それだと猿真似になってしまうので、
ちょっとした漢要素、或いはク○吉的紳士要素を意識して、「俺のフレン○」ならぬ「俺の萌え絵」を、デザイン含めて模索しました。
結果は見ての通り。
それにしてもNo.003狙ってとったらまさか真ん中とは;
元々不参加のつもりが最終的に一列真ん中ってなんかスゲー恥ずかしいです。寒い。
どうせならと期待させてからのガッカリ感を助長する為に、あえてじらすことにしました。なんでやねん。おわり