プロローグ


始まりは一粒の光だった。
瞬いては消えていく、弱々しい光だった。


いつしかは数を増やし、その輝きを増していった。
己の存在を証明するためだけに、揺り籠たる夜天を否定するような眩さであった。


が出会い、繋がり、糸を紡いだ。

が出会い、交わり、命を成した。



・・・ ・・・



那由他を跨ぐレミングス、地平の果てを目指して進む。
それはただ、与えられた命を使い切るためだけに。

  いしえだ
石枝市マップ



石枝市
総人口15万人
総面積200平方km
古くは遠く離れていた西の鉱山と東の伐採所を中心とした二つの町であったが、それぞれの開拓が進み一体化した町。
海に面しており、切り出した石や木を輸出するために使われていた港が存在、それらは今も貿易のために使用されている。
山岳地帯を切り開いて作られたためアップダウンが激しい。


 主要設備・地形

採掘場跡
地域属性活動拠点/西部
すでにすべて廃坑になっているが放置。周囲に何もなく人気がない。
作業員が使用していた寮や作業場はそのまま残されている。


住宅街
地域属性活動拠点/西部
切り開いた採石場を活用した住宅街。中央、北部に比較的近い


県立石枝高校
地域属性活動拠点/西部
敷地に対して生徒の数が多い意外はごくごく普通な高校。

制服は学ラン、セーラー


県立石枝中学
地域属性活動拠点/西部
ごくごく普通な中学校。

制服はブレザー


工業区域
地域属性活動拠点/西部
港が近くにあることを利用して資材の入荷や製品の出荷を行っている。


オフィス街
地域属性活動拠点/中央部
背の高いビジネスビルが立ち並ぶエリア。


石枝港
地域属性活動拠点/中央部
漁船や貨物船が行き来している海の玄関。


アミューズメントモール
「ポセイドン」
地域属性活動拠点/中央部
非常に大きなアミューズメントモール。市内最大のホットスポット。
さまざまなショップや映画館、ゲームセンターなどが一通りそろっている。


私立煌星高校/
付属中学校
地域属性活動拠点/中央部
国内でも上位の進学校。勉学、部活動ともに優秀な成績を収めている。
同敷地内に『煌星付属中学校』が存在している。

同敷地内の『私立煌星高校』の付属中学校。しかしながら、そこから進学できるのは約3割程度。
残る7割は他校か兄弟校である『私立銀星高校』へ進学する。
私立ということで学費が多少高く、授業も高レベル。
生徒内には「『銀星』は落ちこぼれ」という風潮が少なからず存在し
煌星を目指し日々勉学に励んでいる。

制服は学ラン、セーラー。私服登校許可。


私立銀星高校
地域属性活動拠点/中央部
私立煌星高校の兄弟校であり、同付属中学校の主な進学先。
勉強も部活動も平均以上の実績があるのだが常にに煌星高校に上を行かれている状態。
良くも悪くも煌星高校をライバル視する空気があり
特に同地区内でぶつかり合う運動部は必死である。

制服はブレザー、私服登校不可。


県立石枝農林高校
地域属性活動拠点/東部
非常に広大な敷地を持つ農林高校。畜産、林業、食品科が存在。
政府主王のビオトープ開発に協力しており、現在注目が集まっている。

私服校。むしろジャージが制服。


ほしずなビーチ
地域属性活動拠点/東部
数年前に完成した埋め立て式のビーチ。
その名に反して星砂は含まれていない。夏場は観光客を含めかなりの人数が訪れる。


森林地帯
地域属性活動拠点/東部
伐採所が管理する地帯、植林などの管理が行われている。
果樹園なども存在 手付かずの森も


ビオトープ「蓬莱」
地域属性活動拠点/東部
直径1kmほどの政府主導のビオトープのテストモデル。
小川、畑、牧場など絵に描いたような牧歌的な景色。
計画ではこの敷地内で100~300人の人間が永続的に生活することを目標としている。
将来的には国内の死地を開拓、セカンドライフの場として提供予定。

現在1~3号がテスト中(実際に人が住んでいる)、4~8号が開拓中となっている。


その他
地域属性活動拠点/全域
特になし。

活動拠点指定外や特定の場所に留まらないキャラクター用







歓楽街
地域属性中央部
オフィス街の周囲に存在する。健全な居酒屋もあれば少しアウトな風俗店などもあり。
近年治安悪化が問題視されている。


市営鉄道
地域属性全域
古くは材木運び、石材運びに使われていた線路を
改修して作られている東西に伸びる石枝市をつなぐ交通機関。
石枝市はアップダウンの多いため、トンネルの数が非常に多い。


白髭川
地域属性全域
市内を流れる川。東西の山を水源として中央区で交わり南部の海へ流れる。
その名前は山付近では流れが非常に急であり白い髭のように飛沫が立っていたことから。
中央では流れは緩やかになり親水公園なども存在。
水質がよく、生活用水にも活用されている。

鉄道ができるさらに以前、伐採所で切り出した丸太を川に流して運搬していた歴史もある。