真理を求めた結果:ヘルマン・略・デルプフェルト

 魔法少女型になってしまった大魔術師。
 ロールプレイにも割とノリ気。どうしてこうなった。


略歴

 散々聖板ちゃんが暴れているのにいつまでたっても出てこない魔法少女フォロワーに業を煮やし、大魔術師ヘルマンが自らを改造して魔法少女になった姿。
 製造者がヘルマンなのも当然である。ちなみに主人公のライバルポジをノリノリでこなしつつ魔法少女してるのはその通り。

 なお、肉体の大規模な変形(年齢・性別etc…)による自我の歪みへの対策として、魔改造前の自分の首から上をコピーし、眠らせた状態で保存している。 これは記憶や自我のバックアップであり、自我が魔法少女ボディによって歪んでしまったり、あるいは魔法少女ボディで死んだりした場合に目覚め、再びヘルマンとして活動を開始する。

「フハハハッ! 流石私!
 これならどこからどう見ても『お馬鹿で悪の組織にいいように使われているライバル魔法少女』!
 完☆璧だ!」

「何、自我の歪み? フッ、私がその程度の対策をしていないとでも?
 どこぞのアオザキほどの出来ではないが、記憶と人格のバックアップ程度ならばすでに終わっているよ」


人物

 「お馬鹿で悪の組織に騙されている悪役魔法少女」のノリでロールプレイ中。
 だがそもそも元が男なもので、聖板ちゃんほど振りきったロールプレイはできていない。
 聖板ちゃんに比べて布地多めな服装である理由はいざ自分が着る段になって急に恥ずかしくなったからだし、 元々のローブのデザインを踏襲しているのだって常に着てた服を急に変えるのに抵抗感を持ったからである。
 多分その辺り朝子さんに内心呆れられてるのだが、考えると辛いので意識から外している。

「うむ、やはり元気なお馬鹿っ娘はこう『っ』で終わるような言動が良いな」

「う、うーむ、これを私が着るのか……?デザインしておいてアレだが、流石にこんな水着みたいなのは……。
 よし、ローブのデザインを加えてスカートと前掛けをつけよう、それが良い」


能力

 少女型ゆえに身体能力は落ちたものの、聖板を核にしただけあって少なくとも変形前のヘルマン当人を超える総合戦闘力を持つ。
 単純戦闘力はサーヴァントの平均を下回る程度だが、聖板ちゃんと異なり非常に高い魔術能力を持つため、搦め手が非常に得意。
 基本的には星の鎌を用いて周囲のものをゴーレムへと改造し、そのゴーレムと連携して戦う。
 これらのゴーレムの能力は基本的にそう高くもないが、十分に儀式を行って製造したものは彼女と連携すればサーヴァントを撃破することも可能なほどの能力を持つ。


行動指針

 基本的に地下秘密基地でフィギュアを作ったり朝子に無茶ぶりをしたりしている。
 ほかにも時々、聖板ちゃんと一緒に出かけて街を散策したりとかしていたりも。







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