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クラス 真名
タイクーン 徳川家重
属性 性別
秩序・善
身長・体重 マスター
156cm・43kg 藤 八水
詳細情報
筋力 耐久 敏捷
魔力 幸運 宝具


保有スキル

甘えん坊
暴れん坊であった父とは正反対、度が過ぎたあまえんぼさん。一人ではほぼ何にもできない。生前は側用人を常に傍らに置き、万事を世話してもらっていた。現世に召喚されて後は、マスターである藤八水が代わって世話係を務める事になる。全身から発する小鳥の雛のような依存のオーラは、周囲の人間に働きかけ思わず助けたくなってしまうらしい。ほっといたらそのへんですっ転んで一日で死にそうに見える。


アホの子
もちろん父親であるあの人物がアホだと言っている訳ではなく、アホな子であるという意味である。その揺ぎ無きアホさ加減により精神干渉攻撃を防ぎ、逆に相手を精神汚染するスキル。史実では生来虚弱の上に脳性麻痺の疑いもあり、言語も不明瞭で大奥に引き篭もって放蕩の限りを尽くし人前に出るのを避けていた…と言われているが、当サーヴァントは後述の女性説を採用。女性であった事と、おまけにアホである事を隠蔽する為に多くの誤解が生まれたとしている。


カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。彼女の宝具を使用するのに必須の能力。アホでも一応は将軍なのだ。


女性説
実は女性であった…という実際にある説を体現したスキル、というより特徴。これにより後世に一般的に伝えられているものとは逆の性別となっている。埋葬されたその遺骨の調査の結果、男性とは思えないような整った顔立ちや骨格が判明したり、日夜大奥に入り浸っていた割には子供がたった二人のみであったり、死因が女性に多い病気であったり、当時の武士にしては珍しく生け花の趣味があったり…と疑わしき部分は多くある。側用人として常に近くにいた大岡忠光とも、実際には男女の仲だったのかもしれない。だとすれば、人目を忍ぶ恋であったのだろう。実子とされる次代将軍の家治は、父吉宗の子だったのかも…。


柳生新陰流剣術:E
徳川将軍家兵法指南役、柳生家に代々伝わる剣術流派。将軍という事で家重も習わされてはいるが…ぶっちゃけぜんぜんダメ。しかし本人は剣の達人だと思っている。ちなみに家重が持っている刀は備前物。宝具でこそないが、『 鉋切兼光 』という将軍家伝来の破魔の名刀であり、それなりの攻撃力はある。が、重くて振り回せないので仕方なくマスターに貸して使用してもらっている。


保有宝具
せいいたいしょうぐん
征夷大将軍
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:数万人

天下を治める武家の棟梁として、旗本八万騎を統率する徳川幕府の頂点に立つ地位を具現化した宝具。
この宝具を使用すれば、サーヴァントの胸に輝く葵の御紋の刺繍から眩い光が発せられ、遥か空中にアオイ・サインのマークが投射される。さすればその紋様を目印にして将軍家に仕える八万の軍勢がいずこともなく集結!干戈の閃きと馬蹄の轟きを以って、立ちはだかる夷狄を千々に撃ち砕き成敗する。
アイオニオン・ヘタイロイに似ているが、あちらとは異なり固有結界などではなく効果時間も一瞬。膨大な魔力で形成された質量を有する幻像の群れ、といったところである。それでも高い魔力を消費する為か、おいそれとは多用できないのも難点。
戦闘以外でこの宝具を使用した場合、胸の紋所が煌けば、江戸時代出身のサーヴァントや徳川家ゆかりの武将などはひれ伏してその意に逆らう事すらできなくなる。その威光は日本国の民のみならず、勇猛なるサムライのトップ・タイクーンとして異国の人間達にも畏敬の念を抱かせるほど。
元は蝦夷征伐を任じられた坂上田村麻呂のような、天皇に任命される軍事指揮官を指した地位。武士の世が到来してのちは、日本国を動かす事実上の最高権力者の呼称となった。


おんみつおにわばんしゅう
隠密御庭番衆
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:20人

サーヴァントの父である八代将軍・徳川吉宗が新たに設けた幕府の隠密職を宝具として再現したもの。子である彼女にも引き続き忠誠を誓い、その手足となって戦闘に情報収集に活躍するお抱えの忍者集団である。魔力消費量も少なく、汎用性が高くて使い勝手が良いので、よく使用される。変装し市井に溶け込んで聖板戦争の情報を集め、敵を追跡し、仲間と連絡を取り合うなどにも重宝。戦闘においては手裏剣や火薬玉などで援護してくれる。
江戸時代中期、乱世で名高かった伊賀や甲賀の忍たちは平和な時代にすっかり腕を鈍らせ、役に立たなくなっていた。彼らの代わりに隠密職に就いていた柳生一門ももはや昔日の栄光無く、ただの剣術家として技を伝えるのが手一杯。そこで将軍吉宗は、故郷である紀伊に古くから棲まう忍者集団・根来衆を呼び寄せ自分の配下に置き、情報収集の任に当たらせた。これが御庭番衆の起こりである。
ちなみに当サーヴァントのマスターである藤八水はこの根来忍者の末裔であり、徳川幕府御庭番衆を務めた家系の出でもある。なもので、この宝具使用時に現れる忍者の顔触れの中には、八水そっくりな彼の先祖・名取弥次右衛門の姿も見られる。




投稿者・コメント

国巣
目取真チームの一員。チームでは妹分的存在。

愚鈍な暗君であり、志村けんのバカ殿様のモデルになったのではないかとも言われる徳川幕府将軍。 かと思いきや有能な官僚だった田沼意次の才能を見抜いて取り立てたり、女性説が取り沙汰されたり、 能楽を嗜んだりと、単純な愚か者とも思えないような逸話が残されている。

   …正直ちょっとやり過ぎた感のあるキャラだが、他作者さん達の濃いキャラクター群に紛れれば目立たないと言い聞かせて作成。 実は24歳。おっぱいもけっこうある非処女。

もしも徳川将軍が代々女性であったとしたら…というIF設定を元に描かれた漫画、よしながふみ作の『 大奥 』に影響を受けて作られたキャラクターである。